• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年05月25日

    Wikitravel

    「サムライルート(侍ルート)」を検索していると、WikitravelというサイトがTOPに
    出てきました。

     

    Wikipediaのトラベル版を目指しているのか、旅行情報が記載されていますが、未だ未完成

    のコンテンツも多いようです。ただ、検索で上位にHITするということはAI検索の参考にも

    されているのか?と思い、各クライアント先様などを検索してみてもHITしませんでした。

     

    有名温泉地のコンテンツもあるにはありましたが、未完情報も多かったです。

    今後、サイトのコンテンツが充実すれば一定の効果が見込めるでしょうが、AI全盛時代に

    細かいコンテンツを整理する意味について考えさせられたサイトでした。

    2025年05月24日

    包丁貸してください

    あるクライアント先様でフロントの声が聞こえる事務所で会議をしていると、

    日本語堪能な韓国人カップルの方々がいらっしゃり「包丁貸してください」と。

     

    一瞬、何事?と全員の会話が止まりましたが、どうも購入した林檎の皮をむきたかったようです。

    ほとんどのお客様もチェックアウトされており、安全性に問題ないだろうとのことで今回は

    貸与されていましたが、フロント混雑時には危険なので貸すのは時々の判断ですね、と。

    果物ナイフや林檎むく機器置いておくか?という話にもなりました。

     

    何でも韓国では林檎1個500円くらいするらしく、それも味が日本の林檎に比べると美味しくないとか。

    クライアント先様は林檎の産地ではありませんが、そりゃ旅行に来て売っていれば食べたいよね、という

    話になり、日本の農産物も観光に寄与しているのだな~と改めて実感した次第です。

    2025年05月23日

    日を追うごとに友達が増える宿

    あるクライアント先様で冬の料理プランを調理長と協議していました。

    その中で、

    ・連泊(最長5連泊)のお客様が多く、

    ・多くは一人旅のお客様、だけれども

    ・日が経つにつれ、皆さん友達になって、食事処のテーブルをくっ付けて、と

    ・レストランに入ってから言われる

    という特殊な条件下での連泊料理を協議していました。

     

    「日を追うごとに友達が増える宿」で、良いことですがそれに伴うオペレーションは

    煩雑で、テーマは「直前に言われても、一緒に食べることの料理」ということで結論が出て、

    写真撮影の日取りも決まりましたが、色々なケースがあるのだな~と。

     

    お客様特性を考えた商品企画は大切です。

     

     

    2025年05月22日

    乗り継ぎ「できない可能性のある」航空券は売らないでほしい

    ANA便を使って神戸空港から経由地を通過して目的空港に移動予定でした。

    神戸空港チェックイン時に「経由地空港混雑の為、乗り継ぎ時間に間に合わない可能性があります」

    と言われました。次の乗り継ぎ便は経由地で6時間も待つことになるので、了承できず、間の時間帯に

    JAL便があったので、そちらに振り替えてくださいと言っても「できません」と。

     

    「えっ!?空港混雑で乗り継ぎできないのは私の責任ですか?」と聞くと、「いえお客様の責任ではなく

    ANAの責任です」と。そうしたら、JAL便の振り替え費用を「お客様」が持つのはおかしな話で、実際は

    「お客様」の責任ということですよね?と言っても黙るだけでラチがあきません。

     

    ・・・結果、本当に乗り継ぎができず、経由地のカウンターで話をしても、同じことを言われ続け

    結局カウンターの責任者まで出てきましたが同じ話の繰り返しです。

     

    これ以上話してても、JAL便に乗り遅れるので、「私が悪いということなので、私が費用を出してJAL便に

    のります」と言うと「お客様に責任はありません」と。。。

    いやいや、ANAに責任があると言っているだけで、実際の金銭は「お客様」持ちじゃないですか?

    言っていることおかしいと思いませんか?と言ったらダンマリ・・・。

     

    結局、自分でJAL便を予約し、経由地空港で待機している時にこのブログ書いてます。

    何も特殊な航空券の買い方をしたわけでなく、ANAのネットで正規で購入したチケットです。

    気を付けようといっても、気を付けられないのでホントなんとかしてもらいたいものです。

     

     

    2025年05月21日

    暑熱順化対策としての入浴

    昨日、20℃の新潟から30℃近い神戸に戻ってきて、今日も蒸し暑く今期初で

    半袖で出かけました。明日からはまた10℃以下の寒冷地出張なので、気温差で

    体調を崩さないようにしなければなりません。

     

    メディアなどでもこの時期、「暑熱順化」が言われていますが、入浴が効果的という

    エビデンスも出てきているようです。風呂キャンセル界隈や、そもそも風呂がない住宅が

    人気とのことですが、入浴文化は大切にしていきたいですね。

    この時期、暑熱順化対策としての入浴、温泉体験などがもっと広がればよいと願っております。

    2025年05月20日

    新潟県民だから「米は買ったことがない」わけではない

    イタイ農水大臣が「米は買ったことがない」と発言したことが炎上していますが、

    ちょうど新潟の旅館様へ訪問していたので「新潟の人たちも米は買うものではないのですか?」

    と伺うと「買います!」と。

     

    ただ、しばらく伺っていると

    「親戚に米農家がいると、買わない」

    「親戚から安く買うルートがある」

    「他県よりも結果的に安く買えるかもしれない」

    「時々、お客様が宿の駐車場で米の受け渡しをしている」

    「米は買うけど、野菜はもらうもの」

    など、流石農業県といった話がたくさん出てきました。

     

    そんな新潟県民の皆さんからも「あの大臣の発現はありえない」とのことでしたが・・・。

     

    上記以外にも様々な現地の事情を伺うことができ、やはり報道されない生の声は真実を

    多く含んでいるな~と。米がおかしな投機に走ることなく、農家の皆さんに正当に還元

    されることを願っております。

    2025年05月19日

    リピーター化するインバウンド客

    新潟に出張中です。

     

    いつも搭乗している朝イチの伊丹→新潟空港便が1ヶ月前からキャンセル待ちしてとれず、JAL便

    での移動でした。機材繰りなどで、多く搭乗する便は大型化して人運べばよいのに・・・と思いますが

    様々な規制がかかっており思い通りにいかないのでしょう。

     

    訪問先の旅館様ではインバウンドのお客様も徐々に増え、「紅葉の時期にまた来ます」とおっしゃって

    次の宿泊先に向かわれたそうです。これだけ、海外との距離が金銭的にも近くなってきているので、

    こういった旅をされる方が今後も増えてきそうな予感がします。

    そういった方はある意味、日本人よりも旅館の泊まり方をご存じなので良いお客様として、新しい

    旅文化を形成していきそうです。

     

    2025年05月18日

    「神戸まつり」の運営方法

    三宮に出ると、交通規制をしていたので???と思っていると、どうも「神戸まつり」の

    日だったようです。どんな感じか見てみようと、会場近くまで行っていましたが、規制ポール

    ばかりで、「どうやって会場に入ったらよいか不明」だったので、諦めました。

     

    様々な規制を強いる中、物騒な世の中であることは間違いありませんが、ある程度は自由に

    観覧するような仕組みにしておかないと、関係ない人たちには邪魔なイベントでしかあり

    ません。

    公共の場を使ってのイベント、祭りは難しい時期だな~と思いつつ、三宮を後にした次第です。

    2025年05月17日

    最新型プリンターを導入してみて

    プリンターの調子が悪くなってきたのでCANONの最新プリンターに変更しました。

    印刷の速度やクオリティは以前の商品とそれほど変わりなかったですが、スキャナーの

    速度とクオリティが各段に上がっていました。

    今まで、スキャンの速度で苦慮していたのですが、今後はそういった心配はなさそうです。

     

    半導体技術の影響なのか、製造業のことはよくわかりませんが、良い商品を作っているな~と。

    単純に機器を入れて生産性が変る、とは考えていませんが、良い商品を効率的に使えれば

    業務スピードは上がります。

    そういった意味でも旅館の日常業務で最新機器を使うことによって便利になることはまだまだ

    有ると実感した次第です。

    2025年05月16日

    「巡検」ではなく「エクスカーション」

    母校の関西学院大学でゼミでのゲスト講師講演をしてきました。

    本業ダメになったので、大学教授にでも・・・という話ではなく、単純に学生時代にお世話になったゼミの先生
    からのご依頼での講演でした。当然、教職方面の道に進む未来はありません。

     

    こちらも、普段学生さんと話す機会はないに等しいので、現在の観光を学ぶ大学生の疑問や質問などが聞けたので

    勉強になりました。ふとした質問で「学生時代、どこにエクスカーション行かれました?」と聞かれ「???」と

    なったのですが、エクスカーションとは「巡検」のこととフォローいただき、会話が繋がりました。

     

    講義後、ゼミ教授に「不思議な言葉使うようになったのですね」と質問すると「巡検というと上からの目線になるので・・・」

    とのこと。アカデミックの世界にも訳の分からない話があるのだな~とカルチャーショックを受けると共に、私の学生時代より

    は広範囲に物理的に旅行行ける世の中になったので、その点は良いことだな~と実感しつつキャンパスを後にしました。

     

    余談ですが、阪急仁川駅からKGキャンパスに向かったのですが、駅降りてすぐの2メートルに満たない道で関学の

    帽子被った交通整理員さんが2名もいらしたので、「事故でもあったのですか?」とゼミの先生に伺うと「地元住民

    対策です・・・」とのこと。おかしな世の中になったものです・・・。

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