Author:大坪敬史
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 11月 | 1月 » | |||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
飛騨高山に出張でした。
飛騨高山といえば、インバウンド客も多く、国内外からお客様が訪れる
勝ち組観光地です。
ただ、「勝ち組」がゆえに外部からの進出も激しく、ここ3年で17軒の
ホテル(ビジネスホテル含む)が進出予定という話を会議で伺いました。
この17軒のすべての客室が埋まったとして1日約2,000人宿泊することが
可能だそうです。
・・・とすると、現在の飛騨高山の年間宿泊者数が140万人。
新規ホテルの平均稼働率が6割程度としても2000人×365×6割=40万人強増える
ことになります。
訪問先の旅館様では、「旅館」という切り口でお客様に評価いただき1泊2食で
ご宿泊いただいているので、素泊まりや1泊朝食の比率はほぼ0ですから競合
しません。
しかし、「働く人」と考えた時に益々競争が激しくなると危機感をお持ちでした。
個人的には1日2,000人宿泊客が増加したときの「輸送力」は大丈夫なのか?と
思ってしまいました。
「勝ち組観光地」が外部の資本が参入しどのように「成って」いくのか?
しっかりと注視し、対策を打っていただきたいと考えております。