Author:大坪敬史
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東京で会議でした。
羽田空港で神戸行きの飛行機待ち中です。
航空券のチケットレス化(紙の航空券ではなく、電子航空券)が進み、ANAでもSKIPサービスというものが導入されています。
従来であれば
1)予約
2)発券
3)搭乗
という流れだったのですが、
1)予約
2)搭乗
という流れにかわり「発券作業」自体が必要なくなっています。(クレジットカードや携帯電話で対応しています)。
この機能、非常に便利なのですが「コンピュータの正常性」を前提に稼動しています。ということは、システムに不具合が発生すれば、以前のように「紙」で確認しようがないので、大幅なオペレーション上の混乱を生じることは自明の理です。
が、航空券の電子化は世界的な潮流ですし、それによる印刷コスト削減額も環境対策も目をみはるものがあります。どのような業種もそうでしょうがITの発達=間接部門の経費を大幅に削減するダイナミズムが存在しており、活用次第によっては大きなビジネスモデル変換が実際に起こっています。
ただ、全てを効率的にすることが必ずしも「善」ではなく、こういう世の中になってきたからこそ「人間の対応」の重要性が増してきているものと私は思います。
効率性と相反する命題ではありますが、「どこに価値を求めるか」によって答えは違ってきます。SKIPで搭乗する際の電子音を聞きながらふとそんなことを思っていました。
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