• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2016年04月09日

    『外国人が乗っています』シール

    沖縄をレンタカーで走っていると、車体の後部に『外国人が乗っています』というシールをはっていある車に多く出くわしました。

    ありえないスピードで車線変更割り込みをされ、ヒヤッとしたことが何回かありましたが、全てこのシールがはってありました。
    さらにウィンカーを出さずに車線変更、右折、左折。ウィンカーを出して直進など???と思う行動の多くがこのシールが貼ってある車でした。

    ■外国人利用のレンタカー事故防止対策
    http://www.qab.co.jp/news/2016020377213.html

    という記事も見受けられてましたが、記事内容に書かれている「乗車前に交通ルールを教える」という効果は少なくとも感じませんでした。

    彼らの国での交通ルールと日本のそれとは大きなかい離があります。
    私もバンコクやバリ、フィリピンなどのアジア各国でタクシーなどに乗ると、下手なジェットコースターよりも怖い運転を皆さんしていますが、彼らにとって、それは「常識」です。

    ただ、その交通常識を日本で行うと事故の原因になります。

    日本に入国する飛行機などで、日本のマナーと共に、こういった日本の交通ルールなどを映像等で啓蒙する仕組みを作っていかないと、「沖縄の道路は怖い」ということになり、日本人が行かなくなる可能性もあります。
    『外国人が乗っています』シールで日本人ばかりに啓蒙を促すのもおかしな話です。日本では、日本のルールに従うというのが本来の筋です。

    急激な外国人観光客の受け入れの「負」の部分を沖縄レンタカー事情に見た出来事でした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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