• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年11月13日

    電車へのキャリーバック持ち込みについて

    京都に出張でした。

     

    優先座席に座り、ベビーカースペースにキャリーバックを大量に陳列している

    インバウンド客を眺めつつの訪問でした。阪急電鉄もつり広告などで英語で啓蒙活動を

    していましたが、あまり意味を為していないようです。

     

    観光業界以外の地元住民の皆さんにとってはまさしく「オーバーツーリズム」の弊害です。

    私鉄なので難しいのかもしれませんが、キャリーバック持ち込み1個につき●円としては

    どうでしょう?実際、飛行機などはキャリーバックの数や重さで超過料金を徴収している

    わけですから倫理的には問題ないかと。

     

    併せてライドシェアなどを解禁し、移動の多様化を推進しないとこの問題は解決しないでしょう。

    私もタイや台湾などに行った時に、空港から公共交通機関を使わずタクシーなどを利用してまず

    ホテルにキャリーバックを置きます。その選択肢の「少なさ」がこういった問題の一因に

    なっているように思えてなりません。