• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年04月30日

    神戸大丸で物を買う行為

    地元の神戸大丸に行ってきました。

    関西では言わずと知れた百貨店ですが、関東の方ではあまり認知度は高くありません。

    この神戸大丸、神戸らしい建築様式で見るものを圧巻させます。ただの百貨店ではなく、神戸という街に同化した百貨店です(設備投資の額は恐ろしいことになっていると思いますが)。

    物を買うという行為だけであれば、張りぼての店舗であったり、ネットの方が便利かつ低単価で買うことができます。(物を買う空間に投資をしていない分だけ、安く売っても利益がでる体質というのは自明の理)。
    日常品であればあるほど、買う前から効果がわかっていればいるものほど、ネット向きの商品でありますが、人は(少なくとも私は)それだけで生活をしたくはありません。

    「買う」という行為は「何を対象に」という命題と共に、「雰囲気」を・・・ということもあると考えます。そしてその「雰囲気」の構築こそ、百貨店という業態にとって最も重要な要素であると考えます。
    ネットで、大型SCで物が便利に買える時代に百貨店として存続していくためには、「雰囲気」・・・ひいては、「文化」を売る・伝えるという姿勢が必要ではないでしょうか?

    神戸大丸に溢れかえる群集の一員になりながら、そんなことを想っていました。

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