Author:大坪敬史
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とある旅館様で伺った話です。
最近、上場を予定している某ネットエージェントの担当者から電話で
「○×の料金よりも、うちに出してもらっている料金が低いので、うちも低くしてください」と言ってきたとか。
○×は料金を低く出す分、補てんをしたり、その分の広告を無料で出してもらったりという折衝のもと、その料金にしておられます。担当者の方が頭にきて「○×は・・・というベネフィットを付けてもらっているので、その料金にしてある。おたくは何かしてくれるのか?」と聞くと、「それはできません」と言ってきたとか。
「そんな馬鹿な話あるか!仮に料金調整をしてくれというのであれば、宿に電話するまえに、おたくらネットエージェントで取り決めでもしろ!」といって電話を切り、地域担当者に「・・・の電話があった。二度と馬鹿な電話をかけさせるな!」と注意をされたそうです。地域担当者の方は、この旅館様のネット担当者の能力や知識を十分に理解されているので、平謝りで「本当に申し訳ありませんでした」とのこと。
その後、別の日にまた冒頭のイタイ方から「先日はスミマセンでした。ところで、タイムセールというのがありまして・・・」と説明をしだしたそうです。
こちらの旅館様は、超繁忙時期ではないショルダーの時期に戦略的にタイムセールを活用していただいていますが、繁忙時期前に安売りを仕掛けるおバカさんではありません。そもそも、既にタイムセールという仕組みを使って「売った」実績のある方に向って「タイムセールとは?」から説明しはじめるとは、まともな人間のやることではありません。
こうなると、単なる時間泥棒ですので「お願いですから、二度と電話してこないでください」と懇願することぐらいしか、対策はありません。。。
施設様のやる気をそぐような電話をし、貴重な時間を奪い、頭にこさせるくらいなら、ず~~~っと、自分のスマホか何かで、その施設様のフォトギャラリーやプランをクリックし続けPVをあげてもらった方が良いですね・・・という話になりました(苦笑)。
他者のことを考えず、会社の取り決めか何かはわかりかねますが、土足で上から目線の電話指導は、その企業の信用をさらに落とすことになるので、ヤメた方が良いと思うのですが・・・。
一番の問題は、“電話をする人”よりも、“電話を受け、実際に現場で成果を上げておられる人”の方が圧倒的にノウハウを持って、戦略的に行動していることです。
“教え”を強要し、時間泥棒になる前に、自らの立ち位置を見つめなおしてもらいたいものです。
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