• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年5月
    « 4月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2007年11月06日

    SKIPサービス by ANA

    東京で会議でした。

    羽田空港で神戸行きの飛行機待ち中です。

    航空券のチケットレス化(紙の航空券ではなく、電子航空券)が進み、ANAでもSKIPサービスというものが導入されています。

    従来であれば
     1)予約
     2)発券
     3)搭乗
    という流れだったのですが、

     1)予約
     2)搭乗
    という流れにかわり「発券作業」自体が必要なくなっています。(クレジットカードや携帯電話で対応しています)。
    この機能、非常に便利なのですが「コンピュータの正常性」を前提に稼動しています。ということは、システムに不具合が発生すれば、以前のように「紙」で確認しようがないので、大幅なオペレーション上の混乱を生じることは自明の理です。

    が、航空券の電子化は世界的な潮流ですし、それによる印刷コスト削減額も環境対策も目をみはるものがあります。どのような業種もそうでしょうがITの発達=間接部門の経費を大幅に削減するダイナミズムが存在しており、活用次第によっては大きなビジネスモデル変換が実際に起こっています。
    ただ、全てを効率的にすることが必ずしも「善」ではなく、こういう世の中になってきたからこそ「人間の対応」の重要性が増してきているものと私は思います。
    効率性と相反する命題ではありますが、「どこに価値を求めるか」によって答えは違ってきます。SKIPで搭乗する際の電子音を聞きながらふとそんなことを思っていました。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】