Author:大坪敬史
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伺っていた旅館様でJTBのCMの話題になりました。
CMはコチラから。
何を言いたいのか全くわからないので、JTBのサイトを検索してみると・・・
エースJTB 赤いパンフレットのお約束(2014年4月からの商品)
苦笑したのが「夕食はパンフレット掲載の料理をご提供します」という一文。
ホテルチェーンは「いつでも、どこでも、誰にでも」同じ料理を出す必要があり、お客様をそれを求めていらっしゃるのかもしれませんが、旅館はそれに対して「今だけ、ここだけ、あなただけ」の要素が必要です。
それを、パンフレットという「時の止まった媒体」に必ず料理メニューを掲載し、その通りの料理を出すということに「わぁ、この旅館に行ってみたい」と思われるお客様がいらっしゃるのかどうか甚だ疑問です。
こんなことで宿を縛ってしまうと、ますます宿は「動いている媒体」=ネットに注力していくことでしょう。
さらに、
「夕食は温かいものは温かく冷たいものは冷たくご提供します」
という一文に至っては「今更こんなこと言う必要ある???」と本当に驚きました。
この一文をウリにするということはこのパンフ以外で宿を予約すると「温かいものを冷たく、冷たいものをさまして出している」とでもいうのでしょうか?
訪問先の旅館様では「JTBに言われなくとも、ウチは夕食は温かいものは温かく冷たいものは冷たくご提供してますし、料理のウリは温かいや冷たいではない!」とあきれ果てられていました。
そもそも、宿が呈示した料金に企画料などと「ゲタ」をはかせてお客様に売っていることは、食品偽装に通じる行為だと私は思うのですが・・・。
このCM、さらにはこの「お約束」に対して「おかしいんじゃない?」という声は社内外から発せられなかったのでしょうか?
しかしながら、こんな不可解なCMを全国放送できることだけは素直“すごいな~”と感じました。
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