• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2008年05月23日

    世界経済の影響が与える「東京高級ホテル稼働率」

    東京のホテル稼働率急速低下・・・。

    サブプライムローンの影響
     ⇒ 海外からの訪日出張者数の減少
     ⇒ 今まで好調だった、高価格帯ホテルの稼働率低下

    という流れであろう。
    一部、上記にプラスして
     ⇒ 稼動が高くない=部屋が埋まりきらない
     ⇒ ダンピング(値下げ)
    の動きに走っている様子が見て取れる。

    最近、建設された某高級ホテルもあるネットエージェントのサイトで「安売り」がされていた・・・。

    しかし、ここで立ち止まって考えると「東京の高級ホテルが好調のわけ=海外出張客」という構図であるが、「その海外出張者の数が激減しても一定の稼働率を保っている」ということ。
    ということは、つまり「日本人であっても相当数が東京の1泊10万円もするホテルに泊まっている」ということになる。

    今後の旅館業は、この「客層」、「客筋」に対しての取組を強化すべきであるし、そこにまだマーケットの可能性は残っている。

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