• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年10月08日

    ミニ「おくどさん」

    おくどさん

    先日泊まった旅館でのちいさな「おくどさん」 ※竈。

    こういった細やかなしつらえは、旅館文化を守る上で本当に必要なことだと思います。
    単なる「飯を食べる場所」ではなく、「想い出に残る仕掛け」を施すことにより、“旅の大きな楽しみ”になります。

    館内に山栗などが随所におかれており、「秋」の演出も素晴らしかったです。

    この辺りの施しが旅館とホテルと大きな違いでしょうか。

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    2011年10月07日

    観光業界に関わる人は自分の足で“観光をせよ!”

    京都市内をレンタカーで観光し、ある有名旅館さんで昼食を取りました。
    思うことが多々ありましたので、とりとめなく書かせていただきます。

    1.嵐山にて
    ■天龍寺
    天龍寺の駐車場にレンタカーを停めました。駐車料金は一般車もバスも1,000円。
    係員は「他の駐車場は時間あたり900円ですが、うちは終日1,000円です」と言ったので、天龍寺の駐車場に停めましたが、少し離れたところには、もっと安い駐車場が。。。
    強引な誘導、いいかげんな駐車誘導など観光客が多く訪れる地域ならではの行動です。
    一般車とバスが同じ料金というのも???
    一般車を停めるよりバスを停めたほうが地域にお金が落ちるから・・・ということでしょうか。

    ■竹林
    多くのインバウンド客で賑わっていました。
    ・・・が、雰囲気ある竹林の中をタクシーがかけぬけます。
    車の乗り入れをOKにすることで、足の悪いお客様などの誘客は可能でしょう。
    が、観光客の思い出には「竹林は素晴らしかったけど、車がね~」と良い印象は残りません。

    2.市内にて
    ■某旅館にて
    昼食をいただきました。料理内容、おもてなしは文句のつけようがなく素晴らしかったです。
    ただ、、、。
    レンタカーでその旅館まで行ったのですが「当館の契約駐車場にお停めいただけます」と指定駐車場を案内されました。
    帰路、旅館で昼食代金を払い、駐車場にいくと「1500円になります」と言われ驚き。。。
    「えっ!?○×旅館さんの契約駐車場なので支払いはすんでいるのでは?」とこちらが言うと、駐車場の係員が「いえ、違います。○×旅館さんが支払いをする場合は、その連絡を受け先に支払いを○×旅館さんからいただいています」と回答されさらに絶句しました。
    類推ですが、昼食客の駐車場代は払わずに宿泊客の駐車場代は支払っているのでしょう。
    一人、15,000円程度の昼食代金を払っていたので、係員に上記のように言われたのは本当に驚きました。
     ※そうであるなら、旅館側からもそのような説明をもらいたかったです。
     ※土地の高い京都ならではなのかもしれませんが、まず他の地域でこのようなことを言われた経験はありません・・・。

    なんだか後味悪く、駐車場から出てその旅館の前を通って帰ったのですが、その際丁寧に旅館の方がお時儀をされておられました。まさに本末転倒という言葉があてはまります。

    地方で食事や観光をする際に「駐車料金」というものは、あまり意識しません。多くが無料という現実があります。それらを経験している人が京都に車で観光にきて“どう思うのか?”考えた上での行動なのか疑問に思えます。

    何も駐車料金を安くしろ、と言っているわけではなく、“京都の特異性をわかって商売をしているのか”という点をみつめ観光客に接してもらいたいものです。

    細かな、些細な、貧乏くさいといわれることかもしれませんが、『自分たちが当たり前に思っている行動』がお客様に“不快感”を与えることになっていないかという気付きすらもてないことは、本当に危険なことです。
    それを回避するには、色々な地域を“観光客の目線”で “観光する”ことが重要です。

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    2011年10月06日

    スティーブ・ジョブズ 日本語で学ぶ伝説のスピーチから学べること

    先月に引き続き、京丹後で講演をしていました。

    スティーブ・ジョブズ 日本語で学ぶ伝説のスピーチ(字幕)を全員で見て、意見を言い合う・・・ということも必要だな~と感じた時間でした。

    ジョブズ氏の伝説のスピーチから学べることはたくさんあり、地域活性化に繋がる考え方も多くあります。
    それを“実行”できるかどうかが、衰退か繁栄の分かれ道になります。

    次回講演では、「繁栄の道」に地域が動いていただけるよう、少々強引に話を進めていきたく考えています。

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    2011年10月05日

    市場と向き合う姿勢

    上諏訪に出張でした。
    雨ということもあり、肌寒い1日。
    秋が通り越し、冬の足音が間近に聞こえてきます。

    伺っていた施設さまでは、この秋も絶好調なので冬対策の企画を打ち合わせていました。
    クリスマスプランなどは早期に企画し、告知した結果順調な滑り出しをしていました。

    365日の中での販売施策を考えなければいけない中で、優先順位として稼働が100%を目指せる日のピックアップとその価格戦略が重要です。
    ただ単に安売りを365日継続するようなビジネスモデルは業界の未来を暗くするだけですし、働いている人たちのモチベーションも高まりません。

    市場と向き合うことで、モチベーションが生まれ企業が成長していくことの重要性を改めて感じた次第です。

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    2011年10月04日

    万引き現行犯が捕まる瞬間を見ました

    早めに長野市内に入ったので、宿泊してるホテルのスーパーに立ち寄りました。
    入口で大男が男性を捕まえ、スーパー内に引きずる様子が・・・。

    最初は喧嘩か?と思ったのですが、よく見ると大男の方はスーパーの制服を着ており、まわりの様子からして万引き犯を捕まえた瞬間に出くわしたようです。

    捕まった男は「どこにでもいったるわい!離せや!」と言ってわめいていましたが、大男の店員さんに引きずられながらバックヤードに消えていきました。

    人生で、万引き犯確保の瞬間をみたのは今回で2回目です。

    特に、スーパーなどの小売業の方は薄利多売で大変な上に、万引きをされるとさらなる利益減になります。
    こういった犯罪を抑止し、厳しく取り締まる仕組みが必要ですね。

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    2011年10月03日

    人の心を類推し、心に刺さる提案をする重要性

    ススキがなびき、うろこ雲が広がる空のもとレンタカー旅路でした。
    秋が近づき、年末まで一気に過ぎる季節の到来ですね。

    伺っている施設さまで会議をしていると、某サイトからご予約いただいたお客様が下見にいらっしゃいました。
    10名程度の旅行で、幹事をされているとのことでしたので、つかさずお宿の女将さんが
    「直接予約に切り替えていただくと、生ビール皆様にサービスしますよ!」と交渉されると、お客様も「すみませんね~。ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べられ直予約に切り替わったそうです。

    小さな経営努力かもしれませんが、“そう動けること”が結果的に宿の利益に直結します。

    仕組みを理解した上で、“どう実行に移すか”が重要であると改めて感じました。

    ポイントが欲しい幹事さんもいらっしゃるでしょうが、それよりも、 “旅行する全員に恩恵があり”かつ“幹事の株が上がる”ことを宿側が提供すればわかっていただけるお客様には通じるのです。

    人の心を類推し、心に刺さる提案をする。
    マーケティングの基本ですね。

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    2011年10月02日

    コンサルタントとトレーナーの違い

    ※この記事は宿泊業界の方以外は、何を言っているかわからないと思います。
     あらかじめご了承ください。

    英語を社内語にしている某IT企業からメルマガが届きました。

    要は、自分のところの会社経由の予約を増やす為に、広告買いましょう!Rメール送りましょう!懸賞創りましょう!口コミ返信しましょう!・・・などが書かれています。

    宿側の第一の要望は何も猫やスナフキンからの予約を増やしたいのでなく、「客室を売りたい!」ということ。
    スナフキンが猫のことをごちゃごちゃ言うのを聞きたいわけでも、猫からの売上を優先的に増やしたいわけでもありません。

    その次に、宿泊総売上が上がりつつ公式HP経由の予約が増えれば利益が増大するわけで、そのカラクリに気づいている宿は、直接予約を増やそうとするわけです。

    特に中規模以下の宿の場合、現場オペレーションを考えて、あれこれ操作する時間が少ないことも確か。
    その中でもやらなければいけないこと(商品企画&在庫コントロール)が最重要項目であり、その他のことにかまっている時間が取れないケースもあります。
    そこに、「あれやれ、これやれ、他の成功事例では・・・」と中途半端な情報を持ってこられても現場が混乱するだけです。
    ありとあらゆる事象の中で、“そりゃ、やればそれに越したことはないけど、物理的に時間が取れない”というケースは発生します。

    であるのであれば、解決策として、“いかにやることを選別し、実行にうつすか”という点です。

    某IT企業のコンサルを名乗る人たちは上記を無視して、施設側に費用のかかる広告や手間のかかることをやらそうとして出入り禁止になるケースがあったり、経営者や担当者ををイラつかせます。
    それは既にコンサルではなく、トレーナーです。
     ※トレーナー:相手のことを考慮せず、一定の決まったことを押しつける。
           (わかりやすいイメージでは、自動車教習所のコーチでしょうか。要は相手がどうであれ、“こうだから”といって一方的にルールを押しつけるイメージです。)

    真にコンサルを名乗るのであれば、宿側に「広告費や、極端な商品値引き、手間をかけずに効率的にスナフキンで売り上げを上げる法」を教授するくらいのことをしろ!とよく思いますが、それを出来る人は独立して自分でコンサルをすることでしょう。

    スナフキンコンサルの方で何名かは“まとも”な人もいましたが、最近特に勘違いした人の言動や行動が目につきます。それをわかっていて、どう活用するかがポイントですが、何だか目に余るケースが増えてきたのでブログに書かせていただきました。

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    2011年10月01日

    非効率な仕組みをつくる理由

    航空会社のマイレージで年末の国際線を予約しようと思い、色々とネット上で検索したのですが、残り座席が「1席」と表示されるなど、イマイチ信憑性に欠けたので電話での予約を試みました。

    (スターアライアンスのマイルを持っているので、ANAだけでなく、世界中のアライアンスを組んでいる会社の予約が理論上できるわけですが、どの会社も「マイルで予約されるよりは、実際の予約で埋まったほうが良い」と考えるのが普通です。
    その意味で各社とも、当然“マイルでの予約を制限する”という行動に走るのは至極当然のことでしょう。)

    電話をしていた担当者の方いわく、分単位で便の予約可能座席が変動するらしく、多様な便を検索して予約いただきました。
    単一の航空会社の予約ではなく、アライアンスを組んだ航空会社すべての便からの検索になりますので、電話口でも「少々お待ちください」と何度も予約を試みていただきました。

    結果的に、こちらの意図する目的の便が予約でき、良かったのですが、電話を切った瞬間の通話時間に「41分」と出て驚き。。。
    確かに、マイレージで予約する客をブロックする意味では、“あえて座席数を減らしてインターネットに掲載する”という戦術は正しいかもしれませんが、私のような客の要望に応えられるようにする時間コスト(人件費など)を差し引くとはたして効率的なのか疑問が残ります。

    私も、インターネット上に出されている座席が正確で、信憑性がおけるものであれば当然ネット上で自由に予約をしますし、私のような客も増えてきていることは確かでしょう。

    専門性を持たす為、利益誘導する為に創られた非効率な仕組みが、利益に寄与する場合とそうでない場合があると実感したケースでした。

    ちなみに、今回の検索条件は【発地:関西】、【着地:プーケット】。
    この条件で検索すると

    1)関西 → バンコク → プーケット
    2)関西 → 香港   → プーケット
    3)関西 → 韓国   → プーケット
    4)関西 → 羽田   →バンコク → プーケット
    5)関西 → 成田   →バンコク → プーケット

    の5パターンで飛行機のルートが出てきます。
    これの往復のパターンでは理論上20通り以上の【往復経路】が算出され、さらに経由地でのストップオーバーを組み込んで計算するとそのパターンはさらに増加します。
     ※4、5のパターンだと関西といっても、伊丹・神戸・関空の3空港が条件になりますので、さらに増えます。

    これらのやりとりを電話で話をしながらするわけですから、時間がかかると言えば当然かかります。
    昔は、こういったやりとりを旅行会社が間に入りやっていたのでしょうが、今の時代、旅行会社を中抜きして旅行者と交通機関、宿泊施設がばらばらに折衝するわけです。

    オープンスカイもそうですが、検索アルゴリズムの向上も望みたいものです。LCCが本格的に日本に参入してくると、ますますこの動きは顕著になるでしょう。

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    2011年09月30日

    日本人の9割に英語はいらない

    日本人の9割に英語はいらない 日本人の9割に英語はいらない
    (2011/09/06)
    成毛眞

    商品詳細を見る

    を読みました。
    「その通り!」と思うことが多く書かれており共感する内容です。

    私が英語を学び始めたのは中学生の時からですが、その当時から英語を教える教師の人間性の低さは目にあまるものがありました。
    本書籍にもある通り、「英語教師の質の悪さ」についての指摘は正にその通りだと思います。

    ただ、旅館の女将や大型ホテルスタッフは英語は必要、と言いきっており、「英語が必要な1割」にカウントされています。
    現況、なかなかインバウンド客の増加は難しい情勢ですが、本格的に海外からの誘客が実現される時代に“実践”で学べというのが本書の指摘でしょうか。

    英語を学ぶくらいだったら本を読め!と書かれてありますが、まさにその通りだと思います。

    英語ができる=仕事ができるということではなく、英語はできなくとも仕事ができる人はいますし、その逆もまた真といったところでしょうか。

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    2011年09月29日

    自然のチカラを活用する~淡路島にて~

    淡路島に出張でした。

    「最近、ホテル目の前徒歩10秒の釣り場でよくチヌが釣れるんですよ!先日も40センチ級が釣れまして、お客様大喜び!」との話を担当者の方からいただきました。

    なんでも朝晩、“撒き餌”をまいているとか。
    それが魚が集まる良い習慣となり、お客様の釣果があがるそうです。

    雄大な自然の力のお陰が大前提ですが、自然をチカラにつけるのは良い戦略です。

    こちらのホテルさんでは、釣った魚を調理してくれるので、特にお子様連れのお客様には喜ばれているとか。

    会議をしている部屋からも、チヌ釣りをしている様子が見え、ほのぼのとした1日でした。
    久々に釣りに行きたくなった次第です(笑)。

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