• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年04月27日

    客層を「地域」で分類する

    淡路島に出張でした。

    日中、3メートル先の景色も見えないくらいの豪雨+霧でしたが、夕刻には雨もやみ、蒸し暑い空気が流れていました。ひと雨ごとに、夏が近づく感じがします。

    伺っていた旅館さまには、ある施策を実施していただき奈良県からのお客様が増えていました。
    客層の分類方法として、ネットやAGTなどの販路も重要な要素ですが、「地域」としての切り口も重要です。

    その切り口をどのように分析し、展開していくかも重要であると改めて感じた次第です。

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    2011年04月26日

    夏商戦のキーワードは「避暑」・「涼」・「爽」・「冷」

    飛騨路から関西に戻ってきました。

    5月に近いというのに朝夕は爽やかな気候で寒いくらいでした。
    以前のブログにも書きましたが、今年の夏商戦のキーワードは「避暑」・「涼」・「爽」・「冷」。
    そういった意味では、飛騨路&信州などはもともとの高原イメージとあわさり、集客効果が期待できます。

    今日も、そのイメージを伝える「宿泊プラン」を検討し、インパクトあるものが出来そうです。

    業界全体として活性化できるような試みを、一旅館だけでなく、「地域」で仕掛けていきたいものですね。

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    2011年04月25日

    「毎日いろんなところに行けて良いわね~」

    飛騨路に出張でした。

    とある地域の旅館さんのメニュー表を事例としてご覧いただいたのですが、女将さんに「毎日いろんなところに行けて良いわね~」と言われてしまいました(笑)。

    「今日もその毎日のうちの“1日”ですよ!」という回答を心の中でさけびつつ・・・。

    この商売、マグロと同じで動きが止まったら即アウトの商売です。

    この状況下ですが、より積極的に動き回りたいと改めて感じた次第です。

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    2011年04月24日

    鉄道コム

    鉄道コムというサイトを見ました。

    かなりマニアックな情報があり、応援しよう! 東北の鉄道(復旧状況)など、機動的に動いているサイトです。

    一部、理解できない言語が飛び交っていますが、趣味が突き詰められると凄まじいい情報ポータルが出来上がることが理解できます。

    旅館や温泉とコンテンツでも、この位のサイトが出来るようになれば、もっと業界が活性化すると思われます。

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    2011年04月23日

    ポートアイランドと医療特区

    先日TVを見ていると、現在私が住んでいる「ポートアイランド」の特集が組まれていました。

    阪神大震災後、医療特区を設けて企業を誘致し、地域活性化に繋がっている・・・という趣旨の放送でした。
    確かに、法人税等々の貢献をしているものとは思われますが、地域活性化とは繋がっていない気がします。
    街を歩いていると、空き店舗が目立ちますし、とても“にぎわい”があるとは言い切れません。

    この7月にも、新しい市民病院が出来るのにあわせ、「神戸新交通ポートアイランド線の駅名変更」をするとのことですが、住民からしてみれば、知ったことではない・・・というのが実感です。

    そもそも、地域に産業集積が出来たところで、それが地域活性化に繋がる・・・というロジックが間違えている気がします。確かに産業集積が出来、地域に賑わいが出るケースもありますが、それはそれなりの施策を行ったからです。

    ポートアイランド、ひいては神戸市にとっては「医療特区のお陰で、企業誘致が盛んになり、事業税等々の法人税が取れ、プラスに働いた」ということは間違いありませんが、その道だけが正しいわけではありません。

    今般の東日本大震災でも、「復興の絵」が描かれるでしょうが、短絡的にポートアイランドの事例を使って、甘い汁を吸う輩がでないように、、、とその土地に住んでいる一住民として心配してしまいます。

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    2011年04月22日

    野菜寿司ポタジエ

    東京で打ち合わせでした。

    午後から少し時間が取れたので、野菜寿司ポタジエさんに行ってきました。

    ポタジエ

    右から
     ・マグロに見立てた「トマト」の寿司
     ・ネギの寿司
     ・ウニに見立てた「雪下ニンジン」の寿司
     ・ほたてに見立てた「エリンギ」の寿司
     ・塩トマトとトマトカレーの寿司

    味については、個々人の意見が分かれるところでしょうが、爽やかな食の時間を過ごすことができます。

    旅館業においても、今夏のテーマは間違いなく「避暑」・「涼」・「爽」・「冷」というキーワードでしょうから、野菜寿司のような見た目も食感も涼やかな一品を組み込んだ夏メニューもありかもしれません。

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    2011年04月21日

    鉄道被災

    週刊 東洋経済 2011年 4/16号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2011年 4/16号 [雑誌]
    (2011/04/11)
    不明

    商品詳細を見る

    を読みました。
    かなりマニアックな角度からも記事が書かれており、鉄道の奥の深さを知るには良い雑誌特集だと思います。

    阪神大震災時、列車の通っていない線路を歩いて物資を確保しにいった記憶がありますが、道路よりも圧倒的に安全とのことで「線路を歩いた」のでしょう。
    当時は、内陸型ということで線路が極端に曲がるというケースはなかったように記憶していますが、今回の震災は地震+津波とのことですので、復旧にも多くの労力がかかる、とのことでした。

    ただ、鉄道が「観光」の波及要素であることは間違いありませんので、大局的な鉄道網の復興を願います。

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    2011年04月20日

    北淡震災記念公園

    神戸の南京町を歩いていると、修学旅行生を多く見かけました。

    いつもはここまでの数がいないので、不思議に思っていると、震災以降、北淡震災記念公園 ~野島断層保存~に行く修学旅行が増えているという話を思い出し、納得。

    震災後、とある兵庫県の旅館さまでは、中京地区からの修学旅行生団体の予約を受けた話を聞きました。なんでもTDRへの修学旅行だったのですが、変更になり
     1日目 USJ ~ 大阪の某ホテル泊まり
     2日目 北淡震災記念公園 ~淡路島泊まり
    の旅行に変更になったとか。

    神戸で震災にあいましたが、恥ずかしながらこの記念公園には行ったことがないので、機会があれば訪れようと考えています。

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    2011年04月19日

    GWの“足”を動かせ!

    GWの旅行者数27.6%減 JTB見通しとの記事が発表されました。

    当該記事に、「JTBがインターネット調査、航空会社の予約状況などから推計した。」とありましたが、イマイチ信用がおけないのは私だけでしょうか?

    そこで限られたマーケットになりますが、ANAの「マイレージ」を使っての予約可能状況を個人的に調べてみました。
     ※2011年4月19日の段階のものです。
     ※伊丹空港発着の便を調べてみました。

    1)北海道路線です。若干の空席があるようです。
    1

    2)東北路線です。こちらはかなりの空席があります。
    2

    3)四国・中国路線。ガラガラです。
    3

    4)九州路線。鹿児島行きの往路のみに空席が目立ちます。
    4

    5)沖縄路線。さすがに満席が続きます。
    5

    航空会社は近年、イールドマネジメント(収益を最大化するために消費者の動向をマイクロマーケットレベルで予測し、販売可能商品数と料金を最適化させる手法)を実践してきており、これがこの状況を招いているとも言えます。
    つまり、GW=高需要=単価が高いという構図を生みだし、実際の搭乗率を路線によっては著しく下げています。私もGW期間中に新潟行きの便に乗った経験がありますが、10人にも満たぬ搭乗者で閉口しました。
    “需要がある”と見込んで航空運賃を高くした結果、“誰も乗らない状況”に陥り、結果的に全体の収益を下げているのです。
    そうなると「空気」を運んで飛んでいるようなもので、旅行需要を生みださず波及効果も少ない結果に陥ってしまいます。

    「自粛の自粛」が叫ばれていますが、今一歩進んで、“足”の単価を政策的に下げることによって“旅”は促せるものと個人的に確信しています。事実、上記のような空席状態であればマイルを使っての旅行は直前でも増えてくるでしょう。

    JRも相当苦しい・・・というのであれば、

     ・10,000円の客 × 50人  よりも
     ・5,000円の客  × 500人 ・・・という発想で、観光業界の底上げをしていってもらいたいものです。

    なにせ、エンドユーザーに「行ってみよう!」と思わせることが重要で、その役割は何も旅館やホテルの努力のみならず、こういった時期だからこそ、「足」の部分の改善&改革を切に望む次第です。

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    2011年04月18日

    ひどい健康診断

    神戸商工会議所から「健康診断」の案内が来たので3年ぶりに健康診断を受けてきました。

    ひどいクオリティーに閉口した次第です。
    適当な検査に、いい加減な対応。
    “ホントに医者か!?”と思える人も多く散見されました。

    血液検査後、注射跡に貼る絆創膏を“注射跡”を外れて貼り、何事もなかったように次の検査に促す姿勢は、もはや存在意義を疑うレベルの話です。

    競争原理が働いていないからか、商工会紹介だからかはわかりかねますが、この財団法人が主催する健康診断は二度と受けることはないでしょう。

    このような財団法人を存続させておくくらいなら、その資金を民間に落とし込み、競争力を上げたほうがよっぽど、国民全体の“健康”を作り上げることができるような気がします。

    抽象的な話になりますが、現在の日本の医療制度では
     「一次予防」疾病の発生そのものを予防すること
     「二次予防」早期発見・早期治療
     「三次予防」治療後のリハビリテーション
    の三段階の予防策のうち「一時予防」に重点を置いた制度を“目指している”はずです。

    とするのであれば、この「健康診断」の段階において、その啓蒙活動や指導がもっとあってしかるべきな筈ですが、残念ながら今日の健康診断では、その片鱗さえ見ることができませんでした。

    つまるところ、「自分の健康は自分で」という話なのかも知れませんが、そうであるのであれば一体何のための「健康診断」なのか理解に苦しむ・・・というのが実感です・・・。

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