• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2009年1月
    « 12月   2月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2009年01月10日

    「観光系大学」看板倒れ 業界就職は卒業生のたった2割

    YAHOOニュースより 「観光系大学」看板倒れ 業界就職は卒業生のたった2割

    とあった。

    観光立国に向け、「卵が先か鶏が先か」という議論があるが、「卵」はうまく「鶏」にならなった・・・という記事。ここで思うのは「ならなかった」のか「なれなかった」ということ。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    「ならなかった」
     ⇒ 観光を学んで、“あえて”観光業界に行かなかった
     
    「なれなかった」
     ⇒ 観光を学んだけれども、“自分の希望する観光職種”に就けなかった

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    どうもこの話題の根本に「観光の華やかなイメージ」だけを追求し、入学生を獲得しようとする「資本の論理」と、安易にそれにのってしまう者の虚無な関係を見出してしまう・・・。

    そもそも、学生時代までに学んだことを活かして「仕事」が出来るくらい世の中は甘くない。大学の4年間で学んだこと、卒業するのを22才とするのであれば、それまでの経験で「社会」を生き抜くことができるということが「幻想」であることを教えた方がよっぽど、大学と企業と学生に有意義なことと個人的に思う。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】