• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年04月26日

    人手不足でお昼は「お休み」の和菓子店

    先日、新潟空港近くのロードサイドにある地元でも有名な和菓子屋さんに立ち寄りました。

    以前より、店員さんが少なくなっており、レジで待つような状態の時はそっと店を出る

    のですが、その流れがさらに加速していました。

    店頭に「12:00~13:00は昼休憩の為、休業します」とのポスターが貼られて

    おり驚きました。

     

    土地の借入から建物、人件費を鑑みても営業時間を絞ることは経営上望ましくありませんが、

    それでも人不足で営業できない、という状態なのでしょう。

    ドミナント戦略で多店舗化してきた店も、人手不足の波には勝てていないことがわかり・・・。

     

    旅館でも夕食は20:00までに終わらせてください。それ以降はスタッフがおりません、的な

    話も現実味を帯びてきています。

    そういえば、市中の飲食店でも閉店近くになると顧客を追い出すような接客もあると聞いて

    います。これだけ世の中が人手不足なので、旧来の営業形態を全業種で見直す時期なのか

    もしれませんね。

    2025年04月25日

    旅館のカメムシ対策

    暖かくなってきた影響でカメムシさんも部屋に出没する頻度が高くなりました。

    昨日も1晩で30匹ほど仕留めました。

    外壁に特殊な薬剤を塗って対策をしているせいか、部屋に入って2~3分飛び回ってポトッと

    落ちたり、壁で休んでいるところを仕留めるのですが、やり方を知らない人には恐怖のようです。

     

    幸い、各地でカメムシさんのお世話?になっているので、通常の人よりは耐性がついている方

    だと自負しておりますが、さすがにカーテンを閉めた時にボトボトボトと落ちてきた時はなんとも

    いえない感覚に陥りました。

     

    それだけ大自然の中に立地しているので贅沢な空間ではありますが、お客様のクレームの

    要因になるので対応が難しいですね。

    様々な対策グッズが出ていますが、結局はガムテープで巻き取って、というのが匂いも少なく

    一番の対策ということにこの虫の難しさがあります。

    2025年04月24日

    団体ツアー客と同じ飛行機・・・

    飛行機出張でした。

     

    運悪く、機内でトラピックスのバッチを付けた団体と一緒でした。

    ツアーで旅行することは良いことですが、マナーが悪い客がバッチつけていると、

    その旅行会社の品質にも影響します。

     

    そんなのが横に座って長時間いるとゲンナリすると共に、年老いてもツアーに参加する

    のではなく、自分で交通機関や宿を手配しよう!、そうでないなら旅行から引退しようと

    心に決めた次第です。

    2025年04月23日

    2025GWの予約状況

    GWの予約状況がどうなっているのか?とじゃらんの「GW(ゴールデンウィーク)に泊まれる宿」を

    見てみました。

     

    ※兵庫県:どのエリアも満室の宿がありません・・・。

     

    傾向的に九州や四国などでは5月に入ってのGWは空室が少ない感を受けましたが、それ以外の

    地域ではまだまだ予約できる状態です。

     

    ユーザーの不景気感+宿側の原価高騰による料金UPの両方の側面が要因でしょうが、全国的に

    マズイ状態が見て取れます。

    もちろんGWといえど、直前予約は多く発生するでしょうが都市圏から遠い地域は、そう気軽に

    行くこともできないので難しくもあります。

     

    インバウンドで・・・の記事も多く流れてきていますが、実際の予約状況を見るとそう

    楽観ばかりしていられない現状が見て取れます。

    2025年04月22日

    お客様の「すみ分け」は重要

    引き続き、群馬に出張でした。

     

    朝は寒い位でしたが、徐々に気温が上がり夕方には19℃+日光で春を通り越して夏でした。

    訪問先の旅館様の庭や周辺の河原の桜は満開でしたが、すぐに葉桜になってしまうことでしょう。

    「冬から春飛び越えて一気に夏ですね!」と話をしておりましたが、日本の四季が薄くなるのは

    残念なことです。

     

    静かな温泉地で、まだインバウンド客もほぼいらしていないので、ご宿泊のお客様に驚かれる

    とか。こういった温泉地が永く続くためにも「すみ分け」は必要と改めて感じた次第です。

    そういった話をご友人に聞き、ご来館されるお客様も多く、そういったお客様がリピーターに

    なられるとのことです。

    2025年04月21日

    初夏の群馬

    群馬に出張でした。

     

    神戸の桜は葉桜になってしまいましたが、現地は「今が満開」といった見事な

    景色でした。これだけ桜が咲き乱れている地域ですが、桜目当てのインバウンド客は

    ほぼおらず、雪が融けると共に消えていった感があります。

     

    ただ、訪問先の施設様ではその分日本人リピーター様などに支持されており、今日も少ないかな?

    と思っていたらあれよあれよと予約が入り、結局大忙しという嬉しい悲鳴を上げておられました。

     

    ただ、難敵が気温で朝晩は6℃近くまで下がり、日中は20℃近くになるので冷暖房の切り替え

    が大変とのこと。お客様が多い分、気候に対する感じ方もそれぞれで、個別対応が難しいとのこと

    でした。

     

    2025年04月20日

    衣替えの時期の前倒しを

    全国的に夏日が発生したようですが、神戸も一気に夏になりました。

    こうなると衣替えの時期も過去の気候に合わせるのではなく、現在の気候に合わせ

    前倒しした方がよいのでは?と思います。

     

    さすがに公共交通機関は気温に合わせ、冷暖房を入れるでしょうが、先日の新潟空港しかり

    大型施設では的外れな空調を行い、それに伴って体調不良を起こす人も出てくるでしょう。

     

    吉田兼好は「家のつくりようは夏をむねとすべし」と述べていますが、これは寒さ対策は

    着こんだりで対処可能だけれども、暑さにはどうしようもないというところからきています。

     

    吉田兼好が生きた鎌倉時代末期は今から700年以上前ですが、確実にその時代より暑くなって

    きており、熱中症などの知見も広まってきているのでビジネスシーンなどでも臨機応変で服装

    を選んでも良い、とすべきです。

     

     

    2025年04月19日

    神戸空港国際化に思う

    先週4月18日に神戸空港国際線が就航しました。

     

    ■【速報】神戸空港に国際線が就航 最初のチャーター便が到着 
     神戸の観光「1人負け」改善にも期待

     

    記事にもありますが、神戸は観光都市のイメージがありますが、昼間観光して
    夜は大阪や京都のホテルに泊まる、という日帰り観光都市です。

     

    都市レベルの話でも「日帰り客」よりも「宿泊客」獲得を重視しないと経済効果が
    薄く、文化的にも発展していかないという悪い事例が神戸空港国際化によって改善
    されることをイチ神戸市民としても願っております。

    2025年04月18日

    暑い!寒い!と言われにくい場所

    引き続き新潟出張でした。

     

    朝起きると昨日より格段に気温が上がっており、初夏というより夏!といった

    感じでした。そんな中、帰路利用した新潟空港では未だ暖房がかかっており、こういった

    ところが「公的施設」のダメなとこだな~と。

     

    お客様も旅館には暑い寒い!とガンガンいうのに、公的機関には「言う先」がない(見つからないよう

    にしている)為、我慢されるようです。

     

    各種補助金が出ているとはいえ、未だ集中管理で空調をコントロールしている宿が多いでしょう

    から、これからの季節は鬼門です。暑くなって冷房に切り替えたら寒の戻りで寒く・・・なんてことは

    日常茶飯事です。はやりのSDGsの為にももっと宿に空調での補助金がドバドバ出るとよいですね。

    2025年04月17日

    季節の変わり目の新潟より

    新潟に出張中です。

     

    レンタカーを借りた時、車内が暑く窓を開けていないと耐えれないような気温&日光でした。

    ただ、日陰に入るとヒンやりするので空調が難しい時期になってきました。

     

    訪問先の旅館様は4月はメンテナンス休館が多いのですが、その分営業日にお客様が集中し

    今日も満室とのこと。桜もハイシーズンなので旅行需要が高まっていますが、インバウンド客は

    皆無でした。

     

    為替動向が全く関係なく、日本人のお客様が多いとこういった時は強いですね。

    4月下旬のプチ工事で益々施設が強化されるのでリピーター様の増加につながると実感

    しております。

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