• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2019年05月08日

    代行予約の闇

    熱海に出張でした。

    最近、代行予約が増えているという話になりました。
    日本人の名前で予約があり、「友人の●×(外国人)が泊まります」というありがちなパターンなものです。

    純粋に友達の予約を代行しているケースもあれば、「業」としてやっているケースもあります。(というか多くは業として展開)
    しかも「業」の場合の多くは個人で旅行業の免許を持たずに展開しているので、グレーゾーン。。。

    さらに、5万円で仕入れた部屋(ネットで5万円のプランを予約)に金額を付加して売っているケースもあるようです。
    こうなると宿は5万円の料理を出し、その前提でおもてなししますが、お客様が10万円はらっていると大きなハレーションを生んでしまいます。
    (そこで不当に利益を得ていながら、さらにリベートを宿に要求する輩も・・・)。

    問題なのは、こういったことを続けていると
    ・「日本に対するイメージ」が悪化すること。
    ・宿に迷惑がかかること。
    ・さらに、その利益をえた個人がまっとうに法人税などを払っているわけがないので、社会の為にならないこと。
    ・ノーショウの場合、誰が責任をとるのか?とい問題。

    など会議をしていても「本当にゴミのような奴らですね!」と会議メンバー全員で憤りを感じてしまいす。

    こちらの施設様では一定の防衛策を取っていただくことになりましたが、日本の観光業として考えていかなければならない問題です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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