• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年01月21日

    極限メシ!: あの人が生き抜くために食べたもの (ポプラ新書)

    を読みました。

    食のエッセイは書店コーナーでも奥の方におしやられており、あまり見かけることはないのですが、

    本書籍は目立つコーナーにあったので、何気なしに読んでみました。

    サバイバルや極限の状態で生きている人の「食」の記載がリアルに描かれており参考になりました。

    こういった視点で普段の「食」を考えることはありませんが、「食べる」ということの根源が

    描かれているように思えました。

     

    2020年01月20日

    大寒の日の新潟

    新潟に出張でした。

    本日は「大寒」。一年で最も寒い日ですが、雪ではなく冷たい雨が降っていました。

    何でも新潟でも雪不足でスキー場が大変なことになっているようです。

     

    訪問先の旅館さまでは、平日にも関わらず多くのお客様でにぎわっていました。

    現在計画中の設備計画が通れば更なる繁盛間違いなしです。

    そういったことを念頭におきながら様々な施策を講じていただきました。

    2020年01月19日

    悪意ある架空予約対策~宿の防御力を高める~

    正月の高級客室、無断キャンセル…同じ名前で5施設予約・連絡つかず

    というニュースが流れています。

    報道によると

    栃木県内五つの宿泊施設で今月、同じ名義人の宿泊予約がいずれも無断キャンセルされ、

    少なくとも計100万円以上の被害が出たことが17日、県旅館ホテル生活衛生同業組合

    青年部への取材でわかった。

    約はいずれも高級な部屋で、時期も正月だったことから損失は大きく、施設側は既に警察に相談、

    予約者を相手取った民事訴訟も検討している。

     同青年部によると、無断キャンセルされた施設は、那須塩原市の塩原温泉郷で2軒、

    日光市の鬼怒川で2軒、那須町の那須高原で1軒。8月以降、いずれも電話で同じ名前で予約

    があった。予約日は4軒が1月2日、1軒は同3日。いずれも10人の宿泊予約があり、露天風呂付

    きなど施設の中でも高額な部屋を予約していたという。

     

    とのことで明らかな「悪意」を感じます。

    予約した宿が高級であろうがそうでなかろうが、当該宿の被害は大きいでしょうから

    関係機関には犯人の逮捕と厳罰を望みます。

     

    海外のホテルなどではクレジットカードでの事前決済が主流ですが、日本ではそういった商習慣は

    少なく「お客様の善意」を前提にした商売を続けてきました。しかしながら、インバウンド客が増え、

    かつ人心も乱れている時代に突入していますので、一部の「悪意ある人間」の排除も求められます。

    宿の防御力を業界全体で高めていかなければならない問題です。

    2020年01月18日

    JAPAN RAIL PASSの問題点

    春節のせいもあり、特に今のシーズン外国人観光客の皆さんが多い時期です。

    昨日も高山~名古屋のワイドビューひだも大混雑していました。

     

    多くの外国人観光客の皆さんが、JAPAN RAIL PASSを使ってJRで移動されて

    います。普通車利用で大人¥29,650円で7日間全国のJR乗り放題という破格の

    チケットです。国策としての観光振興を後押しするものでしょうが、混雑時期に

    多くの問題が発生します。

     

    そのうちの一つが「過剰混雑」。JRは混むと予測がついていても、よっぽどのこと

    がないと車両を増やさないので、冬の高山(特に春節時期)など大混雑が発生します。

    そこで、正規料金を払っている日本人よりも安いチケットをもっている外国人観光客の皆さんが

    優遇される、というおかしな話が発生します。何も高山だけではなく、全国で同じことが

    起こりうるでしょう。

    特定の列車で、JAPAN RAIL PASSの枠(指定人数に達したら予約STOP)などを決めて

    いかないと日本人冷遇の状態は続いてきます。

     

    国として「富裕層をもっとよぶために高級ホテル50件追加!」などと言っているわりに

    チケット安売り施策を続けているわけですから、論理が破綻しています。

    人気路線はJAPAN RAIL PASSを使えなくして、周辺に波及させていくなど幅広い議論が

    行われるべきと考えるのは私だけでしょうか?

    2020年01月17日

    運び雪 ~飛騨高山にて~

    飛騨高山に出張でした。

    道中、雪もなく高山駅に到着したところ、駅前に雪がこんもり残っていたので

    「雪、降ったのですね!」と伺うと、「いえ、違うんです。あまりにも雪が降らないので

    奥飛騨から雪を運んできているんですよ・・・」と。

    冬の高山は、「雪景色」を楽しみにいらっしゃるお客様が多いので、せめて・・・ということで

    運び雪をされているそうです。

     

    高山のみならず、白川郷もそれほど雪が降っていないらしく、この時期の「冬のライトアップ」が

    雪景色ではなく・・・という状況とのことでした。

     

    やはり冬は「雪」が降らないと観光に多大な影響を与えます。

    高山駅

    2020年01月16日

    Internet Explorer 終了・・・

    Internet Explorer を業務で使っています。

    ただ、Google Chromeでないとうまく動かない管理画面などもあり、

    7:3くらいの割合でIEを使っていました。

     

    今日もInternet Explorerでネット業務をしようとすると、「お気に入り」の中の

    フォルダが消えていました・・・。???と思いネットでググってみると他にも

    同じようなことになった人も多く、原因はわからずしまいでした。

    こうなるといよいよInternet Explorerを使うわけにはいかないので、全てChrome

    に移行させた次第です。

     

    サポートが終了しているプラウザを使うとコウなるのか・・・と教訓を得たのと同時に

    IEを使っているユーザーもまだ多いでしょうから、今後トラブルが発生しそうな予感がします。

    2020年01月15日

    長崎の冬の観光コンテンツ

    長崎に出張でした。

    長崎空港についた時は風は強かったのですが、それほど気温は低くなく

    レンタカーでスタッドレスタイヤを借りていたのですが、必要ないかな?と

    思い走っていると山の中腹にさしかかると突然ピコンと注意音がなりました。

    何かな?と思ってメーターを見てみると「急激に気温が下がっています」と

    いう警告音でした。確かに気温が一気に0度に近くなり路面も一部凍っている箇所もありました。

     

    九州=南の国で暖かい、といイメージがありますが標高が上がると気温は氷点下にも

    なりますし、雪も降ります。ただ、その雪で特別な景観を作り観光コンテンツにも

    なりますので、悪いことばかりではありません。

    要はバランスですが、そのバランスがなかなか難しいのが昨今です。

    2020年01月14日

    すき焼き~「関西風」~を試食しました

    有馬温泉に出張でした。

    訪問先の旅館様で「すき焼き」の試食を行いました。

    砂糖の種類をかえて実験しましたが、味の違いが明確で面白かったです。

     

    普段、お客様に「すき焼き」を提供されているスタッフさんにお客様と

    同じように作っていただいたのですが、関西風のすき焼きなので、

    「関東のお客様」から驚かれる、という話がありました。

     

    関東風は割り下で「煮る」。関西風は「焼く」。

    というのが違いですが、こういった食文化の違いも旅行のだいご味ですね。

    どちらが美味しい、と目くじらたてるより「こんな食べ方があるんだ!」と

    楽しんでいただけるお客様に多くご宿泊いただいていることも強みの一つです。

    2020年01月13日

    市道の工事に思う

    自宅があるマンション前の道を年明けくらいから工事が続いています。

    市道なので、施主は神戸市のようです。一部、工事が終わった箇所をみてみると、

    変わったところは「街灯」がついているかどうか。

    昨今、物騒なニュースが続いていますので「安全」という観点からの施策でしょう。

    私が住んでいるポートアイランドは子供多く、子供の安全対策は必要です。

    人口も多いので費用対効果も高いでしょう。

     

    ・・・しかし、該当をつけるのに道の土をほりかえしてアスファルトはって

    さらにその上にタイル加工、、、など「それいりますか?」という工事もあります。

    もちろん、住民としてはきれいになるのは良いことですが、果たして必要な投資なのかは謎です。

     

    費用対効果の高い公共工事、どこで歯止めをかけ、効果をどうはるか?とは難しいんだろうな~

    と思いつつ、工事中の道の横を通っていました。

    2020年01月12日

    70歳を超えても働ける職場

    日経新聞のニュースに
    「70歳超えても働く」60代の54% 日経郵送世論調査

    という記事がありました。

    記事によると

    70歳以上まで働くつもりだと答えた人が60歳代の54%にのぼった。

    18年秋に実施した前回の調査に比べて9ポイント増えた。

    「人生100年時代」を迎え、高齢者を中心に就労意識が大きく

    変わっていることが浮き彫りになった。政府も企業も、高齢者が

    働き続けることができる制度づくりが迫られている。

    とのことでした。

     

    ふと、思い返すとクライアント先様の旅館には高齢のスタッフが多く

    いらっしゃいます。皆さん年金を貰えている年なので、働かなくても生活

    できるのですが、「小遣いを孫に・・・」や「働かないとボケるから」という

    理由で通常シフトよりは緩いシフトで働いておられる方々も多くいらっしゃいます。

    そう考えると旅館は「高齢者雇用」という観点からかなり貢献しています。

    永く働く、ということが言われている前から高齢者が働いているわけで、この点は

    もっと評価され、恩恵が国からあってもよいのでは?と。

     

    いずれせによ、永く働くという時代に、職の候補として旅館業がもっと選ばれる時代に

    なれば良いですね。

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