• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2014年08月27日

    ネットエージェントと「どう」関わるべきか

    とある旅館様での出来事です。

    その旅館様は、ネット売上の中でも公式ホームページの強化を展開させていただき、今年の夏も昨年の500%以上の伸びを計上されました。
    ただし、その分ほかのネットエージェントの売上は下がってしまいます(夏の期間は稼働率が100%に近いため、部屋の取りあいになるため)。

    以前は、公式ホームページへの導線が未整備であり、無策にネットエージェントに部屋を出して売り上げを計上しておられましたが、稼働率が100%になる繁忙時期にわざわざ手数料を払ってネットエージェントを使う必要はありません。

    この夏、こちらの旅館様は結果的に全体売り上げも上がり(単価Up施策を実施していただきました)、支払う手数料も大幅に減額になった影響で、大幅な利益増を実現いただきました。

    ・・・そんな中、先日、某ネットエージェントの担当者が「売上が下がっているので広告をうちましょう」と言ってきたとか。
    おそらく、手数料収入が減ったので、その分を広告料金でまかなおうとしたものと思われます。

    稼働率が100%になる時期に、わざわざ広告料金を支払ってネットエージェントからの送客を取る必要はありません。
    こちらの旅館様の社長が「彼らの本質がよくわかりました。宿のことなど一切考えなしに無茶ぶりをしてくるだけなのですね」とのお言葉が印象的でした。

    そのことが身をもって体感できたことが、今後の営業施策を考えていくうえで、何よりの実りです。
    宿やエリアの特徴により、ネットエージェントと「どう」関わるべきかは変わってきます。

    それらを考慮したうえでの付き合い方が重要になってきます。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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