Author:大坪敬史
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観光経済新聞社さんに「旅行大手2社がHP刷新、利便性向上で顧客取り込み」という記事が掲載されている。
その中の記述に
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HPで売れている商品は、おおよそ国内宿泊6割、海外ツアー3割、国内ツアー1割という比率。従来のトップページでは各種の情報をまんべんなく並べ、それに伴って文字も多かった。
今回のリニューアルで、ユーザーが求めている国内宿泊をメーンに据え、日本地図を大きく配置した視覚的なデザインに変更した。さらに、トップページから入って予約完了画面まで従来約5回のクリックが必要だったものを約3回に短縮するなど、ユーザビリティの向上を図った。
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とあった。
要は売れている「国内宿泊」の販売額をさらに伸ばそうというもの。
しかし、本当にそれでよいのか?と疑問に思う節が多い。
単純な「宿泊のみの予約」であれば、楽天トラベルやじゃらんに今さら勝てないであろう。さらに旅館側が「直接予約」の流れを強化していく中で、先細りになることは目に見えている。
そもそも「旅行会社」という存在は「旅をプロデュース」することが第一義。単純な「宿泊」のみの販売が売れているからといって、そこを強化するのはどうかと思う。
それよりも宿単体や楽天トラベル、じゃらんにできないような「足つき(AIR、JR、バスなどと宿泊を組み合わせたもの)旅行:ダイナミックパッケージ」を売ることこそ「差別化」の決め手であるし、旅行ニーズを開拓できるものと。。。
旅行会社には短絡的に「売上」のみを求めるのではなく、業界全体が活性化するような施策を求めたいものであるし、そうしないとこのNET全盛時代に生き残ることは難しいと個人的に思う。
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