• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年11月16日

    住所=ホテル?

    ご支援先施設さまの事例です。

    海外のお客様を多く取り込んでいる施設さまの事例ですが、住所=東京のホテルというケースが増えてきているようです。
    日本に長期滞在=交通の便がよい場所=東京。そして、東京を基点に旅館に宿泊、、、というケースです。

    常識で考えると、東京でホテルに滞在している宿泊料+旅館の宿泊料は無駄のように思えますが、本当に旅館に泊まりたい海外客にとって料金は気にならないのでしょう。
    ・・・と考えると、上記のようなスキームでの商品開発も可能ということ。こういった商品は本来はAGTが考えるべきことでしょうが、、、。ビジネスホテル+旅館という展開も考えられるということを教えられました。

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    2007年11月14日

    お一人様マーケット

    山中温泉に出張でした。

    会議で標記のような話題に。特に女性を意識してプラン造成をされている旅館さま・ホテルさまが多いのですが「実際の宿泊は男女問わず」という話で盛り上がっていました。

    世間一般的に一人旅=女性というイメージがあり、確かにそういったお客様も多いですが男性が一人旅をしない・・・というわけではないようです。事実、一人旅プランを造成されておられる旅館さまには多くの「男性客」が訪れているとのこと。

    我々の既成概念を超えたところにお客様の「行動」があるという事実を再認識した次第です。
    時代とともにお客様の「行動」はかわってきており、いかにすばやくダイレクトな骨格を提供できるか否かがPOINTになってきています。

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    2007年11月15日

    小松空港

    小松空港⇒羽田空港⇒東京事務所⇒羽田⇒神戸AIRの旅路でした。

    小松空港、先月に搭乗した際にはじめて利用したのですが、ビジネスユーズの非常に高い路線です(今日も朝一の便が満席でした)。冷静に考えれると金沢から東京に行くには、列車であると名古屋経由か越後湯沢経由でしか行けず非常に時間がかかります。
    又、小松⇒羽田線は特割で13,000円程度と列車に比べてもリーズナブル。

    北陸新幹線が整備されると状況は変わるでしょうが、しばらくはAIR有利になるでしょう。
    ビジネスだけでなく、「観光」でも近さが認識されればもともと「観光力(観光要素)」に富んだ地域ですので発展の可能性は大いにあります。

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    2007年11月13日

    デジタルドミナント戦略~旅館版-事例

    羽田空港でAIR待ち中です。
    浜松町~羽田空港へのモノレール内で以下のような社内広告を見ました。

    モノレール1

    モノレール2

    某大手AGTが鳴り物入りでスタートさせたネットサイトの広告です。
    (ご支援先施設さまからは『びっくりするほど予約が入らない』、『手間ばかりかかる』との嘆きの声が・・・)

    旅館の予約システムは比較的手軽に構築できることもあり、現在も様々なネットAGTが誕生しています。旅館様に提案しているのは「売れる・売れない」の基準でなく、彼らの持つ「広告費」、「広告媒体」を活用しましょう!ということです。

    上記写真のように東京モノレールに広告を出すなど、一施設では出来得ないですし、行う意味も見出させません。が、ネットAGTはお客様を集めるために莫大な広告費をかけて宣伝をしてきます。そのネットAGTに「参画しているか否か」でエンドユーザーであるお客様に「存在を認知されているか」ということになります。

    旅館側として、主体性を持った「軸」を持っているとブレませんが、情報がないと・・・。マーケティングの基本として「主体性」が大事。その「軸」を持って貪欲にありとあらゆるものを活用していきましょう!という提案に即した事例でしたので紹介させてもらいました。

    ※デジタルドミナント戦略については以下の書籍に詳しく記載されています。

    ネット通販でダントツ一番店にする法―いまからはじめてザクザク儲ける100の法則 (DO BOOKS) ネット通販でダントツ一番店にする法―いまからはじめてザクザク儲ける100の法則 (DO BOOKS)
    藤崎 泰造 (2005/10)
    同文舘出版

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    2007年11月12日

    紅葉の湯西川温泉

    湯西川温泉「花と華」さんに伺っています。

    ↓部屋からの景観。川面に移る紅葉が鮮やかです。
    部屋からの風景

    秋の紅葉シーズン真っ盛りで多くのお客様で賑わっていました。
    この湯西川温泉郷、秘境のイメージが強いですが東京から案外早く行けます。最近思うのですが、関西よりも関東のお客様の方が「温泉地の選択肢」が多いのではないかということ。
    マーケットの広さ=競合の多さですが、色々な施策が打ちやすいエリアと位置づけています。

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    2007年11月11日

    繁盛旅館勉強会(仮)開始に向けて

    日々、全国の旅館様に訪れ、商品企画をメインにしたマーケティング策強化のお手伝いをしています。そんな中で、一番説得力のある提案が「○○の××旅館さまが△△というプランが当っています。で、この地域でうちの旅館に置き換えると・・・というものが出来そうですが、いかがですか?」という話です。

    ご支援先旅館の皆様は非常に真面目で、日々お客様に「ウケル」企画を考えておられますが、「三人よれば文殊の知恵」の通り異質な意見も時に参考になるケースが多いと考えています。

    そ・こ・で

    2008年1月より、四半期に一度ご支援先旅館さまを中心に、プラン企画のできる人材を集めての集中勉強会を年4回開催することにいたしました。
    どのような内容にするかは調整中ですが、上記のような話をするとご支援先の皆様から「是非お願いします!」というお声を頂戴しております。旅館様には地域の集まりが多いらしいのですが、コアな話は当然できない(競合に当るので)らしいです。また、ネットリテラシーの問題で話もできないケースも多々あられるとか。

    詳細が決まりしたらご案内いたします。

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    2007年11月10日

    旅芸人のいた風景

    旅芸人のいた風景―遍歴・流浪・渡世 (文春新書 587) 旅芸人のいた風景―遍歴・流浪・渡世 (文春新書 587)
    沖浦 和光 (2007/08)
    文藝春秋

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    という本を読みました。
    旅人と風景という命題で書かれており面白かったです。
    こういった書籍を読んで考えされられるのは、日本における宿泊産業の生活における「根深さ」です。現在、大坪がお付き合いさせていただいております旅館さまでも400年続いた・・・という施設さまが珍しくありません。

    歴史を紡いだ宿の素晴らしさを改めて考えていました。

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    2007年11月09日

    何のための組織か?

    引き続き伊豆に出張でした。

    旅館組合、観光協会のHPの話に引き続いて憤りを覚える話を聞きましたので、心苦しい限りですが改善の期待を込めて記載いたします。

    ある旅館組合の理事長の話ですが、旅館側から「新しい提案」をすると「忙しいから」という理由で拒否されるそうです。本ブログをご覧いただいている皆様はご存知の通り、「時代に合ったマーケティング施策」を実施しないと継続的な成長はありえません。そういった意味で年長者は若年者の意見を真面目に、率直に聞くべきだと思います。数多くの組織を見させてていただいている中で、継続的成長を実現されている組織の長は非常に柔軟で、しがらみを超えた経営判断をなされます。

    ・・・この話をしていただいた方は「忙しいわけないだろ!出来ないんだったら身を引けば?」と自嘲気味におっしゃっておられましたが、まさにその通りだと思います。
    そもそも旅館組合は「旅館のため」に存在しています。旅館の繁栄があってこそ組合組織の意味があるのです。
    この論理でいくと上記のような馬鹿げた話にならないはずですが、事実起こっていることに大きな疑問と憤りを感じてなりません。

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    2007年11月08日

    焼みかん IN 伊豆

    伊豆のつりばし荘さんに伺っています。

    ↓囲炉裏の間で試した「焼みかん」
    焼みかん

    飛騨高山地方で昔から食されていた「焼みかん」の伊豆バージョンです。みかんの水分が炭火でほどよく飛び甘みが増すのが特徴です。

    想い出に残るもの・・・とした時には効果大ですね。

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    2007年11月07日

    温泉力を活かしたPB商品

    宮城蔵王の麓、遠刈田温泉に出張でした。

    伺っていたバーデン家壮鳳さんで、自家源泉を用いたPB化粧品を見せていただきました。

    ↓化粧水です。
    化粧水

    同席していた立石(船井総研女性コンサル)によると、手に垂らした時の存在感が強く既製品では得られない使用感だそうです。(大坪の感想はすべすべになるな~くらいでした。・・・変な語りをすると怪しいですが・・・)。
    この化粧水、温泉の力を最大限引き出すために余分な香料は使っていないとのこと。
    各種酒造メーカーがこぞって化粧品マーケットに参入していますが、旅館業もそのマーケットを獲得できる可能性は十二分にあります。

    バーデン家壮鳳さんでは、テストマーケティング的にまず館内のお客様の評判を伺い、段階的にパッケージを変えNETでも販売していきたいとのこと。
    温泉に入る=きれいになる、美肌効果促進と仮定すると、旅館の化粧品開発は理にかなっています。旅館業の新たなマーケット開拓という意味合いで非常に先行きが面白い事例でしたので紹介させていただきました。

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