• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2018年05月19日

    「天気予報」の風評被害

    日経新聞の夕刊で玉村豊男さんが「天気予報」というコラムを書いておられました。

     ※ 「天気予報」

    コラムによると、

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    週末は荒れ模様なので、外出は控えましょう。ときどき予報でそんなことを言う。最近はとくに脅かすような言い方が多い。

     ところがその言葉だけで、観光地は客足が鈍る。海や山へ行くのなら注意するのは当然だが、ふつうの観光地でもそうである。レストランの場合は、それだけで予約がキャンセルになったりする。

     雨と予報された週末が実際には晴れることも多いのだが、当日ではもう手遅れだ。まさしく天気予報による風評被害である。

     天気予報で「お出かけ日和」と言ってくれると観光客は増えるが、晴れの日だけが「お出かけ日和」というわけではない。

     もし週末が雨になりそうなら、「雨の高原も素敵(すてき)ですよ」とか、「雨のブドウ畑を眺めながらワインはいかがですか」くらいのことを、もし日本が観光立国をめざすなら、ぜひ言ってほしいものである。

    ======================================

    とあり、まさにその通り!と納得していまいました。

    何も晴れてなければ観光できないということはなく、雨の露天風呂や雨に濡れる街並みなども幻想的です。

    天気予報の風評被害、という言葉を報道する立場の人はかみしめてもらいたいものです。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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