• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2013年02月22日

    JTBとエクスペディアが業務提携、海外ホテル販売2倍めざす

    JTBとエクスペディアが業務提携、海外ホテル販売2倍めざすというニュースが発表されました。

    以下、上記サイトよりの転載

    ==================================
    提携では、まず2013年夏頃にエクスペディアジャパンのウェブサイト上で、JTBが扱う国内宿泊施設約1万6000軒のうち、旅館、ペンション、貸し別荘、コンドミニアムなど約7000軒の販売を開始。サイト内に「旅館」のタブを作る予定だ。

     これに対してJTBは、秋以降に「JTBホームページ」でエクスペディアのホテル予約システムと連携し、約16万軒の海外ホテルを24時間予約できるようにする。当面はホテルの単品販売のみだが、将来的にはエクスペディアジャパンのサイト上でのルックJTBの商品やオプショナルツアー、空港送迎などの販売、あるいはJTBは店舗におけるエクスペディアが仕入れた海外ホテルの販売などを検討する。
    ==================================

    インバウンド活性化は確かに重要ですが、るるぶとエクスペディアを同じサイトでどうやって売るおつもりなのか?

    JTBのパンフと宿の直販の値段が違う!とJTBから言ってくるケースもある中、自分たちは「違う料金」を認めるのか???エクスペディアとは企業文化が違うでしょうし、場貸しサイトとは違った価値をお客様に提供しないことには生き残りは難しいと思うのですが・・・。

    単なる手数料稼ぎのためのアライアンスとしか思えないのは私だけでしょうか?

    ネットの世界でしたら、アライアンスやM&Aは日常茶飯事ですが、“そこ”にリアルエージェントが介在していくということは「自分たちでネットの世界には出ていけません(出て行きましたが、無理です!)。だから、手っとり早くネットで成功している会社と組みますわ」と言っているようなものです。

    逆に、この提携を行ったことにより、JTBから「JTBパンフと宿の直販の値段が違う」というイチャモンを言えなくなった(自分たちで既に違う料金のプランを販売している)ことは、宿側にとって評価できることかも知れません。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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