• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年08月09日

    直前予約の顧客心理

    顧問先施設さまとの会話です。

    ※AGT比率10%以下の施設さまです。

    大坪:「お盆の状況はどうですか?」

    先方社長:
    「いや~。おかげ様で埋まってきてますね。7月の段階ではどうしようかと思いましたが、直前でNET&TELでの予約がすごいことになってます」

    大坪:
    「なるほど~。値を下げずに安売りしなくて正解でしたね!」

    先方社長:
    「いや~。全くその通りですよ。直前予約されるお客様の傾向として、“急に休みが取れたので”というニーズの方が多く、値切ることはほとんどしないですね。逆に予約が成立すると感謝されますよ」

    この夏の大坪の顧問先施設様の繁忙時期予約状況を見ていると、直販売にも関わらず6月頃から予約を入れる人が多くいらっしゃいました。逆に中だるみと申しますか1ヶ月前の予約が減り、直前に駆け込みがある、、、。といった具合です。

    海外旅行も「ふらっと」思い立っていく時代ですから、国内旅行も以前のような“念入の計画”は無くなって来つつあります。

    直前のお客様ニーズに対し、うまく「網」をはるマーケティングを実行しておられる施設が、個人の動く時期の“繁盛旅館”になっているような気が、全体的な傾向から読み取れます。

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