• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2014年06月19日

    若い人ほど旅行会社を使う???

    女性の海外旅行、「ネットで申し込み」40代は63%、店舗は20代が最多

    というニュースが流れています。

    以下、上記サイトよりの転載です。

    ===================================================================
    JTB総合研究所の「女性の旅行と情報収集についての調査」で、パッケージツアーや宿泊施設の申し込み手段として「インターネット」の回答割合は、海外旅行でも54.0%と半数を超えたことが判明した。国内旅行は71.5%で7割以上となった。

    この調査はJTB総研が2014年5月に実施した、過去3年以内に国内旅行または海外旅行へ行った女性を対象とする「女性の時間の使い方と旅行に関する調査」の結果から取りまとめたもの。

    年代別でみるとネット申込みの割合が高いのは、国内旅行では50代(76.5%)を筆頭に30代、40代の順。海外旅行は40代(63.3%)を筆頭に30代、50代で、ミドル層から熟年世代が多い。逆に旅行会社での申込みは国内・海外ともに20代が最多で、特に海外は51.7%と半数を超えた。次いで30代となっており、日常的にネットに触れる若い世代が、旅行会社の店頭を利用していることが判明した。

    旅行会社の店頭に期待することは、「自分の要望を聞き取り、希望に合った旅行先を提案してくれること」(59.7%)が最も多く、次いで「似たようなプランの中から、どれがお得なプランかを教えてくれること」(57.1%)。特に20代は前者が71.4%、後者が70.6%と高く、旅行を相談できる場を求めている。一方、「特に期待することはない」は年代が高いほど多く、JTB総研では「人生経験が少ない20代と経験を積んだ世代の違いが思わぬ形で現れた」と指摘する。

    さらに、旅行会社利用者に限定した意向を見ると、全体と比べて「細かく説明しなくても、希望を的確に理解した旅行を提案してくれること」(24.7%)の割合も高い。特に40代では「自分の好みを深く理解・把握し、自分では気づけないような新しい旅行を提案してくれること」(32.6%)の期待が高いことが判明した。

    JTB総研では、リアル店舗はITのサービスと対人サービスの本質を見極め、いわゆるオムニチャンネルのプロセスをつくることが必要だとしている。
    ===================================================================

    若い人が年を重ねた人よりも「旅行会社」を使って海外旅行を予約する、との内容ですが、
    裏を返せば

    「人生経験を積んでいくにつれ、旅行会社で海外旅行を予約しなくなる」ということです。

    要は、最初はよくわからないから「プロだと思っている人たち(旅行会社)に頼んでみたけど、何度も旅行すると“なんだ、自分で好きに予約できるじゃん”という発想になり、旅行会社から足が遠のく」という証左でしょう。
    そもそも、旅行会社カウンタースタッフよりも、お客様(旅行者)の方が経験も知見も広ければ、こういうことになります。

    さらに、国内旅行でいえば、既に全体の70%が「ネットで予約」と答えている箇所は意図的に記事内容に反映されていません。

    事実に目をそむけるのではなく、この結果をうけて何ができるか?を自問することが、旅行会社の存在意義を見直すキッカケになると思うのは私だけでしょうか?

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