• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年06月27日

    衣食住足りて「良い仕事」ができる

    とあるクライアント先様で従業員食堂を見せていただきました。

    冷凍庫に↑のような冷凍食品などがあり、最低単価100円~で従業員が

    食べることのできる仕組みとのことでした。

     

    何でも繁忙時期は超多忙な上、業務終了後に「食事を作る元気」もなくなる

    とのことで、従業員満足の向上の為の施策のようです。

     

    「衣食住足りて礼節を知る」ならぬ衣食住足りて「良い仕事」ができる

    ではないですが、従業員の基本的生活レベルの向上を手助けすることも

    必要と事例をみて感じた次第です。

    2023年06月26日

    旅する時間を獲得する

    千葉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では、「お客様の動き」について話を伺いました。

    以前は8月後半になるとお客様もひき、その時に家族旅行(旅館側の)

    を行っておられたそうですが、最近は8月中もビッチリ埋まるので

    5月に家族旅行してきました、と。

     

    確かにこの業界の通例として、「人が休みの時がかき入れ時」なので

    なかなかプライベートな時間がとれません。

    たた、他施設や他観光地を体験することに勝る勉強はないので

    旅する時間をとるのが難しいところです。

     

    そういった意味で閑散期にできるだけ旅することは重要と感じました。

    2023年06月25日

    観光業がバイド代の底上げを実現する

    全国各地で旅館やホテルの清掃スタッフが足らず、時給が上がっていると

    聞いたので、沖縄などはどうなっているのか?とリサーチすると確かに

    「清掃で時給1200円~1400円」という募集も見つかりました。

     

    傾向的に本島より石垣島や宮古島の方が時給が高いように思えます。

    沖縄の経済指数を考えると、破格の料金です。

     

    コロナ禍で人員を絞った施設が多く、需要が戻った際に一気に人不足となり

    他業種や他エリアに移ってしまった労働力を戻す反動もあるのでしょうが、

    こうなると全国的に「感度の良い人」の獲りあいの様相を呈してきています。

     

    人を募集する行動と共に、今働いている人を繋ぎとめる施策も重要となってくる

    でしょう。

    2023年06月24日

    「システム」に依存しすぎる障害

    JR東日本のシステム障害のニュースが流れていました。

    私も関東出張時はよくこのシステムを使っています。

     

    難儀だな~と思ったのが、こういったシステム投資をJR東日本が

    行う代わりに有人の「みどりの窓口」をどんどん閉鎖したり、営業時間

    を短くしていることです。

     

    システム障害がない平時は、そういったスキームでも問題ないでしょうが、

    システム障害が起こらないことを前提に「みどりの窓口」の営業を狭めて

    いっているので、こういったトラブル時には大量の乗客が窓口に押し寄せる

    こととなります。

    そのしわ寄せは乗客が食らうこととなりますので、JR東日本の決めたルールを

    どれだけ知っているかが、ポイントとなります。

    2023年06月23日

    組織の中で輝きを見せる人

    大丸神戸店で開催されている「夏の北海道展」に立ち寄りました。

     

    私の知らなかった店舗も出店しており、大変勉強になりました。

    バイヤーさんの努力がにじみ出ている企画だと思います。

     

    個人的には神戸阪急(旧そごう)で開催される北海道展よりもクオリティが

    高いと感じました。

    その「差」は何かと考えると、顔の見える責任者が本気で店を探すか、という点

    に尽きるかと思います。

     

    組織の中にいながら、輝きを見せる仕事を垣間見た気がして嬉しく感じた次第です。

    2023年06月22日

    ニーズに応じた路線展開

    飛騨高山に出張でした。

     

    JR高山駅に到着し、ホームに降りると大勢のインバウンド客が

    私の乗車していた富山駅行の「ひだ」に乗車されていきました。

     

    訪問先の旅館様でそのことをお伝えすると、インバウンドの方々は

    富山にぬけ、金沢などにもいかれることが多いとのことでした。

    ただ、名古屋・高山間は1時間に1本ほど特急が走っているそうですが

    高山・富山間はそれよりも便が少なく、車両も減らすので混雑されるとの

    ことでした。

     

    JRも赤字路線廃線ばかりに躍起になっていますが、このように活性化している

    路線もあるわけですから、お客様のニーズに応じた路線展開が求められます。

    2023年06月21日

    宿泊施設間の荷物宅配サービス

    往復新幹線主張でした。

     

    今日はなぜかインド系の方と車両を共にすることが多く、

    インターナショナルな車内でした。

    皆さん巨大なキャリーバックを持たれており、一部座席後ろには

    置くことができますが、それ以外の方々は窮屈そうでした。

     

    それだけ日本を長期間旅するということなので、宿泊施設間で

    荷物を運ぶサービスなど、人と共に荷物が移動する必要もないのでは?

    とも思ってしまいます。

     

    諸外国と違い、荷物がなくなるということが少ない国ですので

    そういった新しいサービスが求められます。

    2023年06月20日

    空港係員より搭乗回数が多い客なので

    ある空港で乗り継ぎ移動をしました。

    乗り継ぎ時間が30分と乗り継ぎギリギリの航空券で到着が5分ほど

    遅れたので、次の飛行機に乗り継ぐ為に航空券をかざすとエラーが

    でました。

     

    以前にも同じことがあり、こうなるとコントロールセンターに連絡し、

    私の航空券の搭乗手続き締切設定を解除しないとゲートを通れないのですが

    乗り継ぎ担当の方が新人だったようで、フリーズされてました。

     

    「連絡して設定解除する必要ありますよ」と伝えると、その内容を伝え

    無事に次の飛行機に間に合いましたが、トホホな対応でした。

    たまたま私が「係員より搭乗回数が多い客」なので、こういった事例に遭遇して

    解決方法を知っていましたが、そうでない乗客だった場合、係員と二人でフリーズ

    していた可能性があります。

     

    システムはやはり使う「人」次第と実感した出来事でした。

     

    2023年06月19日

    インバウンド客のレンタカー旅

    某地に出張中です。

     

    レンタカー移動でしたが、欧米系の方がレンタカーを借りて観光

    されている様子をよくみました。

     

    日本のレンタカーの多くはAT車なので、諸外国の車よりも運転

    しやすいのでしょう。JAPANレールパスなどだけではなく、こういった

    レンタカー旅が増えると、JRやバス網が発達していない地域にも

    インバウンド客が増えることとなりますので良いことです。

     

    ただ、安全面のルールを徹底しないと大きな事故が起こっては遅いので

    そういった告知も必要であると思いつつ、運転していました。

    2023年06月18日

    もっと便利なカーシェアを

    レンタカーの料金も上がってきています。

     

    出張でよく使っているのですが、実際の移動距離は空港⇒目的地の往復

    で観光をするわけではないので、それほど移動するわけではありません。

    しかし1泊2日となると必然的にその料金になるわけで負担が大きくもあります。

     

    願わくはタイムズレンタカーのようなカーシェアの仕組みが全国各地にあり、

    発着地と乗り捨て地を自由に選べるようになれば、もっと移動も活発化

    しますし、顧客ニーズに沿った展開ができるものと考えております。

     

    例えば、夏の期間寒冷地で避暑宿泊する際、1週間滞在としてレンタカーですと

    1週間のレンタル期間が必須ですが、カーシェアで乗り捨て可能な仕組みですと

    初日の1日目と最終日の7日目に車を貸し借りすれば事足ります。

    滞在中の少しの期間の車利用なども考えられます。

     

    こういったビジネスを進めると既存勢力から反対の声があがるのでしょうが、

    公共交通機関でさえ維持が難しい昨今、移動を活性化する為に思い切った施策が

    必要と日々実感しております。

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