Author:大坪敬史
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緊急事態宣言が終わり、空の便も以前と同じように戻ってきたと思っていたのですが、
昨日は通常3便往復就航している便が1便になり、そこに乗客が集中して密・・・と
いうお粗末な結果に遭遇しました。
明日も通常便が欠航となり、出張の時間が変わるという混乱ぶり・・・。
「足」の部分がこういった状態だと、どうしても遠くへ行くことが躊躇われてしまいます。
強制マイクロツーリズムという状況ですが、人の移動は純粋な距離ではなく、「行きやすさ」
も大きく関与してきます。
いきなり海外旅行を再開したり、インバウンド強化!とは言えないですがせめて国内だけは
移動しやすく、インバウンドバブル前の混雑していない日本を日本人が楽しむ機会を
作ってもらいやすい政策や具体策が求められます。
長崎に出張でした。
長崎空港に降り立った瞬間、熱波を感じるほどに暑かったです。
レンタカーの気温計は31℃を記録し、10月中旬とは思えない気候です。
ただ、山を登るにつれ、涼しい気温となり紅葉は未だですが良い景観でした。
訪問先の旅館様ではリニューアルしたHPが公表で数字でも、お客様からの
評価でも絶好調!で何よりでした。
リニューアルした客室評価も高く、設備をしっかりとした上でのマーケティングは
効果が倍増します。
まだ使える補助金などを活用し、未着手の部屋もリニューアルしていきたいですね、
と盛り上がりました。
こういったご時世でも広域から集客できていることも強みの一つです。
自宅近くのSMBC出張所のATMがいつのまにか2台に減っていました。
以前は5台あり、それほど並んだ記憶もないのですが、一気に半分以下に
なったので、混雑しています。
私は個人口座はWEB口座で通帳はなく、現金もほぼ使わない(カードや電子マネーが主)
ので現金を引き出すことはないのですが、法人口座の記帳には1ヶ月に2~3回行って
います。
自宅周りには高齢で年金受給者も多く、年金受給日などはいつも混雑している
様子をみていたので、その混雑具合はますます大きくなっていくことでしょう。
まぁ、みずほ銀行のようにたびたびATMが停止するような状況にはないので
良いといえばそれまでですが、何だからユーザーから離れる行動だな~と。
ATM減台は手っ取り早い手なのでしょうが、安易にそこに手を付けることを
厭わない組織体制にゾっとした次第です。
夕刻、阪急三宮駅北側の飲食店街を歩いていると、スマホ片手に
動画撮影している人を何人かみかけました。
最近、新しいお店もOPENし、にぎわいをみせているので、それを紹介
しているのかもしれませんが、明らかに人の顔なども映っており、どうなのかな~?
と横目に見ていました。
私も観光スポットなど写真を撮ることはありますが、極力人が映らないようにし
遠景であっても顔がわからないような写真しか撮りません。
スマホの普及により、より簡単に記録を残せるようになったからこそ、
一定のルールをひいておかないともめ事が増える・・・とゾっとしながら
その場を後にしました。
日経新聞の朝刊に
JTB再建、猶予は2年 資金調達も攻め手欠く山北社長「デジタル対応不十分だった」
との記事が掲載されていました。
記事によると
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「ウェブ予約に比べ、店舗に来店した人の成約率は高い。
ウェブを見た上で店舗に来る人もいて、そのシンクロがJTBの強みになる」
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といいつつ、
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国内店舗も20年4月時点から約2割減の365店に減らす。
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との記述もあり、強みを自ら縮小するんですか?と意味不明な内容でした。
この論法にのっとると、JTBに客室提供している宿は最低二割の客室を引き上げても
問題ないということと同義です。
弊社のクライアント先様には早速来期の客室提供を最低二割は削減してください、
と言い切れる論拠となるニュースでした。
のHPができていました。
私の目からみても、言っていることはわかりますが、「いつ」から「どうしたらよいのか?」
という点が非常に不明瞭です。
対事業者と対一般ユーザーへの言及が混在しており、そこに行政的な文章が加わり、カオス
の状態です・・・。
せっかく公金を投入しての事業になりますので、もう少し単純でわかりやすいHPを
構築できなかったのか・・・と大いに疑問です。
相当な問い合わせが宿泊施設に直接行くことでしょうから、兵庫県の宿泊施設は
本事業の詳細な説明をブログなりで展開していく必要があります。
岸田文雄首相が所信表明演説が掲載されています。
全文を読みましたが、期待がもてない抽象的な内容で週明けの株が
ますます下がりそうな感があります。
「観光立国復活に向けた観光業支援、文化立国に向けた地域の文化、芸術への
支援強化にも取り組みます。」との記述もありましたが、どうも要領を得ません。
「こうしたい」、「こうなったらいいな」という思いや願いは誰でも言えますので
その具体的なロードマップや、その実現可能性を追求する熱量を演説から感じる
ことができませんでした。
弊社も含め、弊社のクライアント先様はそもそも「公」に特段の期待もなく、
都度発表される具体策を活用するスタンスですので、総理が変わってもそれは
変わりないと再実感しました。
熱海に出張でした。
訪問先の旅館様で採用HPを含めたコーポレートサイトリニューアルの
協議をしていました。
こちらの施設様は若いスタッフも多くモチベーションが高いメンバーで
宿運営をされておられます。
ただし、そういった人材は自然に集まってくるんのではなく、相応の経営
努力の結果、そういった組織に成るという流れです。
何もはじめから優秀でなくとも、そういった組織で華開くスタッフも多い現状から
安易に現状の雇用状況に迎合することなく、求める人材像を追求していきましょう!
という話になりました。
こういった組織で働きたい方、ご紹介しますのでご一報ください。
上諏訪に出張でした。
訪問先の旅館様では、10月GoToトラベル事業が再開されていないのにも
関わらず、既に対前年をプラス推移で売る部屋がない!という状態でした。
もちろん、地域全体そういった状況ではなく、個人向け集客を強化してきた
宿だけがそういった状況ということでした。
中型旅館であっても、繁忙月に個人客のみでこれほどの実績を計上することが
できると立証されたのはある意味現況下の特殊な状況が背景にあるからであり、
来期ますますリアルエージェントに提供している部屋を引き上げて自分たちで売って
いこう!という話になりました。
こういった社会の変動期、激動期こそ「自分でお客様を獲得できるチカラ」をもった
企業が強いと改めて実感いたしました。
有馬温泉に出張でした。
12月中旬に完成予定のインフィニティ露天風呂付客室(仮)の工事が
進んでおり、現場を確認しながら図面調整をしていました。
有馬温泉の中でも相当特徴のある部屋ができそうで楽しみです。
この部屋以外にも事業再構築補助金が通れば着工する予定の部屋もあり
楽しみが多いクライアント先様でもあります。
ポイントはやはり旅行会社に頼らず、自力で販売するマーケティング力でしょう。
お客様のニーズをとらえ、その先を提案できるチカラはやはり自らが売り切る体制を
構築できた宿ほど強固なものがあります。
直販&本物はこのご時世、大きな時流でもあることを再確認いたしました。