• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年11月24日

    湯たんぽの復刻

    原油高&急激な寒さにより「湯たんぽ」が人気らしい。

    以前、日本海側の旅館に宿泊した際、「湯たんぽ」ならぬ「行火(あんか)」が布団の中に入っており、非常に心温まる体験をしたことがある。

    暑い・寒いは季節のはっきりした日本に生まれてきたこそ1年周期で感じることができるのだから、それを楽しめばよいと私は思う。

    原油高という経済側面からの「過去の風物詩」の復刻であれば、こういった古来の知恵を活かし(楽しめる)暮らしこそ『豊さ』であると。以前、ある旅館業経営者の方に「本当は冷房も暖房も部屋に付けたくないんです。自然を楽しんで欲しいのです。でも、それだとお客様からクレームが出るので最低限の設備は付けていますが・・・」と聞いたことがある。
    「ホテル業」で上記のようなことは不可能であろうが「旅館業」の場合、演出の仕様によって『自然を感じる滞在』は可能である。

    そんな風流が実現できるようなコンセプトを持つ旅館があっても、今のお客様からの支持は得れるものと朧げながら思うこの頃です。

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