• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年11月24日

    「らくらくフォン」はトラブルメーカー

    群馬県に出張でした。

     

    神戸空港→羽田空港便は満席で、直前に予約変更をしたせいか、最後方より
    3番目の座席しかなく、到着して機内から降りるのに時間がかかりました。
    需要が戻ってきているのも関わらず、小さな飛行機のままですからこの状況は
    ある意味当然です。

     

    需要減退の為に欠航、機体を小さくすることはあっても、需要が戻ってきて
    増便や機体を大きくすることのない交通機関は「公共」交通機関と言えるのか
    疑問を感じます。

     

    訪問先の旅館様では、県+市の宿泊キャンペーンが走っており盛況でした。
    市独自のキャンペーンにより地域クーポンを地域限定電子マネーで配る仕組み
    なのですが、お客様のスマホをご自分で操作して入金という形式です。

    が、シニアのお客様が多いので多くのお客様が「らくらくフォン」であり、
    操作に長けたお客様ばかりではなく旅館側が難儀されているとのこと。
    「らくらくフォン」をそもそも旅館側のスタッフが操作しなれていない
    +お客様も「孫に設定してもらったので、パスワードがわからない」など
    トラブル続出とのことです。

     

    新しい事業にはトラブルがつきものですが、そのしわ寄せを旅館が受けている
    現状を行政は理解しているのかと疑問を感じました。