Author:大坪敬史
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 7月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
![]() |
「闇学」入門 (集英社新書) (2014/01/17) 中野 純 |
を読みました。
戦中の空襲体験による暗闇への恐怖が、日本を明るい国へと走らせたという視点は「なるほどな~」と思いました。
戦前、日本人は「闇」を楽しむ術を身につけていましたが、それが急速に失われたことのデメリットにも考えさせられるものがあります。
「蛍狩り」はそもそも「蛍」の光を見るものでなく、その背景の「闇」を楽しむものと言われると、そういった情景を是非見てみたくなりました。
確かに海外のラグジュアリーホテルなどでも、夕刻以降は「暗い」です。
ただ、その暗さ、闇の中での付加価値の造成ということが非常にうまいです。
日本の旅館などでも作為的に「暗さ」や「闇」を演出することによる付加価値や差別化については一考の余地があります。
「暗さ」や「闇」、陰翳礼讃の世界を表現した宿などあれば非常に面白い成果が出ることでしょう。
◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。
ブログランキング参加しております。更新の励みになります。
↓人気blogランキングへ