• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年8月
    « 7月   9月 »
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2025年08月31日

    猛暑、酷暑でもお客様が来館する「動機」づくり

    8月の最終日ですが、残暑ならぬ猛暑が続いています。

    ただ、地方に行くと朝晩は涼しくなってきているので、出張の服装が悩ましい

    ところです。

     

    飛行機や新幹線に乗っても、スーツ姿は激減しています。服装のクールビズも以前より

    聞かなくなりましたが、もはや「当たり前のこと」として認知されているのでしょう。

    こう猛暑が続くと服飾業界の変化も大変なようですが、宿泊業界も考え方を変えなければ

    なりません。

     

    特に冷涼地でないエリアや、インバウンドが押し寄せていないエリアについては

    猛暑、酷暑でもお客様が来館する「動機」を地域と共に考えていかないと自粛の被害に

    見舞われてしまいます。

     

    まだまだ暑さが続きそうですので、そんな中でもお客様がいらしている事例を見つけていきたく

    考えております。

    2025年08月30日

    地方の空港、活路は「経由客」?

    地方の空港、活路は「経由客」
    とういう記事を読みました。

     

    以下、要約内容です。

    地方空港がインバウンド(訪日外国人)の増加を追い風に乗降客数を伸ばしています。2024年の乗降客数は10年間で21.7%増加し、国内全空港の伸びを上回りました。特に長野県が2.7倍、和歌山県が2.1倍と高い伸びを示しています。長野県の松本空港は、大都市の空港を経由するインバウンド誘致が成功し、外国人延べ宿泊者数が大幅に増加しました。茨城空港や南紀白浜空港も、それぞれ運用制限の撤廃やビジネス利用の増加で乗降客数を増やしています。地方空港が持続的に発展するためには、国際チャーター便だけでなく、大規模空港からの乗り継ぎによるインバウンド誘客や地域の魅力発掘が重要であると指摘されています。

     

    そうはいいつつ、成功事例で挙げられている松本空港ですが、今秋ダイヤから

    神戸からの便数が減り、1日1便となりビジネスでは使えない路線になりました。

    インバウンドを見越すのか、日本人客を大切にするのかで方針は変わるでしょうが、時期によって

    ころころ変わるダイヤは結局使われなくなっていきます。

     

    又、松本空港は陸の孤島でレンタカー屋もありますが、運行時間に合わせた営業時間形態に

    なっておらず改善項目はまだまだあります。

     

    提灯記事にならぬよう、実態を書いてもらいたいのですが、今のマスコミにそれを期待するのは

    難しいことなのでしょう。

    2025年08月29日

    ヒボイ夏だった分、良い秋に

    引き続き、群馬に出張でした。

     

    朝は涼しく気温は10℃代。朝風呂で入った露天風呂で、久々に顔にあたる風が涼しかったです。

    ただ、明日以降は酷暑予報が出ているので気温差に注意ですが、地方の山岳部は既に初秋を感じる

    ことができます。

    猛暑で散々「外出自粛」と叫んでいたので、涼しくなれば「今まで家にこもっていた分、観光に行きましょう!」

    的なことも言ってもらいたいものです。

     

    訪問先の旅館様での秋の予約がネット+電話でガンガン入ってきていました。

    夏で様々な事象に対して弱気になっているので、一旦頭をリセットして「強気モード」でことに

    あたる姿勢が重要です。

    2025年08月28日

    宿泊だけでなく「旅」を売るプラン

    群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様はシブイ今年の8月も絶好調でした。毎日忙しすぎて皆さんハイテンションでした。

    9月に入っても貸切スタートとなり、まだまだ忙しい日が続きそうで何よりです。

     

    8月に思わぬHITとなったのが葡萄狩りプランでした。以前はこういった体験を組み合わせた

    宿泊プランを展開されていた施設も多かったですが、昨今の人不足と生産性UP’という宿の魅力を

    削ぐ施策をしすぎた影響で残存利益を獲得した感があります。

     

    宿泊だけでなく「旅」を売るプランをうまく販売できる宿はやはり強いと実感しました。

    2025年08月27日

    熊の被害~養殖場ver~

    山間部で旅館を営んでおられる方から「熊の被害」についてメールをいただきました。

    ※弊社からのメルマガの感想とのことです。

     

    なんでも当該地は熊が養殖場の岩魚などの味を覚えたようで、頻繁に出没し罠しかけても

    別の熊が出てきて仕入れに影響が出ているようです。

    そういったことろにも被害が出ていることを知らなかったので驚きです。

     

    確かに養殖場は綺麗な山の清水が出るエリアに設置されているケースが多く、熊が山から降りて

    きやすい場所にあります。全国的に被害が出ている中、単純な動物愛護論だけではなく、熊が

    近づかない仕組みづくりなどが求めれます。

    2025年08月26日

    「腰」の守り方

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様ではシブイ夏とはならず、忙しい毎日を送られていました。

    全部屋、夕食は「部屋食」の旅館様なので、最近スタッフで腰を痛める人が増えた、という

    話になりました。特に繁忙時期はそういったスタッフが増えるそうです。

     

    ・そもそも、腰を痛めない動き方を知らない。

    ・筋トレ不足。

    ・リカバリーのストレッチなどの知識がない。

    など「知らない」から体を痛めている傾向にあるということで、近日中に整体の先生をよんで

    講習を開こうという流れになりました。

    「部屋食」が全盛期の時代は、ヌシのような仲居さんがたくさんおり、体の動かし方などを

    教えてくれたり、自然と学んだりしましたが、そういった暗黙知は既にありません。

     

    旅館だけに限らず、よいパフォーマンスを発揮し、自分の体を守るためにもこういったことこそ

    必要な労働支援ですね。

    2025年08月25日

    初盆に企業が「花」を贈る意味

    長崎に出張でした。

     

    訪問先の旅館様で「初盆」の話に。

    ※初盆とは?

    故人が亡くなって四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆のことです。これは故人の魂が初めて自宅へ帰ってくるとされる特別な機会であり、通常のお盆よりも手厚く供養するのが習わしです。親族や知人を招いて法要やお供えを行うほか、地域によっては白い提灯を飾るなどの特別な準備をします。
    という風習です。
    この初盆の際、親族や近隣者に「どこ」で働いているのかを告知する為、
    勤め先の企業や組織から「花」を贈るそうです。そこで、〇〇家のせがれは××で
    勤めている(立派に努めている)ということをPRし、地域に認めてもらうとか。
    都会ではない風習なので驚愕でした。
    さらに、〇〇家のせがれが勤めているのだから、一度行ってみようと、そこで宿に
    泊まりに来られる方々も多くいらっしゃるそうです。
    プライバシーだなんだと言われていますが、これが地方の現実であり、そこで経済が回る
    こともあるのだな~と素直に驚いた次第です。
    2025年08月24日

    トラベロカ「お前もか!」

    最近CMなどで見かけるようなったトラベロカ、不安になったのでこちらのサイトで

    弊社クライアント先様をリサーチしてみました。

     

    すると案の定、情報がメチャクチャに掲載されていました。

     

     

    このエリアの人気スポットは「沼田市立利根中学校」で、定番の観光スポットにコンビニや郵便局の名前が・・・。

    日本語も意味不明で、マジいい加減にしろ!と・・・。

    レビューはエクスペディアの口コミを拾ってきているようですが、またメンテナンスしなければならない

    サイトが増えた感があります。

     

    新興のオンライントラベルサイトとしてもてはやされているのかもしれませんが、「ちゃんとしろ!」と

    叫びたくなるのは私だけではないでしょう。

     

     

    2025年08月23日

    「現金のみです」のパン屋さん

    神戸のパン屋さんに入ったら「現金のみです」の表示がありました。

    こちらのパン屋さんは、百貨店などに出店すると手数料をとられ良い商品を作れなくなる

    ので出店しないという趣旨の記事を見たことがあります。

     

    店舗によってはテナントの意向でカード決済等も取り入れているようですが、そういった縛り

    のない場所での出店には「現金のみ」としているようです。

    最近、他でも現金払いとカード払いの商品金額が違う店を見ました。明確に提示していれば

    一つの選択肢として問題ないように思えます。それよりもカード会社が仕組みを押し付ける方が

    よっぽど問題だと思うのですが・・・。

     

    自由な商売が推奨されるべきですね。

    2025年08月22日

    某国グループ客と遭遇して

    某クライアント先様で宿泊させていただいていました。

    コーディネーター(添乗員?)付の某国グループも泊まっておられ、思ったより

    まともなかなと思い、大浴場に行くとちょうどあがってきたところらしく、「大人」

    が「ドライヤー」で「〇〇」に風をあてていました。

     

    永くこの業界におり、様々な宿に泊まってきていますが、こういった行動を見るのは

    はじめてだったので、「えっ!?」と。

     

    大浴場はシャワー使いっぱなしで床に置くなど、なんでこんなことするのだろう?という

    具合で乱雑な大浴場になっていました。

    某国にそういった入浴文化がないのが原因かもしれませんが、欧米系のツーリストの方々は

    普通に使ったら元の場所に戻しているので、なぜ同じことができないのか???と。

     

    某国系航空会社、日本に入国する際に「日本の入浴マナー」など流されてはどうでしょう?

     

     

    1 2 3 4