• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2013年04月29日

    酷いTV番組

    先日放送されていた「ガイアの夜明け」というTV番組の録画を見ていました。

    「新卒社員が辞めない為、1年目からやりがいを持たせた仕事をする」という内容で、某大手旅行会社の事例が紹介されていましたが、筆舌しがたいほど酷い内容。

    ある男性1年目社員が企画したツアーの集客目標が達成しない
     →先輩女子社員のアドバイス「金・土出発も平日料金にしたら」
     →男性社員が、ホテルに「パンフに掲載するから安くしてくれ」と交渉
     →値段が下がり、集客目標が達成される

    ある女性1年目社員がドライブインの出す食事交渉を行う
     →ドライブイン側が2メニューを提案する
     →2メニューを勝手に自分で創作し(片方のメニューに天麩羅を追加。もちろん料金は据え置き)
     →売れた(破格値なので)

    その2社員の成長(というか暴挙)の様子の後、執行役員というおじさんが出てきて
    「社員の成長なしに、会社の成長なし」とのたまう。。。

    「それは成長ではなく、旅行業界の悪逆非道ぶりの継承だろ!」とTVに突っ込んでしまいましたが、当該旅行会社の暴挙によって、利益的にもマイナスになっている業界がある!ということがわからないのでしょうか???

    旅行会社だけが、旅行会社の社員だけが成長すればよい(これらの暴挙を成長といってしまってよいのか疑問ですが)という風潮こそ打破しなければなりません。

    まだこんなことをやっているのか・・・とTVを見ながら不快感と怒りを覚えてしまいました。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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