• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2014年02月13日

    空気が綺麗な地域で「空気清浄機」は必要か?

    会議の中、「空気清浄機は必要か?」という話がでました。

    都会のビジネスホテルやシティーホテルでは、部屋に空気清浄機が常備されていることが「当たり前」です。
    しかし、こちらの旅館様は、窓をあけるとおよそ都会では味わえないほど芳醇な山の香りがふくまれた空気が入ってきます。

    空気を「清浄」する必要のない立地にありますので、今までは“あえて”空気清浄機を置かないという選択をされておられました。

    ただ、冬などに窓を閉め切ってタバコをすうお客様や、寝る際に空気清浄機の「加湿」の機能を常々お使いになるお客様なども多く、特に都会地域では過度に空気を気にする風潮があります。

    そもそも、窓を開けたら「新鮮な空気」が流れてこない地域にお住まいの方は、空気清浄機がない=不潔という発想になってしまいます。

    こちらの旅館様でどのような結論になったかというと、
     ・煙草を吸われるお客様
     ・お休みになる際に、加湿機能を使われるお客様
    の為、機器を用意しよう!という話になりました。

    但し、「空気清浄機を使わなくとも、窓をあけると素晴らしい風が入ってきますよ」ということもお客様に積極的に伝えていこう!という話も出ました。

    大げさかもしれませんが、空気がキレイことが当たり前の世界に住んでいる人と、汚れた空気が日常の人では「感じ方」が違います。

    一方的な価値観を押し付けるのではなく、“教えてあげる”という姿勢も大切ですね。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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