• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年5月
    « 4月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2021年08月19日

    過去最高売上の7月から・・・

    新潟に出張でした。

    訪問先の旅館様では「7月は過去10年さかのぼっても過去最高の単月売上を達成しました!」

    と嬉しいご報告をいただきました。

     

    市+県の宿泊補助事業が下支えになったとはいえ、このご時世で素晴らしい結果だと思います。

    ただ、新潟にも「まん防か?」という状況ですので、今後は厳しい状況が想定されます。

    エリアを絞った施策など中心に行っていただきましたが、機動的に休館にするなどの

    対応も必要となってくるでしょう。

     

    ワクチン接種で経済回復という掛け声が「虚言」にならぬことを願うばかりです。

    2021年08月18日

    意味のない「調査」は即刻停止に

    人々の記憶の彼方に追いやられた「GoToトラベル事業」。

    再開の見通しが全く見えない中、宿への「調査」はまた実施するそうです。

     

    現在営業継続している宿は、自衛も含め相当な感染対策を実施しています。

    その対策を「あなた誰ですか?」というレベルの素人調査員が調査して

    一体何になるのでしょうか?

     

    明らかな税金の無駄遣いであり、そんなことをするくらいなら一刻もはやく

    事業を再開させたり、事業が再開した際の期間を延ばす原資にしたり、都道府県

    レベルの宿泊補助事業に転用した方がよっぽど宿の為になります。

     

    世界レベルで感染抑制できていないのに、エビデンスなき調査など意味を為す

    とは思えません。貴重な税金の使い方が間違った方向に進んで制御出来ていない

    ことに危惧を覚えます。

    2021年08月17日

    バードストライク

    伊丹空港に着陸する寸前の飛行機が急上昇しました。

    ???と思っていると機内放送で「当機の前に着陸した飛行機が鳥とぶつかり、

    現在滑走路の確認中です」とのことで、久々のバードストライクの影響を受けました。

    おかげで伊丹空港到着が30分ほど遅れる状態に。。。

     

    この飛行機と鳥がぶつかるバードストライク、世界のどの空港でも起こっており、

    対策をしているはずですが未だに世界中で起こっています。

     

    自然を人間がコントロールすることの難しさを感じると共に、遭遇時は事故と

    考えるほかないですね。。。

    2021年08月16日

    北海道での距離感・・・

    北海道をレンタカーで走っていると苦労するのが距離感です。

    本州の距離感が通じないので、次の目的地まで走るのに軽く1時間など

    距離の間隔が狂ってしまうこともしばしば。

     

    さらに、カーナビに住所を入れても該当地に店がないなど今回も苦労

    しました。グーグルマップで確認したくても「圏外・・・」ということも

    しばしばですので、カーナビやグーグルマップが存在する以前のように

    地図とルートをある程度頭に入れておかないと苦労します。

     

    ただ、本来の旅とはそのようなものであり、便利さに慣らされすぎている

    ことを再実感しました。

    2021年08月15日

    圏外のお宿

    久々に携帯がつながらないエリアの宿に宿泊しています。

    チェックイン時、事前精算だったのですが異様にクレジットカードの認証に

    時間がかかっていると、フロントの方が「衛星を通じてなので・・・」とおっしゃって

    いました。

     

    ただ、wi-fiはかろうじてつなぐことができ、こういったエリアでも顧客サービスを

    追及されているんだな~と驚きました。

    ただ、部屋の案内に

    「〇×温泉では衛星回線のインターネットを利用しております。衛星回線ははるか

    赤道線上の静止衛星を利用している関係で速度が遅く同時に接続するのも限られております」

    との表記があり、詳細な説明に悲壮感がただよっています。

    (このブログを書いたら、私も回転を停止させる予定です。)

    2021年08月14日

    北海道大学植物園

    北海道大学植物園

    に行ってきました。

    以前から興味があったのですが、なかなか訪問する機会がなく、やっとの訪問でした。

    コロナ禍で一部施設が閉鎖されていましたが、広大な園内では見どころが多くありました。

     

    博物館に南極物語で有名な「タロ」の剥製があり、驚きました。

    実地を見て回ると思いもよらぬ出会いがあるので勉強になります。

    2021年08月13日

    ニセコのご都合主義的な宿泊税

    ニセコのホテルにチェックインすると、事前支払いを求められました。

    1泊2食プランで予約したのですが、「レストランでお飲み物を頼まれる際は、財布をお持ちください」

    と言われるほど、ホテル側のオペレーション重視の姿勢に苦笑い・・・。

     

    フロントで料金を支払う際に「ニセコ宿泊税が総額の2%かかります」と言われ???。

    フロント横に置いてあるPOPを見ていたら「昨年からはじまりまして・・・」とフロント

    スタッフさんも苦笑いされていました。

     

    サイトを見ると、まあご都合主義的なことが書かれており、そんなことは観光客の税金でなく、

    観光で利益をあげた企業なりから徴収して賄えば?と思う内容でした。

     

    コロナ禍以前、国際的な観光地として知名度を上げたことでなんでもありになっている

    感がありますが、こういったご都合主義的な宿泊税が世間に受け入れられるのか

    注視していたく考えております。

    2021年08月12日

    黒川温泉2030年ビジョン

    黒川温泉2030年ビジョン

    というサイトを拝見しました。

     

    現在までの歩みと、未来への目標が明確に数字に表されており大変すばらしい

    取り組みだと思います。

    コロナ後もきっと繁盛する温泉地であることを思わせる内容でした。

     

    何より素晴らしいのが黒川温泉の宿全体が一つの方向を向き、仲良く協業されている点に

    尽きるかと思います。全国を回るとまだこの領域に達していない地域も多く、前向きに

    どんどん歩みを進める地域とそうでない地域の「差」はますます広がっていくことでしょう。

     

     

    2021年08月11日

    無理ゲー社会(小学館新書)

    を読みました。

    一部、悲観的すぎる感もありましたが、今の社会を改めて知るにはよい

    書籍だと思います。

     

    旅館に泊まる層というのは、本書籍で悲観的に紹介されている層ではありませんが、

    「旅館に泊まる」ということが極限の贅沢に感じたり、そもそもそういった機会も

    ない層が今後一定数以上存在することも考慮する必要があります。

     

    となると、今後はリピーター化や新しい客層を機動的にリサーチしてアプローチする、

    ということがますます重要となってくるでしょう。

     

     

    2021年08月10日

    オリンピック特製ポロシャツに思う

    所用で某金融機関の法人窓口に行きました。

    当該金融機関はオリンピックの公式サポーターらしく、行員さんが

    五輪特製と思われるポロシャツを着て業務にあたられていました。

     

    ただ、金融機関店舗内は精密機器も多いせいか鬼ようなクーラーの

    きき具合です。外から入ってきた私でも一瞬寒さを感じるので、ずっと

    そこで働く人たちにとってはいかがなものか?と思ってしまいます。

     

    そもそも、このご時世に「オリンピック」に乗っかることがマイナスにも

    捉えかねない中、なんだか不合理なことさせられてるな~と。

    何の感動も感慨も受けず、店舗を後にした次第です。