• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年09月17日

    予防医療の医師が教える 最小の努力で最大の効果を得る食事学

     

    を読みました。

     

    〇×の食品が▽■、という話ではなく食事全体のバランス改善という点が科学的に論じされて

    おり読みやすかったです。

     

    よく温泉の効能なども〇×に効く、とありますがそれよりも年間何回どういった泉質の温泉に入り

    ▽■といったようなことが言えると思います。ただ、温泉の場合は科学的な証明は難しいでしょうから

    やはり長年の知見の蓄積などによることが多くなってしまうのでしょう。

     

    よく温泉に行く、旅行に行くということが健康に良いという話も聞きますが、そういったことができる

    素地のある人の生活レベルが健康に繋がっているのかもしれません。

    色々考えさせられることが多い書籍でした。

    2025年09月16日

    「クビアカツヤカミキリ」に注意

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様で「クビアカツヤカミキリ」の話になりました。

    旅館周囲の木々にこれらの痕跡を見つけたらすぐに駆除しないとエライことになる、

    ということで画像を皆さんで共有し、その特徴を勉強しました。

     

    画像(ご自身でググってください)も画面に映しての会議で、実際に被害が出ている

    地域も多くあるそうです。桜や桃、梅の木が特に狙われるらしく、景観に影響がでることは

    もちろん、最近の他地域のニュースでも木々の立ち枯れでけがをしたという話も出てきています。

     

    気候が変り、指定外来種(特定外来生物)がより生きていきやすい環境になったので、旅館内部

    だけではなく、周囲にも目を配る必要が出てきました。根本的な対策が出ていない中、対処療法

    にしかなりませんが、日々目を光らせていることが重要です。

    2025年09月15日

    外からの人たちで混雑する三宮駅

    三連休最終日とあって、三宮駅近辺も混雑していました。

    現在、三宮駅近辺は大改修中ですので、地元民でないと目的地に行くのも不便です。

    スマホ見ながらうろうろされている方々を多く見ましたが、googleMAPにも工事中の

    移動ルートは反映されていないのでしょう。

     

    さらに大きなキャリーケースを階段で移動せざるをえない方々も多くいて、混雑に拍車を

    かけていました。工事開始当初は案内員さんを各場所に案内して道案内をされていましたが、

    一定期間の配置は終わり、地元民には認知されたとのことで置いていないのでしょうが、連休

    など外から多くの人が来るときにはそういった対応は必要だと思いました。

     

    ただ一部マナーの悪い人もいるようで、ポートライナー車内はゴミが散乱しているところも。

    これが日常になれば地元民は怒るよな~と思いつつ、混雑した三宮駅を後にした次第です。

     

    2025年09月14日

    害虫(害獣)対策

    酷暑が終わりに近づき、それでもかつての真夏並みの気温ですが若干涼しくなってきました。

    ここにきて、酷暑期間中はほとんど見ることがなかった蚊を見るようになってきました。

    暑すぎると生きられない生物とのことですが、これだけ気候がかわると生き物の生態は

    変ってきてしまいます。

     

    旅館においても、山の中や海に面した場所に立地している場合が多く、専門の害虫(害獣)駆除業者

    を定期的によび、対策をとっている事例も多いですが、それらの見直しも必要です。

    より熱帯に近づいたことにより活性化する害虫(害獣)もあり、これまでの対策だけだと対処しきれない

    場合もあります。

     

    こういった対策はプラスの効果を生むものではありませんが、宿の防御力を高める効果があります。

    気候変動によりこういった対策コストが増えていくであろうことが悩みの種でもあります。

    2025年09月13日

    第11回「神戸市(こうべいち)」

    大丸神戸店で開かれている、第11回「神戸市(こうべいち)」に行ってきました。

     

    店舗を一通りみましたが購買意欲がわかず、何も買わずに催しを後にしました。

    良い商品を集めているのでしょうが、あまり知名度がなく目玉となる商品がない

    催しとなっており・・・。

     

    ただ、冷静に考えると神戸名物?と明確に思い浮かぶ商品はありません。神戸という

    ブランドをうまく商品化できていないのかもしれませんが、そういったブランド意識が

    高い商品ばかりを集めた催しで購買意欲がわかないのが残念です。

    午前中の訪問でしたが、人もまばらで行列が出ている店舗もほぼなく・・・といった状態。

     

    パンなども並んでいましたが、常日頃お気に入りのパン屋が多くある神戸市民に対しては

    あまり響いていないゆうでした。

    2025年09月12日

    天候不順の際の移動ルート

    昨日の関東一部地域大雨の影響で羽田空港がエライことになっていたようです。

    幸い、昨日も今日も神戸空港、羽田空港を使う出張ルートではななかった為、被害は

    ありませんでしたが、実際にその場にいた方々のSNSなどが流れてくると本当に大変

    だな~と。

     

    天候による影響については、ほぼ補償はないので出費+時間ロスで二重の痛手だと

    思います。ただ、以前よりリサーチすれば、欠航や遅延の案内はWEBで確認できますし、

    最近は実際の飛行ルートなどでも遅延等を予測し、交通機関を選んで移動できます。

    特定の交通機関しか届いていない地域はどうしようもありませんが、複数のアプローチが

    ある場合は最適なルートを選ぶというのも経験です。

     

    「天候不順の際の移動ルート」ばかりはAIでは探知できず、経験によるもものが大きいと

    個人的に考えております。

    2025年09月11日

    宿泊税より求められること

    京都に出張でした。

     

    涼しくなった影響か、8月の酷暑期間を避けていた影響かはわかりかねますが、今日は

    多くの欧米系インバウンド客を見かけました。裏道を通り駅まで歩いていたのですが、

    その裏道で興味深げに周囲を見渡しながら歩いている欧米客を見ると、観光地されていない

    日常にも興味があるのだな~ということがわかります。

     

    インバウンド客目当てにコンテナショップ、カフェや新規OPENの店舗も増えてきており

    一定の活性化を認めることができます。そういった企業(個人)が商売をし、適正に納税する

    ことで一定のオーバーツーリズム対策になると思うのですが、あまりそういったことはフォーカス

    されません。

     

    外資系ホテルなどをはじめ「京都で商売しているのにも関わらず、京都に納税していない企業」

    に対し課税する方が、宿泊税を徴収するよりも適正なのでは?とも思ってしまいます。

     

    2025年09月10日

    日経平均株価が過去最高値を更新しても・・・

    総理が辞任した期待感で日経平均株価が過去最高値を更新しました。

    マーケットの期待は心理ですが、皮肉も極めり・・・という状況です。

     

    資産効果で気を良くした人たちが旅行しれくれれば良いのですが、先行き不安という

    心理から上振れの期待は難しいかもしれません。

     

    ただ、酷暑・万博開催という期間が終わりに近づき、お客様の動きが活発になっているのも

    確かです。既に秋のもの日(繁忙日)や年末年始の期間が埋まりつつあるクライアント先様

    もあり、旅行の動きが戻ってきました。

    せめてこの動きを止めぬよう、馬鹿な政治論争はやめてもらいたいものですが、それこそ

    全く見通しがたたないことが難儀です。

    2025年09月09日

    苦戦の国内路線

    今朝の日経新聞に
    「ANA・JAL、苦肉の協業 空港8割で共通改札機 国内線赤字、コスト減狙う グラハン資格、一部で統一」

    という記事がありました。

    要約すると
    ANAとJALは国内線の採算確保のため、手荷物検査や搭乗ゲートのシステムを共通化するなど協力関係を深めている。円安による燃料費高騰や、オンライン会議の普及によるビジネス客減少、LCCとの価格競争激化が背景にあり、主要6社の国内線事業は2024年度に実質的な営業赤字に転落した。ANAやJALは国際線の利益で補填しているが、国内専業の中堅航空会社はさらに厳しい状況に置かれている。フジドリームエアラインズ(FDA)やAIRDO、ソラシドエアなども、JALとの連携強化や地上業務、運航管理システムの共通化などでコスト削減を図り、生き残りを模索している。

     

    確かに、コロナ禍以降飛行機に乗っていても私のようなビジネス客は減りました。

    変わりに観光客やインバウンド客を多くみかけるようになりましたが、特に国内観光客は

    タイムセールなどの安い運賃で乗っているのでしょう。

     

    そのタイムセールなどで航空券を大量に安く売るので株主優待券の価値が下がり、難儀しています。

    ビジネス運賃も設定のある路線もありますが、異様に高く株主優待券を使っての移動をしている路線も

    あります。

     

    イールドマネジメントの完全なる失敗が起こっていますが、ここから立て直すには至難です。

    利益重視になり益々融通の利かない運賃形態になる見込みですが、そうなった時の需要減退

    は目も当てられません。JRのように鉄道網を縮小させて不動産業を重視するような戦略もとれない

    中、空の移動が結果的に不便になっていかないことを願っております。

     

    2025年09月08日

    総理のように逃げることのできない地方企業

    新潟に出張でした。

     

    昨日から今日の早朝に新潟エリア線状降水帯の危険が・・・と言われていましたが、

    普通に着陸できました。気象予報の精度はなかなか難しいですね。

     

    訪問先の旅館様では、珍しく政治の話題になりました。

    総理は辞めたら「はいサヨナラ」ですが、地方で事業を営んでいる事業者は逃げることができない。

    最低賃金の上昇、社会保険料徴収増額などまるで地方企業はつぶれてもよいと言わんばかりの

    政策を続け、一体どうするつもりなんだ!と訪問先経営者の方と憤っていました。

     

    私が「いっそ、ハイパーインフレが起こって借金が二束三文になった方がよい状況のほうが

    まし・・・」という話をさせていただくと、「確かにその通りですね」と。こんな話が普通に

    出るほど地方が疲弊していることを政策を決める人たちは本当にわかってないですね。。。

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