• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年06月06日

    大丈夫?旅行会社・・・

    上諏訪に出張でした。

    会議の中で、AGT手数料が大幅に減っている・・・という話に。
    理由は単純で、5月度の売上は前年並みを計上しているのですが
    その売上構成が変化したということ。

    単純に
     ネット売上増加
     直販売上増加
     AGT(旅行会社)売上減少・・・
    というのが、月次P/L上にも反映されるほどの「インパクト」を
    残したということです。

    5月度の売上構成数字を見ながら
    「この●×旅行社、潰れるのでは?」と。

    旅行会社の売上=旅館等への送客手数料なわけで、それが半分以下に
    なって経営が続けられるのかと、逆に心配される話になりました。。。

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    2011年06月05日

    競争原理が働かないところに向上なし

    兵庫県労働局から「労働保健料・一般拠出金 申告書」提出のお願いなるものが届きました。

    企業としての社会的責任がありますので、当然労働保険料は支払うのですが、“支払う先”の怠慢は憤りを感じてしまいます。

     ・毎回、資料を送りつけてくる。ご丁寧な説明書&シート付
      →全国の企業に送られているわけですから、相当量の印刷物。
       エコ全盛の時代に時代錯誤
       誰が印刷してるの? → 印刷業者のコンペはしてるの? 癒着?

     ・郵送料は税金?
      ⇒メールで送ってWEB申請すれば無料
     
     ・ちなみに、ネットでの申請はできるらしいのですが、その申請も煩雑&意味不明な日本語

    そもそも、企業体としては一つなのですから行政単位としても一括の処理をした方が効率的なことは自明です。
    これだと、各省庁の余分な仕事(=人)を養う為の業務とみなされても文句の言えないところでしょう。

    競争原理の働かない世界の非効率さを正すことが、日本発展の近道であることを会社を興してから切に感じる次第です。

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    2011年06月04日

    ターミネータ技術

    ある講義を聴いている中で「ターミネータ技術」の話を聞きました。

    ターミネータ技術=収穫時に不妊種子となるよう遺伝子操作する技術
     例えば通常の「大豆」であれば収穫した「大豆」を土に巻けば、芽がでます。
     が、そうすると、種屋がもうからない(毎年、種を販売できなくなる)ので、
     強制的に「発芽しないようにする」技術をターミネータ技術というそうです。

    恥ずかしながら、この言葉を始めて知りました。

    TTPや食料自給率の話はよく紙面を飾りますが、この手の技術論に踏みこんだ記事は見ません。
    (半強制的に隠されているのかもしれませんが・・・)。

    怖いのが、このような植物(遺伝子操作をされた植物を植物とするかは不明ですが・・・)を知らずに食べているかもしれないということ。

    ターミネータ技術云々をどうこういうわけではありませんが、それをわかって食すのと、わからずに食すのでは意味が違ってきます。

    意識の高い消費者が増えていることも確かですので、真面目に食材を集め、職人の手によって「料理」を提供している旅館は、「食」の安全性及びトレーサビリティなどを積極的に公表していってもいいのかもしれません。

    真面目にやっていることを、「真面目にやっていますよ」とPRすることが、怪しい食材から国を守っていく手段の一つなのかもしれませんね。

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    2011年06月03日

    私の判断基準は1日いくら

    塩漬けになっている「一休」から定時株主総会招集ご通知なるものが送られてきました。
     ※ 弊社として購入した株ではなく、個人的に購入した株です。念の為。

    その中で、平成22年4月1日~平成23年3月31日までの1年間の数字で

    1)販売取扱室数 134万室
      ÷365日=3,671室/1日
      ÷24時間=152室/1時間
      ÷60分 =2.5室/1分  

    2)販売取扱高 30,647百万円
      ÷365日=83.96百万円/1日
      ÷24時間=3.498百万円/1時間
      ÷60分 =0.058百万円/1分 = 58,000円

    3)手数料収入 2,543百万円 とありました。
      ÷365日=6.967百万円/1日
      ÷24時間=0.2902百万円/1時間
      ÷60分 =0.004838百万円/1分 =4838円

    と考えるとより具体性がわかりますね。

    一休がそうというわけではありませんが、ネット企業の中でも「年間の数字」で煙に巻こうとする(騙くらかそうとする)企業がありますが、そんな時は冷静に時間帯に落とし込んでいけば判断の目安になります。

    ちなみに私の基準軸は1日。
    1日、いくら売上があるのか?という根拠をもとに物事を判断しています。

    余談になりますが、手数料収入を販売取扱高で割ると、8.29%になります。
    (確か一休みの手数料は8%)

    過分に宿泊施設から手数料を徴収しているわけではないと思いますが、数字があわないのは奇妙なことです。

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    2011年06月02日

    地方物産展と観光誘客

    帰宅のついでに、三宮そごうの「四国物産展」を見て帰りました。

    北海道展ほどの集客はしていなかったのですが、多くの人で賑わっていました。

    個性的な商品が多い中、マネキンさんではない地場メーカーらしき方も多く店頭に立ち、商品をPRされておられ、活気に満ちた空間です。

    ただ、いつも思うのですが「展開されているメーカー」が“どこの県のどの地方のものか?”がよくわかりません。四国といっても名前の通り、4つの国(県)があるわけで、その地方性をもっと売り場にも出してもらいたいものです。

    各店舗に位置関係を表示するのは難しいでしょうから、展示スペースの入り口なりに簡単な地図で「お店」&「売りとなる観光地」を書くだけでも相当な誘客効果が見込めるものと類推されます。

    せっかく地方の逸品をPRするのですから、それに+αで観光もPRすれば一石二鳥かと。
    百貨店もその方が商品に+αで物語も売れるように思えます。

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    2011年06月01日

    明るいニュース

    霧の淡路島に出張でした。

    霧霞の明石海峡大橋は幻想的&橋下に見える「渦」は自然のチカラを感じます。
    移動中でも素晴らしい日本の風景を見ることができるのはありがたいことです。

    伺っていた施設さまでは、4月&5月も絶好調の業績を上げていただいておりました。
    暗いニュースを日本全体が覆っていますが、こちらの施設さまのように順調な旅館は全国に多く存在します。

    このような「明るいニュース」ももっと表に出、プラスの波及効果を促したいものです。

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    2011年05月31日

    不景気.com

    不景気.comというサイトをご存じでしょうか?

    「不景気.com – 不況を乗り切る不景気ニュースブログ | 倒産・リストラ・雇用」

    のタイトルどおり、マイナス情報溢れるニュースばかりを体系的にまとめているサイトです。

    震災以降、上記サイトに「旅館」の名前が出てくることが多いので、残念でなりません・・・。

    逆に「好景気.com」などはあるかな?と思い検索してみたのですが、HITしませんでした。。。
    いずれの時代にも企業の盛衰はあるものですが、何だかやりきれないものがありますね。

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    2011年05月30日

    気をつけよう、甘い話と怪しい話

    久々に神戸で打ち合わせでした。

    東京が本社のある企業様が大阪に支社を出したのでご挨拶に・・・とわざわざお越しいただき情報交換。

    ブログに書けないネタばかりでしたが勉強になりました。
    やはり震災以後、きな臭い話含め業界全体に相当な動きがあるようですね。

    弊社としては、震災のゴタゴタを利用して商売をするのではなく、ひたすら業績向上策を突き詰めていきたいと考えています。ただ悲しいことに詐欺まがいの物件売買コンサル(?)も多数活動しているようです。

     ※物件売買コンサル = 第三者に施設を売ることにより、売買手数料を得る商売

    本ブログをご覧の皆様につきましては、くれぐれも怪しい話や甘い話に騙されないように願いばかりです。

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    2011年05月29日

    美山荘~摘草料理~Ⅱ

    昨年に引き続き、京都の美山荘さんに行ってきました。

    山菜を使った料理を目的に再訪したのですが、素晴らしい料理でした。

    あいにくの台風接近で、北山時雨・・・と仲居さんはおっしゃっていた部屋からの景観
    景観

    菜篭(前菜)
    メニュー

    上記写真と対比させて、名前と食材が一致しますでしょうか?
    前菜

    箸も天然木を細工してあり印象に残ります。
    箸

    この他にも素晴らしい料理が出ましたが、写真はこの程度の紹介で。

    神戸から車で3時間弱とかなり遠いですが、また訪れたくなる時間を過ごさせてもらいました。
    関西にいらっしゃる際は、是非行かれてみることをオススメします。

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    2011年05月28日

    I LOVE KOBE(大阪にいかなくても)

    三宮の店舗をうろうろしていると

    I LOVE KOBE(大阪にいかなくても)

    というPOPを見つけました。

    大阪にいかなくても、三宮でも買えますよ!というPRですが、要は「三宮で物買ってね」ということです。

    地方に行けば、「お買い物は地元資本のお店で」という看板を見ることがありますが、逆にこういった告知を見ると「苦労している感」が滲みでてしまいます。

    商品の魅力度であったり、接客であったり、優位性を保つ努力なしに「地元で買ってね」と言っても消費者はシラけてしまうだけです。

    マイナス発想の告知はやらない方が好ましいと思うのは私だけでしょうか?

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