• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2008年08月09日

    ネットのチカラ~夏の予約状況に考察する

    原油高、それによる物価高による暗いニュースがメディアを賑わせている。

    が、実際はどうなのか?というと私のご支援先旅館さまの7月~8月の実績(予約状況含む)をみると決して悪いわけではない。確かに全宿泊売上に対する旅行会社からの集客割合は昨年よりも減少しているが、それを上回る勢いでインターネットからの受注が好調である。
    しかも、旅館をあげて組織的にネット販売に取り組んでおられる施設様ほど業績が良い。(規模の大小関わらず)。

    「インターネットはただ、有るだけでなく“どう活用するか”が成長の決め手!」と最近話をしていますが、まさにその通りになってきている。
    成功のポイントは
     1)経営陣がネットの有用性を理解し、その意思が施設全体に伝わっているか?
     2)新しいことに挑戦し続けられるか?
     3)実行すると決めたことをやりつづけられるか?
    の3点に集約されるように、コンサルティングをしていて思う。

    SEOやスポンサー広告対策も確かに重要であるがそれは戦術・戦闘レベルの話で、これだけ競合が激しくなってきたネット市場においてはもう一つ上の「戦略」をどうするかが重要なポイントであろう。

    全体の傾向は全体の傾向として、「その中でどう動くか?」ということの多様性がネット販売にチカラを注力することで見えてくる。

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