• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年08月04日

    オーバーツーリズム以前の問題

    熱海に出張でした。

     

    折からの高気温と海からの熱風で「夏!」を実感します。

    往復、伊豆急下田線に乗って移動していたのですが、

    ・往路:某国人がBOX席で冷たいうどん食べちらかす

    ・復路:某国人がBOX席2つを陣取り、一つは荷物置き場・・・。立っている日本人多数・・・。

     

    というなんともいえない場面に遭遇しました。

    観光に関わっている仕事をしている人からは、それでも日本でお金落としてくれているから・・・と

    ある程度の納得はあるかもしれませんが。関係ない人にとっては迷惑極まりない話です。

     

    オーバーツーリズム以前に、日本での「観光の仕方」を学ばせないと早晩行き詰る・・・

    と改めて実感した次第です。

    2025年08月03日

    中華料理と日本人-帝国主義から懐かしの味への100年史

    を読みました。

    神戸に縁のあるジンギスカンや豚まんなどの記述もあり、そういった料理が歴史的に

    どう推移してきたのかわかりやすく説明されていました。

     

    日本では歴史的に外から入ってきた料理をアレンジして・・・ということが成されてきましたが

    中華という切り口でわかりやすく説明された良書だと思います。

     

    旅館などで中華料理を出すことはありませんが、バイキングなどには歴史的な経緯を説明して

    その土地で出すということも面白いと思いました。

    紹介されている日本式中華発祥の店舗も、現存している事案もあるので行ってみたく感じた次第です、

    2025年08月02日

    みどりの発売機の「敗北」

    JR各社がみどりの窓口を廃止し、「みどりの発売機」などで切符を売ろうと必死ですが

    使いにくさは半端じゃありません。

     

     

    かなり「みどりの発売機」を使って発券している私でも、迷います。

     

    今日も特定路線の「乗車券」を購入しようと思い左下のボタン「乗車券」の箇所を

    押して先に進むと「JR西日本と、JR東海」の主要新幹線駅までしか買えません。

     

    JR西日本からJR東日本に至る「乗車券」のみを買いたかったので、結局「時刻表検索から」

    というボタンを押して、乗りもしない特急券の日時を指定し、最後の画面で「乗車券のみ購入」

    というボタンを押して目的のチケットを買うことができました。

     

    「新幹線」のみの移動であれば、ネットでもとれますが、新幹線+特急券などは買えません。

    ※一部変えるエリアもありますが、下手に買ってしまうとJR管区が違い発券できないという

    サムイ話が待っています。

     

    JR各社は地方路線の活性化、というようなことを言っていますが、このように乗車券を買いづらくし

    結果的に使われないので廃線化を目指しているのでは?と勘繰りたくもなります。

     

    「みどりの発売機」で想定されないような移動をしている私が特殊なのかもしれませんが、全国津々浦々

    に鉄道網をしき、そこに列車走らせているわけで、新幹線が儲かるからそこだけ便利します、では話に

    なりません。

     

    マジで「ちゃんとした」JR切符をネットで発券できる仕組みを熱望します。。。

     

    2025年08月01日

    避暑地の上諏訪より

    長野に出張でした。

     

    松本空港に到着したら現地の気温は22℃で爽やかな風が吹いていました。

    日中は太陽の光があたるとさすがに暑く感じますが、日陰などは涼しいと

    感じることができます。何より湿度が神戸より低いので私からすれば「避暑地」

    ですが、それでも現地の方によると以前よりは各段に暑くなってきている、との

    ことです。

     

    訪問先の旅館様ではインバウンド客が徐々に増えてきているとのこと。

    近くに「君の名は」で有名になった公園があるらしく、インバウンド客が

    多く行くので日本人客もつられて・・・という効果で渋滞も起きているとか。

     

    山×避暑はしばらく夏のトレンドになりそうですね。

    2025年07月31日

    ポートライナーで大型荷物移動は適さない

    神戸空港国際化に伴いポートライナーでも大きなキャリーケースを持った

    インバウンド客を見かけることが多くなりました。

    今日もBOX席(4名席)に座り、通路に大きなキャリーケースを置いている

    一段がおり、通行に難儀しました。

     

    本人達にとってもバスなどで空港直行する方が楽なはずです。こういった住民と

    インバウンド客のハレーションを防ぐようなことに神戸市も予算を使うべきだと

    思うのですが・・・。

     

    そもそも、ポートライナーには新幹線のような「荷物置き場」もなく、キャリーケースなどの

    大型荷物を運ぶことを想定していたわけではありません。ウーバーTAXIなどを解禁したらもっと

    個人移動する人も増えるでしょうが、タクシーで行くような人も少ないでしょう。

     

    神戸市はどう考えているのか、そもそも何も考えていない可能性もあり、今後のことを

    考えるとゲンナリした次第です。

    2025年07月30日

    緊急時の適切な報道

    カムチャッカ半島での地震の影響により日本でも津波警報が発令されています。

    沿岸部のクライアント先様もあり心配ですが、今のところ報道されているような高さの

    津波は来ていないようで安心しております。

     

    何軒かの沿岸部クライアント先様より連絡が入り「大したことありません」というお声もあります。

    こういった緊急時、適切な避難は必要ですが、ある地域の局所的な映像ばかりを流しつづけるのも

    如何なものかと。

     

    過度な報道によりおかしな自粛が起きないことを願うと共に適切な情報発信について、こういった

    ことが起きる度に考えさせられます。

    2025年07月29日

    地域コングロマリットの「核」としての旅館

    引き続き群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様ではシブイ夏休みではなく、ヤバイ夏休み(超多忙)になって

    おり一安心。早くも来年の夏休みプランの話題も出て、頼もしい限りです。

     

    絶好調の影響か、後継者がいないなどの企業からの経営引継ぎ案件も多数きており、

    実現したら地域コングロマリット企業として面白い展開ができます。

    悪名高いM&A手掛ける会社経由ではなく、良い話はこういった仲介会社を通さずに

    来るものですね。他のエリアでも同じような話を聞いております。

     

    旅館は地域経済の「核」であることは間違いないので、地域経済を潤す経営統合などに

    もっと予算がつくべきですが、本当に業績の良い企業は国や県、市のカネなどあてにしていない

    為、そもそも前提条件が間違っているのでしょう。

     

     

    2025年07月28日

    ポンコツ検査員対策には最新機器導入がベスト

    群馬に出張中です。

     

    群馬も日中は気温高いですが、湿気が少なく同じ気温でも関西より体感温度は

    低く感じます。日中は30℃を越えるそうですが、朝晩は20℃ほどで過ごしやすいとか。

    ただ、チェックインする時間は暑いらしく、お部屋に直行してビール!!というお客様

    も多いそうです。良い夏の思いでになりますね。

     

    夏休み期間中になり、神戸空港も大混雑していました。手荷物検査の係員が安定せずポンコツ

    ぞろいの空港なので、その分時間もかかっているのでしょう。

    今日も私の手荷物検査の番になり、荷物をスライドさせると端に他の人のスマホが検査機に通されずに

    放置されていたので「これは検査しなくてよいのですか?」と聞くと無言で検査機に通してました。

    さらに、検査機器の先の係員も人数いるけどバラバラの動きで、そのスマホをスルーしていたので

    「どなたかのスマホではないですか?」と「私」が検査機の先にいる人たちに声をかけて持ち主を探すテイタラク・・・。

    マジで仕事してくれ、という感じです。。。

     

    「ありがとうございます!」と持ち主がすぐ見つかり一安心でしたが、この時期のお客も旅慣れていない人が

    多く、検査機でまごついてますので、そこにポンコツ係員が加わるとコントの世界に発展します。

    羽田空港などは最近の検査機で水などは鞄に入れたまま検査機にかけられますが、人の拡充が難しい昨今

    早期に全空港で同じような機器を入れた方がよいな~と感じた出来事でした。

    2025年07月27日

    バルサの試合を観に神戸に来る人達

    午前中、三宮の街を歩いているとバルサのユニフォームを着た人を多くみかけました。

    ネットを騒がせていた試合がそういえば今日神戸で開かれるのだな~と。

     

    サッカー会場まで行って試合を見る人は当然その街にも訪れるわけで、こういった

    スポーツツーリズムも良いものですね。ただ、日帰りでいらしているのか神戸のホテル

    などに宿泊しているのか?又宿泊していない場合の対策は?などせっかく人が集まるイベント

    があるのですから、その有効活用が出来ているのかは検証する必要があります。

     

    今月、有馬温泉のクライアント先様に伺った時はこの話題は一切でなかったので、有馬の

    旅館には関係ない話になっているようです。兵庫県、神戸市の観光行政、フィールドパビリオン

    等、業界の人でも認知されていない言葉をどや顔で言っていますが、そんなことよりもやるべき

    ことは山積・・・とユニフォーム着た人たちを見ていました。

    2025年07月26日

    リコンファームの復権

    8月に海外出張予定があり、宿泊予定のホテルにクレジットカード決済済なのですが、

    例のagodam問題などがあり心配だったのでリコンファームメールをホテルに送りました。

    24時間もせずに、回答があり無事予約が取れている旨の連絡があり一安心。

     

    リコンファームは死後となりつつありますが、一部悪徳OTAの影響で復活してきています。

    予約が完了したことを確認しなければならないという、顧客側も宿側の負担が増える事態に

    なっていることに対し、グローバルな立ち位置で法令を強化しないとやりたい放題の世界が

    広がってしまい、結果的に宿も顧客も不便を強いられ、笑うのは中抜きOTA・・・ということに

    なってしまうことが残念です。

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