• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年06月24日

    クーラーのない宿にて

    クーラーのない宿に泊まり、朝は船の汽笛の音で起こされる・・・という体験を

    しました(仕事です)。

     

    現地の方によると、施設的には結構・・・らしいのですが、なぜかクレームもなくお客様も

    喜んでお帰りになられるとか。なので、あえて近代化せずとも昔ながらの運営でもOKなのか!?

    とのご質問がありました。

    確かに夕方は西日で暑かったですが、陽が落ちて夜が更けるにつれ気温が下がってきており

    クーラーいらずの状態になっていました。ただ、本格的な熱波がくると洒落にならないので、

    何か対処すべきとの話も。

    廊下の方が涼しく、部屋の窓とドアを全開にしてお休みになるお客様も多いらしく、

    ある意味で治安が保たれているのかもしれません。

     

    貴重な体験をさせてもらいました。

    2025年06月23日

    誰しも間違いはあるものの・・・

    某地に出張中です。

     

    道中の飛行機で、私の座席に座っておられる方がいました。席を間違えたのだろうと思い

    「その席間違えてませんか?」と私の搭乗券を見せると、自分の搭乗券を確認する前に「えっ!?」と。

    その後立ち上がり。座席の表示を見て「スミマセン、窓側でした・・・」と席を移動されましたが、

    搭乗券をお互い見せあえば、スムーズなのに・・・と。

     

    私も座っていて、「座席違いますか?」と聞かれたら、まずは搭乗券なり新幹線なら特急券を提示して

    お互い確認します。でないと、どちらが正しいのかわからないですし、時間が余計にかかります。

     

    今日座席を間違えた人はスーツ着てましたが、こんな感じで普段ちゃんと仕事できているのか?と

    他人のことながら心配してしまいました。

    2025年06月22日

    戦前日本の「聖地」ツーリズム: キリスト・日蓮・皇室

    を読みました。

     

    昨今もアニメツーリズムなどで「聖地」の話が出てきており、それの元になったような思想や歴史を

    知りたくての購入でしたが、知らないことも多く大変勉強になりました。

     

    人々の思想と聖地、そしてツーリズムの組み合わせに至るまでの記述がなるほど!と思うほど。

    現在において、旅行会社の価値がある(存在する意味がある)教育旅行という観点からも興味深く

    読ませてもらいました。

     

    この書籍で紹介されているような「聖地」には未訪問の場所もあり、今まで積極的に「行ってみよう」

    と思えなかった場所でしたが、機会があれば訪れてみたいと思います。

    2025年06月21日

    「鱧」の値付けブランディングに思う

    先日、神戸阪急(百貨店)で鱧が異様に安く売られていたので、あるクライアント先様の料理長に

    「今年の鱧は安いのですか?」と伺うと、「大きな声では言えないが産地の〇〇では、どうも値決めが

    されていて、これ以下で売らんようにしているようです・・・。で、同じ鱧が神戸の市場

    に来ると値が下がるみたいで・・・」と教えていただきました。

    又、一般市場に「鱧」が出ても、家庭で食べる文化が減っているようでどうしても値が下がって

    しまうそうです。

     

    伏字にしていますが、〇〇は関西の人なら誰でもわかるでしょう・・・。

     

    同じ鱧でも卸される場所で値段が上下するようで、京都や大阪の料亭などにいくと

    「料金なんぼでも良いので良い鱧送って」と言われるそうです。神戸も最初は同じような

    こと言う人が多いらしいですが、最後には「もうちょっとやすうならんの?」と。。。

     

    鱧ブランディングも認知度を拡大していますが、魚種や漁場によって取れた海産物の値段が

    変っていくことが市場のおもしろさでもあります。鱧、河豚、蟹、のどごろなどの食材は

    こういった波をくぐり抜けてブランドを維持してきていますが、話題の米はそういった話は

    あまり聞きません。自由市場ばかりを追い求めるのは食糧事情の問題から難しいのかもしれ

    ませんが、守るばかりでは市場も成長しないのだな、、、と改めて実感した次第です。

    2025年06月20日

    選挙の「公約」になる観光

    自民党 公約・政策パンフレット

    との記述がありました。確かにインバウンド市場は活性化していますが、その恩恵が日本人「だけ」に

    集まっているわけではなく、違法民泊や白タク問題、宿泊施設の外資参入など多岐に渡る問題が山積み

    です。

     

    選挙の「公約」とするには、よりインバウンド活性化の恩恵を日本人に集中させる、という方が正しい

    のではないでしょうか?一部、オーバーツーリズムに悩まされている地域や公共交通機関のマナー問題

    など日本人にマイナスの影響が出ていることも確かで、その反面儲かるのが外国人・・・だと目も当て

    られません。

     

    経営でも儲けが出ている時が改革改善のチャンスであり、下降基調の時の改善よりもはるかにやり

    やすく効果検証もしやすくあります。単純に政策の愚にさせることなく、観光立国として永続していく

    仕組みの構築が求められています。

     

    2025年06月19日

    生産性を阻害する迷惑電話

    先日、クライアント先様で会議をしていると迷惑電話が「携帯」にかかってこられていました。

    個人や会社の携帯にまで迷惑電話や営業電話をかけてくる悪徳企業もあり、「そんなことされて

    営業受けると思っているのですかね?」と会議メンバーで首をかしげていました。

     

    今日はオーストラリアの番号から着信がありましたが、そんな電話とるわけありません。

    電話番号を記載していない企業やサイトも増えてきましたが、宿泊産業ではそれはできず

    難儀されている方々は多いのではないでしょうか?

     

    電話受けをするサービスもありますが、コストの問題があり抜本的な改革にはほど遠くなって

    います。ホントにそういったことしてくる人たち困った問題ですね。

    2025年06月18日

    マナーではもはや歯止めが利かない世の中

    自転車 交通違反「青切符」反則金額決定 来年4月1日から取締り

    というニュースが流れています。

     

    最近に限らず、マナーの悪い・・・という概念を飛び越えた自転車運転をしている人も

    いるので、仕方のない規制なのかもしれません。

    私の地元のポートアイランドにかかる橋は歩行者も自転車もOKなのですが、坂や狭い場所では

    「自転車を降りて押して走行してください」の標識や係員さんがいる場合でも猛スピードで運転している

    人もよく見かけます。

     

    今日はさらにタバコ片手で吸いながら運転しているおばさんにも遭遇し唖然としてしまいました。

    マナー云々の話では、もはや抑止力にもならないので・・・ということの法改正でしょうが、

    危険運転している輩を一斉摘発してもらいたいものです。

    2025年06月17日

    現場でしか知りえない情報の重要性

    有馬温泉に出張でした。

     

    ここ2~3日で一気に気温もあがり、梅雨の湿気で現場の空調を冷房にされたそうです。

    中途半端な気温だと冷暖房の切り替えに手間がかかりますが、季節の風情を抜きにすると

    暑いか寒いかはっきりした方が施設にとってはよいのかもしれません。

     

    今日もブログにかけないネタ満載でしたが、こちらのクライアント先様もエリア外のことは

    マスコミ等での発信などでしか知りえないので、他地域のリアルな話をすると驚かれていました。

     

    ネット上にのらない(載せれない)話の情報をどれだけ仕入れられかと、そこからどういったルール

    化をするのかが最重要と改めて実感した次第です。

    2025年06月08日

    「晴雨兼用傘」

    先日、久々に大阪の東急ハンズに行ってきました。

     

    梅雨シーズン突入前ということで、売場の一角に、男女ともどもの「晴雨兼用傘」コーナーがあり驚きました。

    個人的に晴れの日に日傘をさすという習慣も概念もありませんが、今の常識はアップデートされて

    いるようです。

     

    売り場コーナーを見ても、個人的に使おうとは思いませんでしたが、旅館においても街歩きできるよう

    雨傘を置いている事例はよく見ますが、これからは「晴雨兼用傘」を置く必要があるのか?とも。

    それほど今の気候や太陽熱はカラダに害があるということと認識しました。出張ばかりではなく

    都会のショップも見て回る意義を感じた出来事でした。

    2025年06月16日

    空気飛ばすくらいなら人を飛ばしてほしい・・・

    長崎に出張でした。

    搭乗予定便が、長崎空港強風の為、着陸できない場合は伊丹空港に引き返す条件付き運航に

    なりましたが、無事に長崎に到着することができました。

     

     

    始発に乗って空港に到着してから、条件付きとい言われても・・・というパターンですが

    こういったケースで本当に引き返したことはありません。ただ、強風の影響か長崎空港から

    壱岐に向かう便は欠航となっていました。

     

    さて、全国的に修学旅行全盛時期とはいえ個人が動きにくい6月。月曜の朝イチ便でしたが

    空席も目立ちました。ただ、特に航空運賃が安いというわけではなく、需給バランスに合わせて

    料金変えているのか?とも。

     

    人が動けば地域も活性化しますので、空気飛ばすくらいなら人飛ばした方が良いと思うのですが

    航空行政は摩訶不思議です。

     

     

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