• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2013年09月26日

    新幹線とナショナリズム

    新幹線とナショナリズム 新幹線とナショナリズム
    (2013/08/09)
    藤井聡

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    を読みました。
    一部、偏った見方がありますが、新幹線という交通網を発達されることによる経済や観光発展を促すという趣旨でした。

    著者はリニアの早期開通も必須と論じており、国家の趨勢をになう事業を一企業(JR東海)のみにまかせて遅らせてよいのか?国費投入により迅速な開通を、とも訴えています。

    確かに東海道新幹線開通の折は、国家的事業としてのナショナリズムの発露があり、またそれに関わる人々も矜持をもって事業にあたっていたことでしょう。
    しかし、現在のようにJRが分社され、なまじ企業としての利益を求めている昨今、そうなることは難しいのかもしれません(国税を投入して作った路線、歴史ある企業を一部株主の利益のみを求めてよいのか?という議論もあると思いますが・・・)。

    いずれにせよ、東海道新幹線の事業に情熱を持って関わった人たちからみて、昨今のJR北海道のような連続不祥事は見るに堪えないことでしょう。

    事業として誇りを持って継続していくことの難しさを考えさせられる一冊でした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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