• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年12月17日

    タイ観光市場の今後

    タイ~プーケット旅行の総括です。

    滞在することによる「観光コンテンツ」(ホテル、ショッピング、観光要素など)は非常に優れており日本の観光地も見習うべき点が多いと思いました。アルカイックスマイルから来ているかどうかは不明ですが、「観光地」の各人におけるホスピタリティは目をみはるものがあります。あれだけの「笑顔」で仕事ができるということは、訓練のほかにも民族的な要素が大きいのでしょう。この点において、タイの観光はますます栄えていくものと思えます。

    1点、改善を求めるとすれば「交通機関の貧弱さ」が上げられます。これは公共交通機関の少なさ、観光地~観光地へのポータビリティの貧弱さ、交通渋滞といったハード的なものと、現在の観光客の主要移動手段であるタクシー運転手のレベルのバラツキによります。

    空港から主要都市は現在のようなバス・タクシーだけでなくモノレール・鉄道などの公共交通機関の発展が個人観光客を取り組むのには重要な要素でしょう。
    この点は今後のタイ経済において改善がされていくと思われます。

    タクシー運転手のレベルのばらつきについてですが、上記のような公共交通機関がないためにのさばっていると言いますか・・・。メーター制であっても、こちらが観光客で事情を知らないとみると料金を交渉でふっかけてきたり、高速料金として支払ったお金のおつりをちょろまかしたり・・・。額の多寡ではなく、気分を害す行動が目立ちました。料金をちょろまかした運転手が寺院の前を通りかかったときに、手を合わせて拝んで通り過ぎていましたが、宗教概念と「やっていること」の乖離に疑問はないのか?とも思った次第です。
    しかし、片一方で真面目にタイの話題を話しながら気持ちよく目的地まで連れて行ってくれた運転手もいます。

    ありとあらゆる事象においてそうですが、他との比較においてしか自が見えてこないということがあります。今回のタイ~プーケットではそういった意味でも勉強になりました。
    海外に行くことは様々な意味でも勉強になります。

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