• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2018年06月09日

    エアビー、解約3万件超も

    エアビー、解約3万件超も

    というニュースが流れています。

    何だか宿泊者保護や運営者に対するお情け記事のようですが、違法を前提に成り立っていた事案に対して適正にしただけでの話であり、全く意味不明です。

    極めつけは

    ===================================
    旅館業法に基づく「簡易宿所」の許可を得ており、現在もエアビーに載っているためだ。
    「宿が取れない。泊まらせてほしい」と訪日客からの相談が急増しており、既存のホテルや旅館にも顧客が流れる可能性が高い。新法での届け出件数も7日時点で約2千件と低調だ。民泊が低迷し続ければ訪日客数の伸びに水を差しかねない。
    ===================================

    の一文。
    論理のすり替え&単純に訪日客数を伸ばすだけが目的なのか?と突っ込み所が多く倒れそうになります。

    国益を考えるのであれば、
     ・法令に乗っ取った宿泊施設を増やすこと
     ・その宿泊施設が法令を守り、地域と共存していくこと
     ・その宿泊施設が適正に税金を払い、国や国民に貢献すること
     ・何より「泊まる」という行為が安全であること
    の前提なしに、マネーゲームに踊った先の観光立国などありえません。

    日経新聞やマスコミは、そういった目先のインバウンド客の増減だけではない国の方向性も見据えてもらいたいものです。

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    2018年06月08日

    直販ONLYの施設様のチカラ

    熱海に出張でした。

    訪問先の旅館様で客室ごとの稼働を見直していました。
    著しく稼働が高い部屋に対して、そうでもない部屋の
     ・写真
     ・文言
     ・価格帯
    に対しての協議をしていましたが、こればかりは販売してお客様の評価をえてみないと
    判断がつきません。

    早速、今日から1ヶ月試してみて「実数」を図って判断しようという話になり
    各種変更を実施していただきました。

    こちらの旅館様はリアルエージェントは0ですので、こういったスピーディーな動きが可能です。
    こういった所にも直販ONLYの施設様のチカラが発揮されるな~と実感した次第です。

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    2018年06月07日

    地域を見極めての投資

    伊豆に出張でした。

    アユ釣りや水の貼られた田んぼに植えられた稲などを横目に移動していましたが、やはりこういったこういった風景は良いものです。
    ただ一方で、そういった自然や昔ながらの風景を大切にするという概念がない人もいます。

    要はバランスで、その土地がどちらの方向性を向いていくのか?という地域のコンセンサスが重要であると最近よく思います。
    新規に観光業に参入してくる方々はそういった自然や歴史、地域文化を理解した上で設備なりの投資をしてもらいたいものです。

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    2018年06月06日

    屋外禁煙の必要性

    京都の鴨川の川辺を歩いていると、結構な確率でタバコを吸っておられる方がいらっしゃいました。

    ベンチに座ったり、歩きたばこをしたりと様々ですが、あまり街中のオープンスペースでタバコを目にする機会が少なくなっていたので驚きました。

    禁煙室が好まれる、というのは時代の流れで、飲食店でも禁煙の動きが出ている中、有名観光地でかつ修学旅行生や外国人観光客が多く歩く場所での喫煙というのは、個人の自由云々ではなく、国のイメージを悪くします。

    川床などが開催された時も野放しの状態かわかりかねますが、屋内だけではなく、屋外禁煙の規制が観光地の魅力アップに繋がる時代なのでしょう。

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    2018年06月05日

    某ホテル向けセミナーに参加しての感想

    某ホテル向けセミナーに参加してきました。

    世界的に知られた企業の方がゲストスピーカーでしたが・・・。
    自分たちのプラットフォームへの過信が過ぎ、現場が見れていないな~というのが率直な感想。

    事例で発表されたCPOやスマホ比率なども、弊社クライアント先旅館様より大幅に下で逆に驚きました。

    価格やWEBのノウハウだけに溺れるとコウいうことになるのか~と、改めて個別商品力の大切さが身に染みわたりました。
    効率化や低価格を突き詰めて利益を最大化させるという方向性は、旅館には向いていないと確信した次第です。

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    2018年06月04日

    日本のアニメ聖地88

    アニメツーリズム。

    私には理解不能のツーリズムですが、アニメを目的に観光する層がいることも確か。

    日本のアニメ聖地88というサイトもあり、見てみましたが、アニメも当該観光地も知らない・・・という地域も多数ありました。

    元々人気の観光地に「アニメ」というコンテンツが付加されたケースと、そもそも「どこ?」という地域に「アニメ」が付加されたものがあるようですが、後者の発展の方が日本の観光にとっては良いのかもしれません。

    海外でも人気の「アニメ」。
    今後どういう展開をしていくのか継続してリサーチし続けたいと考えております。

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    2018年06月03日

    当世修学旅行事情

    先日、出張先の旅館様でご家族が、今度修学旅行で東京に行かれるという話を伺いました。

    当該地域→バス→新幹線の駅まで、というルートらしいのですが、明らかに近くの飛行場を使った方が早く安いと思われます。
    その疑問を伝えると「飛行機は落ちるかもしれないから」という理由で、ずっと陸路が推奨されているそうです。

    飛行機の事故率とバスの事故率の差は圧倒的に開いているのに・・・と非科学的な話ですが、こういった因習じみたものが旅行形態に影響を与えていることに驚きました。

    修学旅行も、旧態依然としたものではなく、学生に予算を渡して自分たちで見てこいという方が勉強になるように思えます。
    今は夜行バス、LCCなど多様な交通形態がある中で、社会に出てからいきなりそれらを使うのではなく、学生時分から経験していた方がよっぽど「修学」になるような気がするのですが・・・。

    旅行会社に無駄な手数料払う位なら・・・と思っていします。

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    2018年06月02日

    村の酒屋を復活させる 田沢ワイン村の挑戦 (集英社新書)

    を読みました。

    地方の「村」の現状がわかりやすく紹介されており、読みやすく勉強になりました。
    「生活観光」という言葉をはじめて知りましたが、著者の方がおっしゃるように地方の「生活」にフォーカスされた観光はまだまだ可能性があります。

    サラリーマンを早期退職してワイン造りを・・・、という事例も紹介されており、近くに行く機会があれば是非訪れてみたくなりました。
    今後、こういった地域が増えると日本の観光も奥が深くなりますね。

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    2018年06月01日

    なぜおたくの旅館だけお客様が入っているのか?

    レンタカー旅路でした。

    気温は涼しかったのですが、陽射しがキツク運転していて焼けてしまいました。
    これからの季節、運転をしているだけで焼けてしまいますが、ビタミンを生成していると思い、プラス思考で乗り切ります。

    訪問先の旅館様では、伺った時にちょうど出入り業者さんが来ていて
    「5月お客さんが入っていたの、●×さんだけだよ。他はホント悪くて・・・」とおっしゃっておられました。

    某施策が爆発して、会議中も電話が鳴りやまない状態でしたが、周囲の旅館からすれば「なぜあの旅館だけ?」と思われているようです。施策を明かすわけありませんので、しばらく一人勝ちの状態が続くことでしょう。

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    2018年05月31日

    「健康」や「療養」という地方可能性

    昨日とうって変わって曇り+雨の知床でした。

    地域気候特性か、湿気を吸収する土が多いからはわかりかねますが、雨でも本州のようにどんよりとした湿気は感じません。
    緑の薫りなども関係しているのかもしれません。

    こういった経験をすると、地方観光は「観光」だけに力を入れがちですが、「健康」や「療養」などのコンセプトでも出来ることは多いと実感します。

    各クライアント先様から「よくそんなに移動していて元気ですね」と半ば呆れられながら話を振られますが、地方ばかりの出張なので体がもっているのかもしれません。
    そんなことを思いながら、雲を被った知床連山を横目に運転していました。

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