Author:大坪敬史
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新幹線とナショナリズム (2013/08/09) 藤井聡 |
を読みました。
一部、偏った見方がありますが、新幹線という交通網を発達されることによる経済や観光発展を促すという趣旨でした。
著者はリニアの早期開通も必須と論じており、国家の趨勢をになう事業を一企業(JR東海)のみにまかせて遅らせてよいのか?国費投入により迅速な開通を、とも訴えています。
確かに東海道新幹線開通の折は、国家的事業としてのナショナリズムの発露があり、またそれに関わる人々も矜持をもって事業にあたっていたことでしょう。
しかし、現在のようにJRが分社され、なまじ企業としての利益を求めている昨今、そうなることは難しいのかもしれません(国税を投入して作った路線、歴史ある企業を一部株主の利益のみを求めてよいのか?という議論もあると思いますが・・・)。
いずれにせよ、東海道新幹線の事業に情熱を持って関わった人たちからみて、昨今のJR北海道のような連続不祥事は見るに堪えないことでしょう。
事業として誇りを持って継続していくことの難しさを考えさせられる一冊でした。
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