• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年7月
    « 6月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2007年11月28日

    「お手間おかけします」という検札行為

    下呂に出張でした。

    復路のワイドビュー飛騨で検札にまわっている乗務員さんが
    「お手間をおかけします」と言って、切符の検札を行っていました。
    初老の老紳士風の方で「業務にプライドをもっていような雰囲気」を感じることができました。

    一般的にJRで検札を行う乗務員は
    「切符拝見します」といいます。

    「JRの乗務員の業務=検札をすること」であることは間違いありませんが、その行動をどう「発露」させるかは個人の資質によるところが大きく関わってきます。

    席に座っているお客様の立場で「お手間をおかけします」というのか、
    検札を実施する乗務員の立場で「切符拝見します」というのか。
    業務としては同じですが、どちらが仕事にプライドをもっているのかと問われれば、私は確実に前者であると思います。

    旅館の支配人クラスの人に「かしこまりました」、「承知しました」と言われると、謙遜されているのですが尊敬してしまうように、「言葉」の持つ重要性とその背景の「姿勢」が読み取れます。

    誇りを持って仕事をすることの重要性を飛騨路で揺られながら思っていました。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】