• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2014年03月27日

    「闇学」入門

    「闇学」入門 (集英社新書) 「闇学」入門 (集英社新書)
    (2014/01/17)
    中野 純

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    を読みました。

    戦中の空襲体験による暗闇への恐怖が、日本を明るい国へと走らせたという視点は「なるほどな~」と思いました。
    戦前、日本人は「闇」を楽しむ術を身につけていましたが、それが急速に失われたことのデメリットにも考えさせられるものがあります。

    「蛍狩り」はそもそも「蛍」の光を見るものでなく、その背景の「闇」を楽しむものと言われると、そういった情景を是非見てみたくなりました。

    確かに海外のラグジュアリーホテルなどでも、夕刻以降は「暗い」です。
    ただ、その暗さ、闇の中での付加価値の造成ということが非常にうまいです。

    日本の旅館などでも作為的に「暗さ」や「闇」を演出することによる付加価値や差別化については一考の余地があります。
    「暗さ」や「闇」、陰翳礼讃の世界を表現した宿などあれば非常に面白い成果が出ることでしょう。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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