• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年6月
    « 5月   7月 »
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2025年06月20日

    選挙の「公約」になる観光

    自民党 公約・政策パンフレット

    との記述がありました。確かにインバウンド市場は活性化していますが、その恩恵が日本人「だけ」に

    集まっているわけではなく、違法民泊や白タク問題、宿泊施設の外資参入など多岐に渡る問題が山積み

    です。

     

    選挙の「公約」とするには、よりインバウンド活性化の恩恵を日本人に集中させる、という方が正しい

    のではないでしょうか?一部、オーバーツーリズムに悩まされている地域や公共交通機関のマナー問題

    など日本人にマイナスの影響が出ていることも確かで、その反面儲かるのが外国人・・・だと目も当て

    られません。

     

    経営でも儲けが出ている時が改革改善のチャンスであり、下降基調の時の改善よりもはるかにやり

    やすく効果検証もしやすくあります。単純に政策の愚にさせることなく、観光立国として永続していく

    仕組みの構築が求められています。

     

    2025年06月19日

    生産性を阻害する迷惑電話

    先日、クライアント先様で会議をしていると迷惑電話が「携帯」にかかってこられていました。

    個人や会社の携帯にまで迷惑電話や営業電話をかけてくる悪徳企業もあり、「そんなことされて

    営業受けると思っているのですかね?」と会議メンバーで首をかしげていました。

     

    今日はオーストラリアの番号から着信がありましたが、そんな電話とるわけありません。

    電話番号を記載していない企業やサイトも増えてきましたが、宿泊産業ではそれはできず

    難儀されている方々は多いのではないでしょうか?

     

    電話受けをするサービスもありますが、コストの問題があり抜本的な改革にはほど遠くなって

    います。ホントにそういったことしてくる人たち困った問題ですね。

    2025年06月18日

    マナーではもはや歯止めが利かない世の中

    自転車 交通違反「青切符」反則金額決定 来年4月1日から取締り

    というニュースが流れています。

     

    最近に限らず、マナーの悪い・・・という概念を飛び越えた自転車運転をしている人も

    いるので、仕方のない規制なのかもしれません。

    私の地元のポートアイランドにかかる橋は歩行者も自転車もOKなのですが、坂や狭い場所では

    「自転車を降りて押して走行してください」の標識や係員さんがいる場合でも猛スピードで運転している

    人もよく見かけます。

     

    今日はさらにタバコ片手で吸いながら運転しているおばさんにも遭遇し唖然としてしまいました。

    マナー云々の話では、もはや抑止力にもならないので・・・ということの法改正でしょうが、

    危険運転している輩を一斉摘発してもらいたいものです。

    2025年06月17日

    現場でしか知りえない情報の重要性

    有馬温泉に出張でした。

     

    ここ2~3日で一気に気温もあがり、梅雨の湿気で現場の空調を冷房にされたそうです。

    中途半端な気温だと冷暖房の切り替えに手間がかかりますが、季節の風情を抜きにすると

    暑いか寒いかはっきりした方が施設にとってはよいのかもしれません。

     

    今日もブログにかけないネタ満載でしたが、こちらのクライアント先様もエリア外のことは

    マスコミ等での発信などでしか知りえないので、他地域のリアルな話をすると驚かれていました。

     

    ネット上にのらない(載せれない)話の情報をどれだけ仕入れられかと、そこからどういったルール

    化をするのかが最重要と改めて実感した次第です。

    2025年06月08日

    「晴雨兼用傘」

    先日、久々に大阪の東急ハンズに行ってきました。

     

    梅雨シーズン突入前ということで、売場の一角に、男女ともどもの「晴雨兼用傘」コーナーがあり驚きました。

    個人的に晴れの日に日傘をさすという習慣も概念もありませんが、今の常識はアップデートされて

    いるようです。

     

    売り場コーナーを見ても、個人的に使おうとは思いませんでしたが、旅館においても街歩きできるよう

    雨傘を置いている事例はよく見ますが、これからは「晴雨兼用傘」を置く必要があるのか?とも。

    それほど今の気候や太陽熱はカラダに害があるということと認識しました。出張ばかりではなく

    都会のショップも見て回る意義を感じた出来事でした。

    2025年06月16日

    空気飛ばすくらいなら人を飛ばしてほしい・・・

    長崎に出張でした。

    搭乗予定便が、長崎空港強風の為、着陸できない場合は伊丹空港に引き返す条件付き運航に

    なりましたが、無事に長崎に到着することができました。

     

     

    始発に乗って空港に到着してから、条件付きとい言われても・・・というパターンですが

    こういったケースで本当に引き返したことはありません。ただ、強風の影響か長崎空港から

    壱岐に向かう便は欠航となっていました。

     

    さて、全国的に修学旅行全盛時期とはいえ個人が動きにくい6月。月曜の朝イチ便でしたが

    空席も目立ちました。ただ、特に航空運賃が安いというわけではなく、需給バランスに合わせて

    料金変えているのか?とも。

     

    人が動けば地域も活性化しますので、空気飛ばすくらいなら人飛ばした方が良いと思うのですが

    航空行政は摩訶不思議です。

     

     

    2025年06月15日

    SDGs認証より欲しい認証制度!?

    先日、あるクライアント先様で伺った話です。
    最近、よくお客様から「ここの宿は日本人ばかりでスゴイわね!」と言われるそうです。

     

    旅館の方が「いえいえ、最近は韓国や台湾などからもよくお客様がいらしていた
    だいていますよ」と回答すると「お客じゃなくて、あなたたちスタッフのことよ!」
    とおっしゃられるとか。

    ※注)こちらの旅館様には外国人スタッフはいらっしゃいません。

    特にツアーでご来館されたお客様に驚かれるそうです。

     

    外国人差別等の話ではなく、実際に日本人スタッフのみで運営されているクライアント先様
    もあり、そういった宿を求められているお客様もいらっしゃるという【事実】に対し、

    まさか旅館側が「うちの旅館のウリは日本人スタッフが多いことです」などと言えるわけは
    ありません。

     

    オサムイSDGs認証などより、よっぽどそういった【お客様が望む認証制度】を作る方が
    皆が幸せになれるのに・・・と感じた出来事でした。

     

    弊社のクライアント先様で、外国人スタッフが頑張っておられる先も多くあります。
    繰り返しになりますが、「差別」ではなく、現実に起こっている事象に対してのコメント
    です。何が何でも差別云々の話につなげる風潮は思考停止に陥ってしまいます。

    2025年06月14日

    前時代的な営業電話

    平日、休日を問わずおバカな営業電話がかかってきます。

    最近はいきなり自動音声で情報を聞き出そうというような詐欺電話もあり、「引っかかる人

    いるのかな?」と不思議に思うこともしばしば。

     

    かける方もコスト倒れになっていないか?と余計な心配までしてしまいます。

    明らかに生産性を阻害されているので、法的な罰則を求めていきたいところです。

    同じくFAX営業も的外れな内容がほとんどで、最近笑ったのが弊社を宿泊施設か何かと

    勘違いしたのか、「送迎バス売ってくれませんか?」というFAXDMが来ました。

     

    いちいち配信停止処理をするのが面倒で放っていますが、前時代的な営業している企業が

    以外と多いことがよくわかりますね。

     

    2025年06月13日

    バンクミーティングをスムーズに終わらせるコツ

    引き続き、新潟に出張でした。

     

    通常の会議に加え、半期に1度のバンクミーティング開催DAYでした。

    ↓は設営中の会場です。

    こちらのクライアント先様は毎月の月次報告と、モニタリング会議資料も事前に

    関係各所に送付いただているのでスムーズに終了しました。

     

    いつの頃からか逆お誕生日席(一番手前)で話させてもらっています。

    今日はセミナーで話すような感じで話させていただいてましたが、WEBではなく

    各金融機関様必ず現地にいらしていただているのはそれだけ評価いただいている

    ということでしょう。

     

    関係各位の皆様、お疲れ様でした。

     

     

    2025年06月12日

    地元の人が、地元の宿に泊まることできる経済圏の構築

    新潟に出張中です。

     

    緑の植えたての稲を見ながらのレンタカー旅路でした。これだけ米作ってて米不足とは

    なんとも不思議な話です。訪問先の旅館様でも地元より関東圏からのお客様の方が多く、

    米どころとはいえ、地元民にはマイナスの影響を与えていることがよくわかりました。

     

    地方経済がしぼみ、関東圏など一部大都市圏のみが潤っているような世の中であれば

    地域活性化も何もあったものではなく、限られたパイの取り合いにしかなりません。

    地元の人が、地元の宿に泊まることできる経済圏の構築が望まれますが、空虚な国会論戦

    を見ているとやはり頼れるのは民のチカラですね。

    1 2 3