• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2016年12月08日

    「地方」に光が当たる時代

    長崎に出張でした。

    朝イチに神戸を出ると長崎空港に8:40には着きます。
    中部や伊豆などより九州の方が近いというのは不思議な感じがしますが、空路という視点からの観光はまだまだ可能性があります。
    しかも、日本国内をLCCが飛ぶようになり、今まで存在もあまり知られていなかったような場所がスポットをあびることもしばしば。

    歴史的に発展してきた観光地(温泉地)は地代なども上がり、必然的にあまり知られていないところで経営されている宿に対して「原価」というハンデをえます(巨大資本がバックについていたり、節税目的で宿を経営しているなどのケースを除く)。

    そういった意味で「地方」の価値がもっと見いだされば、地域活性化にもつながりますね。
    全国津々浦々ファンドやマネーゲームに踊った資本で経営されたチェーンホテルばかりだと、長期的には観光の価値は下がります。

    同族経営や家族経営が悪、という不思議な潮流が業界にはありますが、同族や家族がまとまって経営に当たると半端なサラリーマン集団では太刀打ちできません。

    帰路の機内で日経ビジネスの記事を見ながら、そんなことを思っていました。

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    2016年12月07日

    為替(円安)とインバウンド

    トランプ大統領当選に伴う円安の動きのせいか、台湾からの団体客の予約が多くなってきたように思えますという声を各地で聞きます。

    が、こういった「為替」に影響される旅行はひとたび針が逆にふれると波が引いたようにトケ(キャンセル)ていきます。
    個人旅行(FIT)であれば、円安時にカードなどで先に決済し、6ヶ月後の旅行のリスクヘッジをする、ということもできますが、団体旅行だと宿の支払いが後なことと、当該旅行会社のキャッシュフローの観点からどうしても為替に振り回されガチになります。

    こういったトコロに日本の旅行会社が介在してのビジネスチャンスがあるように思えますが、あまりそういうサービスを聞いたことがありません。

    観光立国を目指すという上で人数ばかりに傾注されがちですが、こういった為替による旅行者・旅行社・受け入れ側の視点からの利便性向上も優位性を保つ上では大切だと思うこの頃です。

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    2016年12月06日

    しっかり利益を出している企業は強い

    某エリアに出張でした。

    私のブログをよくご覧いただいているクライアント先様より
    「色々な地域に行かれているようですが、クライアント先さんが増えたんですか?」というご質問をいただきました。

    特にコレといった営業活動はしていないのですが、おかげ様で色々な方々よりお声がけを頂戴していることと、
    既存のクライアント先様の業績が好調で、2館目、3館目のM&A案件が最近多いんですよ、という回答をさせていただきました。

    そんな話をしていると、お昼間すぎに、ちょうど別のクライアント先様よりM&Aの案件を相談するお電話をいただきました。

    帰路、社長に送迎いただいてる車中でこれだけM&Aの話が多出してくると、自館に投資するか、自館の投資を「修繕」程度にしておきつつ利益をしっかり出し、次に向かうか迷いますね、という話に。

    M&Aは「ご縁」の話でもありますが、結婚と同じように普段からしっかり経営されている方がそういった「ご縁」をつかみやすいのも事実です。
    甘い話に乗ることなく、堅実に経営される方々のお手伝いができれば、私自身も非常に楽しくもあります。

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    2016年12月05日

    トラブルもプラス発想で

    上諏訪に出張でした。

    現在、神戸に戻る途中ですが、中央線人身事故とのことで「しなの」に缶詰状態です。
    運転再開見通しが21:00すぎ(現在19:51)とのことですので、本格的な事故なのでしょう。
    今日中に神戸に戻れるか怪しくなってきました。

    まぁ、最悪名古屋まで着けば、名古屋に泊まって明日朝イチで明日のクライアント先様に向かえばよいだけの話ですが、こういった時はネットは便利ですね。

    名古屋駅近辺のホテルをリサーチするとまだ部屋は空いているようですので一安心です。

    いっそプラス発想で、こういった時に最終目的地まで到着しない場合、悪名高いJRがどういう対応をするのかを身をもって検証したいと考えております。

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    2016年12月04日

    崖に突っ込まないようにしよう

    霧の中、レンタカー旅路でした。

    休日ということもあり、帰路は渋滞に巻き込まれました。
    高速道路をノロノロ時間をかけて運転しても、高速料金をとられる・・・とは何だか不思議な気分ですが、観光という側面からは少しは混んでもらわないと困るといったところでしょうか。

    訪問先の旅館様では、過度にFBやツイッター、インスタに傾注しない方がよいですね・・・という話に。
    私もそうですが、ブログ含め上記媒体に書くのは、情報の一部だけです。

    しかも、儲かっておられる施設様ほどそれほどかまってられてないという事実もあります。。。

    そういうことをわかって使っているのは良いのですが、小さな世界が全てで、自分と違う意見を全否定しては崖の底に飛び込むようなものだと思うのですが・・・。

    なんにせよバランスが大事ですね。

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    2016年12月03日

    プーチンのロシア

    を読みました。

    プーチン大統領の来日予定で北方領土問題の進展が話題ですが、ロシア国内のことは知らないことが多い(広すぎてどこがどうなっているのかイマイチ理解不能)な為、勉強になりました。

    訪日外国人観光客という面からも、ロシア人の方がいらしてるケースもありますが、彼らの背景を知るには良い特集だっと思います。

    北方領土が返還されたら、ぜひ宿をやりましょう!と思ってらっしゃる方も多いので、何らかの進展を観光面からも望みます。

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    2016年12月02日

    ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で放映された伊豆箱根鉄道にも乗りました

    伊豆に出張でした。

    ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で放映された伊豆箱根鉄道にも乗りましたが、平日ということもありそれほどドラマの影響はないように思える車内でした。

    ドラマで放映された旅館様が大人気とのことですが、火サスのように宿泊地+観光地の展開も期待したいですね。

    伊豆箱根鉄道は車掌の機能を運転手が行う、という究極のワンオペ列車(安全面では大丈夫なのか!?)ですが、これを機に乗客が増え、収益が改善しまともなサービスができるようになれば良いですね。

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    2016年12月01日

    地方→地方へのバスルートの可能性

    朝一の高山から三島へ出張でした。

    都会→地方は極端に時間がかかることは少ないですが、地方→地方は異様に時間がかかります。
    5時間半かかりました・・・とお伝えすると「そんなにかかるんですか・・・。」と。

    高山にも前泊箱根、後泊箱根というお客様もいらっしゃるようで、交通のご案内をすると皆さん驚かれるようです。
    両地とも、日本を代表する観光地ですので、観光地間のバス運行なども潜在的ニーズが大きいように思えます。

    都市→都市、都市→地方のバスは最近多くみられますが、地方→地方はあまりみかけません。
    こういった辺りのマーケットも規制緩和にあわせて作っていくと日本の観光地はもっと便利に面白くなりますね!

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    2016年11月30日

    景気のよい観光地には安売り再生会社ではなく、まっとうな企業が来る

    飛騨高山に出張でした。

    奇しくも、本日 「 飛騨高山に外資系高級ホテル初開業へ 森トラストが誘致 」とのニュースが流れました。

    通常、こういったニュースが流れると地方では「何とか邪魔してやろう」という空気が流れるのですが、本日訪問先の旅館様では逆に「飛騨高山の名前が世界にもっと売れるのでチャンスだ!」と超前向きでした。

    報道によると1室単価が最低10万円ということですし、これだけのニュースを流して「やっぱり低単価ホテルにします」ということは運営側もできないでしょう。

    景気のよい観光地には安売り再生会社ではなく、まっとうな企業が来る、という証左でもあります。

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    2016年11月29日

    観光立国の正体

    を読みました。

    一部、事例を過度に成功事例として取り上げすぎでは?と思う箇所もありましたが、ここまで実名をあげJRや近鉄、地方公共団体へ切り込んだ書籍はあまり読んだことがなかったので面白かったです。

    JRや交通機関に関する記述などは、「全くその通り!」と共感できる記述が多かったです。

    読んでいて「幸せだな~」と思ったのが、この書籍に紹介されているイタイ方々とのお付き合いが普段「ない」ことです。

    旅行会社に頼り切っている・・・、行政の補助金を頼りにしている・・・などというクライアント先様は皆無なので、暗い話に引きずられることもありません。

    一部、メインバンクに恵まれていないクライアント先様もありますが、そんな中でもおバカな一般論に惑わされることなく、自館のできうる範囲でマーケティングをし、お客様の評価を得ておられます。

    観光事業者だけではなく、むしろ金融機関の皆さんにも読んでもらいたい書籍です。

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