Author:大坪敬史
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 6月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
円高である(対ドル)。
一般的に円高になると、ここぞとばかりに海外旅行に出かける・・・。旅行業界ではそのように言われるが今回のケースではどうなのか?と疑問に思う節がある。昨日もある旅館業経営者と話をしていたのですが、その方も海外ラグジュアリークラスのホテルを見てまわるのが好きで、多くの国に行かれるそうなのですが、「燃油サーチャージ」のことについて「あれは二重価格ではないのか?」とおっしゃられていた。
一人で旅行をするにはまだいいが、家族4人等が海外に行くとなると、軽く国内旅行をできる金額を旅行代金とは「別」に納めなければならない。。。
さらに、以前も書いたが、旅行会社が現行の旅行ニーズを掴めきれていないように私は思う。確かにダイナミックパッケージを利用した方が安く海外に行けるが、「お客様も進化している」ことに注視する必要が有る。1回目の旅行は「その国に行くこと」が目的かもしれないが、旅なれた日本人は「その国のどこに泊まり、何をするのか?」という点を求めてくる。となると、ありきたりの旅で満足できず、結果NET等を利用して自分で旅行をコントロールする。一度、NETで予約をした人は次回もNETで予約する。その方が気楽に、安く、自由に旅をコントロールできるので・・・。
何が言いたいのかというと、以前ほど単純に世界経済の影響での消費行動がなされないような思いがある。冒頭にも書いたとおり、確かに対ドルに対しての円高であるが、対ユーロ、対オーストラリアドルなどは対ドルと完全に連動しているとは思えない。
単純に円高だから「国内旅行は×」と思うのではなく、如何なる時流であろうとも「お客様の方を向いていれば」対応は可能である。世界的な動きに注意することは必要であるが、それが全ての影響のように捉えてしまうことはビジネスチャンスロスが発生するだけ・・・と私も肝に銘じている。
ブログランキング参加しております。更新の励みになります。
↓人気blogランキングへ