• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年5月
    « 4月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2008年04月04日

    思考の停止状態

    ある方と「JRの対応」の話に。

    地方のJR駅(特に新幹線)の最終便近くに乗ると寝過ごしてしまうケースがあるとのことです。そんなときの対応として、1時間吹きさらしのホームで待てという駅員と、「しょうがないですね~。」といいながらこっそり改札を通してくれる方の違いはなんだろう?という話になりました。

    その時は駅員が昔ながらの駅員であれば融通がきく、アルバイトの駅員なら融通がきかない、という流れになりましたが、後々その「意味」を考えていると

    昔ながらの駅員さん
     ルールに縛られる前に、まず「駅員」としてのキャリアが長い為に、経験から判断できる。
     (ルール一辺倒に対応するよりも、融通を利かせた方が後々ファン客になるので無意識にそういった行動を行う)

    アルバイト駅員さん
     いわれたことを遵守するがために、通り一辺倒の対応しかできない
     (一種の思考の停止状態に陥る)

    ということではないかと、ふと思いました。

    法令を遵守することは当たり前のことですし、ルール無視は決して許されません。が、「思考の停止状態」に陥り、考えることをやめて行動を縛られることの悲しさも知る必要があると思います。
    そういう意味で「昔の駅員さん」の仕事は誇りに満ちているのでしょう。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】