• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年03月03日

    お客様を巻き込んだ「雛祭」

    今日3月3日は雛祭ですね。

    私がお邪魔している旅館さまでもこの「雛祭」のあやかり色々な催しをされています。
    今日はその中でも、先日お邪魔した「水上館」さんの取組が「素晴らしいっ!」と感じたので紹介させてもらいます。

    ひな1

    旅館の雰囲気に合ったよい雛壇ですね。

    こちらなんと

    ひな2

    水上館の社員さんの家に眠っていた「雛壇」を飾っておられます。
    イベントのコンセプトとして、「社員・お客様を巻き込んでみんなで楽しみ、お客様に喜んでもらおう!」というのがこの企画の出発点。そういった内容を水上館ブログやMIXIに告知すると・・・


    ひな

    こんなかわいい変わり雛が


    ひな4

    なんと、岡山の方から「飾ってください」と届いたのこと。
    また、千葉の方からも同様の申し出があり、きれいに飾られていました。

    また、水上館さんで↓のような手作りの案内がつくられ、本当にほのぼのとしたよい空間に仕上がっていました。
    ひなフロント

    このイベントを担当された社員さんがおっしゃっていました。
    「まさか、本当にお客様から“飾ってください”というお申し出があるとは思わなかった。ネットの力というのは本当に凄いですね」と。

    補足すると、こういったイベントを企画し、やりきるところにまず凄さがあるのですが、その告知の手法としてブログ、MIXIを活用する発想が素晴らしいと思います。
    よく「ネットの世界は怖い」とおっしゃる経営者の方がおられますが、それは実世界での商売でも同じことで「いろいろなお客様がいらっしゃる」というだけのこと。

    水上館さんにお客様からのお申し出で飾られている雛を見る限り、そんな「怖さ」は微塵も感じられず、ネットのチカラを活用してこその「結果」だと感じた次第です。

    ちなみに、来年はもっと多くの「雛」を「水上館で飾ってもよい」というお客様を・・・と意気込んでおられました。来年が楽しみですね。

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