• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年12月26日

    お正月の旅館予約をするには・・・

    再び下呂に出張でした。

    全国的な正月の国内旅行の傾向ですが、燃油サーチャージの影響でかなり回復してきているようです。特に都会のホテルはほぼ満室とのこと。
    海外旅行の高騰により国内旅行にシフトしてきているようで、私のご支援先旅館さまもすこぶる調子が良いとのことです。

    ただし、旅館業界の問題点として「ダミー予約」の問題があります。
    業界の構造的な悪癖ですが、旅館は旅行会社に客室を提供し販売をかけてもらっています。旅行会社としてはその客室を「売って」初めて手数料収入が入りますので、正月などの繁忙期には「本当に売れていなくても、あたかも売れているようにダミーの予約」をいれてきます。キャンセル料がかかるギリギリまで客室を抑えておくのです。
    この風習、『旅行会社が部屋を売り切る時代』ですと問題ないのですが、現在のようにお客様がダイレクトにHP等から予約をする時代にとってはやっかいです。
    例えば、旅館にお客様から正月予約をしたいというTELがかかってきても、客室を旅行会社に抑えられているので「売ることができない」のです。そして、直前に旅行会社からキャンセルをくらうとたまったものではありません。

    有名な繁盛旅館でも上記のようなことが起こっていますので、正月旅行をされたい方はあきらめずに「宿に直接TELする」ことをオススメします。この時期、旅行会社からの「ダミー予約」キャンセルが相次いでいますので、予約ができるかもしれません。

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