Author:大坪敬史
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飛騨高山に出張でした。
春節は終わって一段落しているかと思っての訪問でしたが、インバウンドのお客様で賑わっていました。
訪問先の旅館様でドイツ人観光客のお話に。
グループ様のお越しで、浴衣初体験だったらしく、お互いに撮影しあいでなかなか料理を食べるまでに時間がかかったそうです。
その中で苦労したのが、浴衣の着方。
日本人でしたら、浴衣は右前が常識ですが、なんせ初体験だったので「左前」に着ておられる方も多かったとか。
※ 右前:自分から見て右側の襟を下にして、それから左側の襟を上から重ねる着方。
そこで、通訳さんに「浴衣は右前ですよ」と翻訳してもらい、身振り手振りで案内されたそうなのですが、さすがドイツ人「なぜ?」と理由を求めてこられたとか。
そこで女将さんが「浴衣を左前に着ることは天国へ行くときの着方です」とおっしゃって、翻訳していただくとドイツ人の方々も納得されて着付けをしなおされたそうです。
ただ単に「日本文化だから」と言い切ってしまうことは簡単ですが、それは異文化の押しつけにしかなりません。
このように機転をきかせた翻訳は、より深い文化理解のためにも必要と感じた次第です。
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