• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年5月
    « 4月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2014年09月23日

    『北の屋台』の商品は『店』ではなく『屋台のある空間』である

    以前から行ってみたかった「北の屋台」に行ってきました。

    休日ということもあり、多くの人でにぎわっており、お目当てのお店は満席だったので、屋台の卒業生の店に行きました。
    ・・・すると、屋台はお客があふれるほど繁盛していたのに対し、「卒業生」のお店は閑散としていました。

    「卒業」ということは、屋台でノウハウを学び、巣立つという意味だと思います。
    が、卒業した店よりも、今の言うなれば修行中の店の方が同じカテゴリーの店でも繁盛しているということは、「店」の商品よりも、観光地としての「屋台」という非日常性の商品にお客が集まっているということです。

    帰路のタクシー車内で、運転手さんが「僕たちは屋台にはいかないんですよ。高いというイメージしかなくてね・・・」と話していたことからも、地元の人ではなく「観光客」をターゲットに商売しているのが「北の屋台」という『商品』なのでしょう。

    色々と考えさせられることがある経験でした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】