• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年07月31日

    ポートライナーで大型荷物移動は適さない

    神戸空港国際化に伴いポートライナーでも大きなキャリーケースを持った

    インバウンド客を見かけることが多くなりました。

    今日もBOX席(4名席)に座り、通路に大きなキャリーケースを置いている

    一段がおり、通行に難儀しました。

     

    本人達にとってもバスなどで空港直行する方が楽なはずです。こういった住民と

    インバウンド客のハレーションを防ぐようなことに神戸市も予算を使うべきだと

    思うのですが・・・。

     

    そもそも、ポートライナーには新幹線のような「荷物置き場」もなく、キャリーケースなどの

    大型荷物を運ぶことを想定していたわけではありません。ウーバーTAXIなどを解禁したらもっと

    個人移動する人も増えるでしょうが、タクシーで行くような人も少ないでしょう。

     

    神戸市はどう考えているのか、そもそも何も考えていない可能性もあり、今後のことを

    考えるとゲンナリした次第です。

    2025年07月30日

    緊急時の適切な報道

    カムチャッカ半島での地震の影響により日本でも津波警報が発令されています。

    沿岸部のクライアント先様もあり心配ですが、今のところ報道されているような高さの

    津波は来ていないようで安心しております。

     

    何軒かの沿岸部クライアント先様より連絡が入り「大したことありません」というお声もあります。

    こういった緊急時、適切な避難は必要ですが、ある地域の局所的な映像ばかりを流しつづけるのも

    如何なものかと。

     

    過度な報道によりおかしな自粛が起きないことを願うと共に適切な情報発信について、こういった

    ことが起きる度に考えさせられます。

    2025年07月29日

    地域コングロマリットの「核」としての旅館

    引き続き群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様ではシブイ夏休みではなく、ヤバイ夏休み(超多忙)になって

    おり一安心。早くも来年の夏休みプランの話題も出て、頼もしい限りです。

     

    絶好調の影響か、後継者がいないなどの企業からの経営引継ぎ案件も多数きており、

    実現したら地域コングロマリット企業として面白い展開ができます。

    悪名高いM&A手掛ける会社経由ではなく、良い話はこういった仲介会社を通さずに

    来るものですね。他のエリアでも同じような話を聞いております。

     

    旅館は地域経済の「核」であることは間違いないので、地域経済を潤す経営統合などに

    もっと予算がつくべきですが、本当に業績の良い企業は国や県、市のカネなどあてにしていない

    為、そもそも前提条件が間違っているのでしょう。

     

     

    2025年07月28日

    ポンコツ検査員対策には最新機器導入がベスト

    群馬に出張中です。

     

    群馬も日中は気温高いですが、湿気が少なく同じ気温でも関西より体感温度は

    低く感じます。日中は30℃を越えるそうですが、朝晩は20℃ほどで過ごしやすいとか。

    ただ、チェックインする時間は暑いらしく、お部屋に直行してビール!!というお客様

    も多いそうです。良い夏の思いでになりますね。

     

    夏休み期間中になり、神戸空港も大混雑していました。手荷物検査の係員が安定せずポンコツ

    ぞろいの空港なので、その分時間もかかっているのでしょう。

    今日も私の手荷物検査の番になり、荷物をスライドさせると端に他の人のスマホが検査機に通されずに

    放置されていたので「これは検査しなくてよいのですか?」と聞くと無言で検査機に通してました。

    さらに、検査機器の先の係員も人数いるけどバラバラの動きで、そのスマホをスルーしていたので

    「どなたかのスマホではないですか?」と「私」が検査機の先にいる人たちに声をかけて持ち主を探すテイタラク・・・。

    マジで仕事してくれ、という感じです。。。

     

    「ありがとうございます!」と持ち主がすぐ見つかり一安心でしたが、この時期のお客も旅慣れていない人が

    多く、検査機でまごついてますので、そこにポンコツ係員が加わるとコントの世界に発展します。

    羽田空港などは最近の検査機で水などは鞄に入れたまま検査機にかけられますが、人の拡充が難しい昨今

    早期に全空港で同じような機器を入れた方がよいな~と感じた出来事でした。

    2025年07月27日

    バルサの試合を観に神戸に来る人達

    午前中、三宮の街を歩いているとバルサのユニフォームを着た人を多くみかけました。

    ネットを騒がせていた試合がそういえば今日神戸で開かれるのだな~と。

     

    サッカー会場まで行って試合を見る人は当然その街にも訪れるわけで、こういった

    スポーツツーリズムも良いものですね。ただ、日帰りでいらしているのか神戸のホテル

    などに宿泊しているのか?又宿泊していない場合の対策は?などせっかく人が集まるイベント

    があるのですから、その有効活用が出来ているのかは検証する必要があります。

     

    今月、有馬温泉のクライアント先様に伺った時はこの話題は一切でなかったので、有馬の

    旅館には関係ない話になっているようです。兵庫県、神戸市の観光行政、フィールドパビリオン

    等、業界の人でも認知されていない言葉をどや顔で言っていますが、そんなことよりもやるべき

    ことは山積・・・とユニフォーム着た人たちを見ていました。

    2025年07月26日

    リコンファームの復権

    8月に海外出張予定があり、宿泊予定のホテルにクレジットカード決済済なのですが、

    例のagodam問題などがあり心配だったのでリコンファームメールをホテルに送りました。

    24時間もせずに、回答があり無事予約が取れている旨の連絡があり一安心。

     

    リコンファームは死後となりつつありますが、一部悪徳OTAの影響で復活してきています。

    予約が完了したことを確認しなければならないという、顧客側も宿側の負担が増える事態に

    なっていることに対し、グローバルな立ち位置で法令を強化しないとやりたい放題の世界が

    広がってしまい、結果的に宿も顧客も不便を強いられ、笑うのは中抜きOTA・・・ということに

    なってしまうことが残念です。

    2025年07月25日

    朝食会場からコーヒーを盗む老婆・・・

    某クライアント先様で朝食バイキングをいただいていました。

    コーヒーコーナーのところに「ずっと」居座っている老婆客がいました。食後に

    コーヒーを飲もうと、私もそこに行ったら悪びれもせずに1杯1杯出てくるコーヒー

    を自分の水筒に入れていました。

     

    某国人か?と思ったのですが、日本人のようで、しかも水筒にコーヒーいれすぎて、機器

    に備え付けてある「水」がなくなっていたので、私がスタッフさんをよんで水を入れにいって

    もらいました。「長いことごめんね~」と言っていましたが、コーヒーを盗んでいることに

    対しては罪の意識がないようです。

     

    こちらのクライアント先様はインバウンド客も多く、今日と同じようなことが多発している

    でしょうから、早速注意喚起ポスターを作ってもらう運びとなりました。

     

    やはり「現場」で体験するといろいろな改善点が見えてきます。

    2025年07月24日

    酷暑のレンタカー移動にて

    灼熱の暑さの中、レンタカー旅路でした。

    特に海に遊びにいっているわけではないのですが、レンタカーで運転しているだけで

    ジリジリ焼かれます。

    今日も「焼けましたか?」と言われてしまいましたが、「レンタカー焼けです」と回答しております。

     

    気温は高いですが、地方の暑さは神戸と違い湿気が少ないのでまだましです。

    これで騒いでいたら関西来たら死ぬんじゃないか?とも。自宅は「水」を出しても「ぬるま湯」

    が出てくるような状況ですので、「冷たい水」が出てくるだけで個人的にはまだマシと思うのですが・・・。

     

     

    2025年07月23日

    インバウンドお子様連れ客爆増中!

    有馬温泉に出張でした。

     

    元々日本人のお子様連れに強い旅館様ですが、様々の施策によりインバウンド客もお子様連れが

    増えてきたというご報告をいただきました。今日もお子様連れインバウンド客が笑顔でチェックアウト

    されている様子を横目で見ており、そういった視点でのマーケティングは日本も海外も変わらないのだな~と。

    イミフな外部エビデンスがなくとも、旅館の独自のチカラで独自路線を行くことが十分に可能という

    ことがよく理解できる事例です。

     

    会議の中では様々な議案が協議され、新しいインパクトある取り組みができそうです。

    客室改装などをしなくとも、お客様目線の上をいくたゆまぬ努力をし続けることの強さを実感した

    次第です。

     

    2025年07月22日

    古い町並みを求めて

    飛騨高山に出張でした。

     

    冬は雪の高山ですが、相変わらず夏は暑かったです。タンクトップ姿のインバウンド客が

    古い街並みを歩いている姿を見ると不思議とマッチしているのが面白い街です。

    訪問先の旅館様では、最近はイタリアやスペインからも多くのお客様がいらしているとか。

     

    特にイタリアなどは紀元前からの町並みが残っているヨーロッパの一大観光地なので、

    そういった方々が飛騨高山の古い街並みに興味を持っていただき、御来訪いただいていること

    がありがたい、という話もありました。

     

    例の7月5日の話も欧米系の方々にとっては失笑ものの案件だったようで、欧米系観光客も

    多い飛騨高山は特に影響がなかったようです。特定の国に依存するわけではなく、世界中からFIT

    が訪れる観光地の強さを感じた次第です。

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