• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年07月05日

    参議院選挙戦スタートの影響で・・・

    参議院選挙戦が始まった影響か、各地で警察官の姿をよく見かけるようになりました。

    三宮駅周辺でよく候補者が街頭演説する影響か、早朝の早い時間帯から監視(爆発物などの

    チェック?)している警察官がいました。

     

    空港にも目立つようになり、「抑止力」を見せておかないとおかしなことをする輩が増えてきた

    証拠なのでしょう。一般市民の立場からすれば、トラブルに巻き込まれたりすることが嫌なので

    存分に抑止力を発揮してもらいたいものです。

    特に兵庫県は荒れた選挙戦が続いていますので、そろそろ「他地域」に移ってもらいたいもの

    ですが、継続的に燃料が投下されている状況なので暫く同じことが続くのでしょうが・・・。

    2025年07月04日

    今年は農家の皆さんのご利用が少ない

    新潟に出張でした。

     

    レンタカーで暑いな~と思って運転していると、道路に掲示されていた温度計で37度!と

    記載があり、そりゃ暑いはずだと。ただ、伊丹空港に戻ってきたら湿度+高温でサウナ状態

    でしたので、新潟の方が涼しく感じました。

     

    訪問先の旅館様では、「今年は農家の皆さんのご利用が少ない」という話に。米が高くなっても

    農家の皆さんに反映されていないことと、この早くからの酷暑で出かけること自体をためらって

    おられるお客様が多いのでは?という話になりました。

    これだけ暑いと、人の動きも厳しいものがありますね。

    2025年07月02日

    久々に大型バスを何台もみて

    レンタカー旅路でした。

    三島駅~箱根~熱海と運転していましたが、箱根の爽やかさがあったからこそ、熱海に

    着いたら「暑い!」と。距離では1時間ほどですが、気候は全く違います。

     

    今日は平日ということもあり、箱根地域もそれほど混雑はしていませんでしたが、大型バスを

    何台もみかけ、個人客だけではなく団体客も多く訪れている場所ということがよくわかります。

    こういった客層がなくなってしまうと、地域の大型施設も「個人客」に目を向け、サービス競争

    になれば地域としても良いのですが、多くは値下げ合戦が始まってしまいます。

     

    老朽化で閉めたり改装したりということが「できる」観光地はまだましな方で、廃許化していくと

    目も当てられません。

    団体客、特にシニア客がまだ「いる」段階で処理をしてもらえたらな~と思いつつ箱根を後にした

    次第です。

    2025年07月01日

    情報を「おいておく」重要性

    伊豆に出張でした。

     

    先月よりも緑が濃く、今日は湿度もあったので7月1日ですが夏本番!といった

    感じでした。蛍の飛びもよいらしく、昨日ご宿泊のお客様は大感激だったとか。

    こういった自然を愛するお客様に何度も来てもらいたいものです。

     

    プールのインスタをUPいただくと、早速お客様から問い合わせが入りSNSのチカラを

    感じます。「いいね」押さなくともSNSで検索する層は一定層いますのでそういった層への

    アプローチも重要と実感した次第です。

    何もSNSでやみくもにPRするのではなく、「探しているだろうお客様像」を設定し、そのお客様が

    興味がありそうなワードや画像を「おいておく」ことの重要性も増してきていると感じました。

    2025年06月30日

    マイナンバーカードを iPhoneに。

    マイナンバーカードをiPhoneに。

     

    というメールが届いたので設定してみました。

    設定は2~3分で簡単でした。マイナンバーカードを持ち歩く気にはなれないので

    何かの突発的なトラブル時に困らないように・・・ということでの登録でしたが、

    運転免許証の機能はまだないようです。

     

    運転免許を更新する際に犯罪者確認をする為なのかはわかりかねますが、旧態依然とした

    無駄な作業です。これだけ日本全体で「生産性向上」と言っているのですから、こういった行政

    の不合理にもどんどんメスを入れてもらいたいものです。

     

     

    2025年06月29日

    OTA各社の夏セール

    OTAの楽天トラベルと一休、YAHOOトラベルが夏に関するセールを始めました。

    各サイト見てみましたが、やはり楽天トラベルが一番わかりにくく、一休&YAHOOトラベル

    の方がシンプルです。

     

    このあたりが、一休、YAHOOトラベルに猛追される要因でしょうし、実際弊社のクライアント先様

    も単価の高い施設様ほど一休、YAHOOトラベルの勢いが増しています。

    このようにOTA同志の競争で「OTA」に原資を発する企画はどんどんやってもらいたいですが、それ

    だけではなく施設側にも原資を求めてきています。さらに、最初言っていたことと違うセールがうたれ

    たりと半詐欺的な営業もあり注意が必要です。

     

    いずれにせよ、あまりエンドユーザーを混乱させることなく夏の需要活性化につなげていってもらい

    たいものですね。

     

    2025年06月28日

    日経平均4万円突破するも、足元では・・・

    最近、国内外の過去に宿泊したことのある旅館やホテルから

    「宿泊料金 40%OFFキャンペーン」
    「直前割タイムセール」

    などというメルマガがよく届くようになりました。世界的な物価高をうけ、
    宿泊料金を上げたものの、予約が思った以上にはいらず・・・という事象から
    の行動でしょうが、OTA発行のメルマガなどではなく自社発行のメルマガという
    点も興味深いところです。

     

    つまり、関係性の「深い」お客様にもリーズナブルな価格のご案内をする
    施設が増えてきたということになります。
    かつては、自社のブランドイメージを守る為に、リーズナブルな価格の展開は
    OTAで、という話もありましたが、そういった神話が崩れてきている証左でも
    あります。

     

    ■ 土曜日に泊まれる宿 (by じゃらん)

    ※ https://www.jalan.net/calendar/saturday_calendar_35.html

     

    などを見ると、休前日であっても全国的にかなり「空き」がある状況ですの
    市況を見つつの稼働UP施策も考えていく必要があります。

    2025年06月27日

    お客様の集まっているところ」に情報を載せることの大切さ

    引き続き、群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様で、弊社も作成をお手伝いさせていただいた旅館組合HPに、新しく店舗を

    掲載してもらいたい、というご依頼があったそうなのですが、送られてきた画像画素が低すぎ

    HP掲載に耐えれるクオリティでないということで昼食を兼ねて現地に訪問してスマホ撮影さえて

    いただきました。

     

    腕がそれほどでもスマホの性能で良い写真が獲れてしまいますので、プロカメラマンの出番も

    相当減っているという話を聞いていましたが、実体験してその通りだな~と。せっかく撮影しても

    かつてのような雑誌、紙面は激減し、公式HPなどのリニューアルの機会にしかプロカメラマンクオリティ

    の写真は必要でない現状があります。

     

    それよりもスマホで撮影してSNSに、という流れが主流です。

     

    旅館組合HPも以前のもの「掲載してほしい」という依頼すらなかったという話なので、今回の

    ような声が出てくることも一つの成功事例と言えます。地域で頑張っているお店を組合の立場から

    応援するというのは素晴らしいことです。

    2日続いて、違う場所と違う旅館で同じような話が出てきたことに、情報発信の肝はやはり

    「お客様の集まっているところ」に情報を載せること、と実感した次第です。

    2025年06月26日

    旅館は社会性を学べる場だったのですが・・・。

    群馬に出張中です。

     

    訪問先の旅館様で「新幹線や飛行機混んでましたか?」と聞かれましたので、特定の便は混んで

    いましたが、6月は概ね空いていました。ただ、子連れが多く叱らない親増えましたね~、という

    話になりました。

     

    旅館でも休前日にお泊りになられるご家族はバイキング会場で自分の子供が騒いでいると注意される

    らしいのですが、平日ご宿泊のお客様は・・・と。確かに子供が騒いでいても注意する大人が減り

    (というかそういったこともハラスメントになると言われる)、子供の社会性を学べる場が減りました。

     

    まだ宿に泊まりに来れるような子供はよく、そうでない子供がいきなり社会に出たら…と考えると

    その方が不幸だと実感した次第です。

    2025年06月25日

    素泊まり&1泊朝食ニーズの正体

    あるクライアント先様の話です。

    「街の他の宿もそうなのですが、最近やたらと素泊まりや1泊朝食のお客様が多く、

    街の飲食店でもお客様増えました、という話が多いのですが流行りなのですか?」という

    話が出ました。

     

    確かに街に飲食店が「ある」地域ではそういったニーズもありますが、要はお客様の旅行に

    かける費用が抑えられてしまっている現状も大きいと推察されます。つまり旅行費用を抑える

    ために1泊2食プランを諦め、素泊まりや1泊朝食付きプランで費用を抑え、コンビニ・・・

    という旅行形態で「旅行」されているということ。

     

    そうでなくとも、地域のよってはかつての1泊2食料金が1泊朝食付き位まで「上がってきている」

    現状があるので、単純に1泊2食の宿泊料金を出せないお客様も存在することは確かです。

    そんなお客様向けに「素泊まり&1泊朝食」でも旅できますよ、という風潮もあり合致している

    ことも否めないしょう。

     

    ただ、超繁忙時期に「街」にある宿の多くが夕食なしのプランでお客様を泊めた場合、地域の

    飲食店でまなかいきれるのか?という問題も出てきます。いずれにしても旧態依然とした販売方法

    を続けていると、その先に「お客様」がいないことも想定され厳しい夏となっていくことでしょう。

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